6月7日、6羽の内4羽が巣立ち、そして翌日残りの2羽も。全部が無事巣立ちました。 個体(親とヒナ)によっては巣立ちの後二度と姿を見せないこともありますが、今回の子たちは付近の空をビュンビュン飛びながら車庫の中にも頻繁に戻って来て、下の写真のように電灯線に留まったり巣で座ったりして、親が運んでくる餌を待っています
親が戻ると、大騒ぎ「ちょうだい、ちょうだい」
この真下には最近買い替えたばかりの軽乗用車が置いてあり、そのままではウ〇チ攻撃を受けるのでアマゾンで買った厚手の養生シートを掛けてあります
巣にいる子、まだ巣立ちしたばかりの幼い雰囲気
アルミの園芸用脚立に留まってじっと見ている子
不思議なことがありました
巣の一部が欠けていたのですが、6月9日(全数巣立ちの翌日)補修されていました。巣立ちが終わっている巣が直後に補修されるのは初めて見ました。
この補修、行ったツバメは2つの可能性があります。
①6羽を育てている現ペア
②この巣を利用して、これから子育てをしようとしている未来?のペア
親ツバメにとって巣は、卵を産み、孵化させそして生まれてきたヒナを育てるための場所で、ヒナが巣立ったあとは不要の物であり、巣を補修することは考えずらいので、①は可能性小、恐らくは②か。。
以下今日現在(6月11日)
それぞれの飛翔。 夕日を浴びて近くの電線に留まって親から餌を貰ったり、中には近くで飛ぶ虫を追いかけて捕まえようとする子も(まだ捕まえることは出来ないようです)
ツバメの卓越した飛行能力は、この3羽の翼を見ても想像できますね。つい3,4日前まで大空はまだ未知の世界だったはずなのにもうこんなに飛べるなんてすごいな。
日が沈もうとする少し前、一斉に飛び立ったかと思うと、我が家の周囲の空に沢山の円を描くように高速で飛び始め、中には私のすぐ目の前を誇らしげに飛行技術をみせるように飛ぶ子もいて、そしていつの間にか車庫の中には子ツバメが集まっていました。親はもう懸命に餌を運んで、特にオス(お父さん)は、暗くなり始める19時過ぎまで休むことなく働きづめでした。 このくらいしないと6羽もの子は育てられないのかもしれません
夜のヒナ、ほんのわずかの間にさらに成長して成鳥に近づいている感じがします
巣には2羽だけ、補修してあった巣は再び破損(欠け)していました。この大きなヒナが何羽も乗ったら、僅かの泥と藁(草)で出来た小さな巣は壊れてしまいます。でもたとえ壊れた巣でも、ヒナにとっては自分たちが育った大切なゆりかごです
何はともあれ、無事6羽とも巣立ってくれて良かった。ヒナが成長して来年の春再び日本に戻れる個体は、ごく僅かだそうですが、この子達は出来ることなら全員そうあって欲しい、頑張って