星とか日々とか

ブログはじめました/2011/12/10

初秋の星空  2019年9月15日

2019-09-15 23:32:51 | 星空

9月も半ば、既に秋ですが、突然猛暑が戻ったかと思えば、ストーブが欲しくなるような肌寒さだったり。 今日は一日快晴で暑い日でしたが、秋を知った蝉が大急ぎで 鳴いていました。 幼少の頃、9月中旬に蝉の声を聞くことなどまず無かったです。温暖化の影響でしょうね。

もう1週間前になりますが、久しぶりに赤道儀を使って星空を撮影しました。真夏の銀河は今年最後のチャンス、かな。

まずは、夏から秋の天の川です。完璧な晴れではなく時々霞のような雲が流れていました。

2019.09.06 25h19m   Nikkor24mmF1.4ED (1.4)  SOFTON-A /  SONY α7s(HKIR)ISO 1250 exp.30sec (10 pic,comp total 300sec)  flat correct /SKYMEMO-S

 

続いて、秋から初冬の天の川、夏のような派手さは無いですが、秋に相応しく爽やかです。

2019.09.06 25h39m   Nikkor24mmF1.4ED (1.4)  SOFTON-A  / SONY α7s(HKIR)ISO 1250 20sec  flat correct /SKYMEMO-S

 

次の2枚は望遠。  夏の天の川、はくちょう座の一等星デネブの脇にある北アメリカ星雲(NGC7000)とペリカン星雲(IC5067〜5070) いかにもその形ですね。

2019.09.06 25h01m   KOWA PROMINAR 350mm F4  / SONY α7s(HKIR)ISO 4000 exp.20sec (15pic,comp total 300sec)  flat correct /SKYMEMO-S

 

そして秋の星座ペルセウスにあるカリフォルニア星雲(NGC 1499)、こちらも米国のその州に似ているのだそうです。

2019.09.06 26h02m   KOWA PROMINAR 350mm F4  / SONY α7s(HKIR)ISO 6400  exp.20sec (15pic,comp total 300sec)  flat correct /SKYMEMO-S

一応何とか撮影出来て、やっと秋を迎えられそうな気持ちになりました。。

使用した小型赤道儀「 SKYMEMO-S 」は、2015年に購入したもので、その後バランサーや赤緯微動ユニットなどを追加し、さらにマウントヘッドへの アリミゾの取付(標準は1/4Wネジ1本のみなので、M3ネジ2本て補強)などをして現在に至っています。この赤道儀による長焦点の使用例はあまり見かけませんが、十分な剛性・重量のある三脚に搭載し、重量バランスをきちんと取れば、安定した動作をしてくれます。使用しているα7sの場合、 30秒以上のバルブ露出では、微光性の消失が若干発生することは知られており、故に優秀な高感度特性を逆手に取り、30秒以内で露出可能となるISOを設定して撮影する、という常套?手段を使えば、350mmの焦点距離なら十分自動追尾で対応できます。軽量なので光害の少ない場所への移動も容易です。 一時は手放そう、と考えたこともありましたが、 思いとどまって良かった。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第9回 癒しの森コンサート 2019年9月1日

2019-09-01 18:37:39 | 音楽 絵画 芸術

夏が終わり初秋の風が吹くころ、北信濃、とりわけ信濃町と近郊の人たちが心待ちにしているひと時が今年もやってきました。 総勢120名の大オーケストラの演奏を、ほんの近くの会場で満喫することが出来るのです。感謝以外の何物もありません。

約2時間の演奏が、すーっと流れるように終わってしまった、というのが実感で、もう一度聞きたいです。信濃小中学校吹奏楽部も 部員が増えて演奏が重厚になり、曲目も当地の四季をイメージさせる優しくも深い作品でした。 東京音楽大学の演奏は3曲、どれも勿論素晴らしのですが、特に最初の作品、「三善晃/管弦楽のための協奏曲」は一言で言うなら  「月曜の朝出勤したら、苦情の電話が殺到していて、それの対応に追われた1週間」 という感覚に近い強烈なもので、しかし決して 悲観させず最後にはどこか崇高な場所に向かう高揚で、すっ!と終わる。切れの良い(良すぎるほど)何とも不思議な曲でした。

家の周りでは既に秋の虫が鳴いています。 毎年、このコンサートで芸術の秋を先取です。 多くの演奏家(学生さん)と著名な指揮者、沢山の楽器を携えて遥々来てくださる東京音楽大学、ボランティアの方たち、1つの オーケストラがコンサートを開催するのにどれだけの多くの人が関わらなければ決して実現しないことか。 誰にでも何にでも感謝。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする