庭にルピナスが咲いています。 今日は遠くでセミが鳴いていました。 もうそんな季節になりました
6月1日までかなり寒くその後は雨が2日間続いて、親ツバメはずぶ濡れ状態で必死に餌運びをしていました
6月3日
全身が濡れているオス(お父さん) ヒナに餌をあげたあと入念に羽根の手入れと水気取り。 水をはじく羽毛とは言え、これだけ濡れたらやはり相当寒いはず
夜は、オスもメスも泥のように眠っていました。よほど疲れたのでしょうね
ところで、3日前に体調の良くなかったメス(お母さん)が見事に回復しました。 この日はまだ完全ではなさそうでしたが、夕方雨が止んだころから、オスとともに何度も往復してヒナたちに餌を与えていました
もしメスに万一のことがあったら6羽のヒナをオスだけで育てるのは難しいし、或いは遠く南国から飛んで来たのは日本で子育てをするためなのに、それが出来ずに終わったらメスが不憫、などいろいろネガティブなことが頭をよぎりましたが、そうはならずほんとうに良かった
6月4日 今日夕方の様子、巣が小さいというか6羽でバタバタすれば当然ぎっしり、ヒナでいっぱいの状態です。 もう間もなく巣立ち。 近くをうろついているカラスはいまのところ巣に接近する様子は無さそうですが、要警戒
「うわわっ、落ちる落ちる!」 羽根をバタバタと動かして留まる場所や方向を変えたりするたびに、ハラハラします。。
3日前には具合が良くなかったメス(お母さん)は、今日は薄暗くなり始める夕方7時過ぎに餌をたくさん銜えて戻ってきました。一日に餌運を何度も。 すっかり良くなったのは明らかです。 体調を崩した原因は、やはり急激な寒さと雨ではないかと思います。ただそういう時に決して無理をせず、飛ぶ回数や運ぶ餌を減らして体力を温存し、巣立ち間際のヒナの世話に備えたのではないか、と思います。 自分に万一のことがあれば子孫を残すという唯一の目的が消えることを本能で知っているのかもしれません。 いずれにしろ奇跡的な回復でした
今日の月齢は8.4、満月よりも前にヒナたちは大空へ