星とか日々とか

ブログはじめました/2011/12/10

駒ヶ岳千畳敷の夏     2022年7月31日

2022-07-31 22:53:22 | 

ツバメのヒナが全部巣立った翌日の7月28日、駒ヶ岳千畳敷に日帰りで行ってきました。 昨年11月にも星空観望で行きましたが、

このときは真冬そのものの強烈な寒さ(+信じられないくらい綺麗な星空)。 今回は真夏の標高2600m。

(2回とも多種多様で手軽な旅行を提供している裾花観光さんのツアーを利用させていただきました)

天気予報では曇り一時雨だったので、雨具(ポンチョ)の出番必須かと思っていたのですが、ロープウェイが山頂駅に着いたとたん、

奇跡的な晴れ間が広がりました。ほんと奇跡のようでした。 まぶしいくらい。

今回フラワーガイドをお願いしてあり(他の方と合わせて5名ほど)、花の名前や特徴をたくさん教えていただきました。

その中のひとつ、チングルマの群生です。

チングルマは季節によりその姿が変わり、花が咲いたあとはこのようになります。説明を受けなければとても同じ植物とは思えません。

 

もうひとつ、おとぎりそう

この花の名前はWebで検索するとたくさん出てきますが、その薬効故、人の欲と理性の喪失が起こした過ちを由来としており、こんな

可愛い花にあのような名前を付けることないだろ! と言いたくなってしまいます。 私は先入観念無く最初この花を見たとき、なんと綺麗

で可憐な花、と思いましたが、みなさんはいかがでしょうか。 花の姿は、決して名前由来のものではないです。有史より遥か以前から

この姿ですから。

山の天候は一瞬で変わるといいますがそのとおりで、先ほどまで晴れていても2分後には頂が雲に隠れ、暑い夏の日差しが消えて

冷たい風が吹き始めました。 ここで、いつか夏の天の川も見てみたい(撮ってみたい)  写真左側の建物はロープウェイの山頂駅

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ツバメ  残りの2羽も巣立ち    2022年7月27日

2022-07-27 19:02:37 | ツバメ

昨日に続き、残っていた2羽も無事巣を離れ、3羽すべてが巣立って行きました。

1羽は朝7時過ぎに、そして最後の子は9時半ごろ。1羽めの子は朝、定点カメラのチェックをしたら、「あれ1羽いない」
と気が付いて分かり、玄関に出て外を見ると親(多分お父さん)と電線に留まっていました。

電線の上でばたばたと元気いっぱい

1羽で残った子はぽつんとしていて、何となく寂しそう。

僕、最後になっちゃった。。

「慌てることないから、お前が自分で決めればいいから」 

まだ幼いヒナの時に少し成長の遅い子(恐らく遅く生まれた)がいたけれど、この子かもしれません。

親が2羽ともやってきて、1羽はヒナの横に留まり、もう一羽は車庫の中を飛び回っていました。早く飛び立って欲しい、

それが親鳥の願いのはず。 その後もこの子は怖いのか、そのまま巣で佇んでいたようだけれど、9時半ごろ車庫に行くと

丁度その時巣から離陸して車庫の中を旋回した後、凄い勢いで外に飛んでいきました。初めてでもあんなに飛べるんだ。

いつもながらツバメのヒナの飛行能力には驚かされます。

もうあの子たちには会えないかもしれないと思っていたけれど、お昼過ぎに3羽のヒナが電線に留まっているのを見つけました。

この付近にツバメの巣は他にないようなので、ほぼ間違いなく我が家から巣立った子たちです。昨日巣立った子とも無事会えたようです。

親は交互に餌を運んで大忙しです。

午後天候が急変し、大雨。ずぶ濡れになりながら餌を貰っていました。

一昨日まで3羽のヒナが元気に鳴いていた巣には、もう誰もいない。 ずっと見守ってきたので勿論巣立ちはうれしいですが、

やはり寂しさはあります。

巣の中と下の受け皿を確認すると、卵がひとつ落ちていました。重さがあり空ではないですが少しヒビが入っていました。

巣の高さくらいから落ちたと思われ、ツバメが意図して落としたのか、誤って落としてしまったのかはわかりません。

ただ巣の中は見た目よりも広く、きれいに円錐形に整えてあり、4、5羽なら育てられそうなので、誤って落としてしまった

というのが私の推測です。 この卵、しばらくしたら庭にそっと埋めてあげるつもりです。

あと2か月ほどで、東南アジアに向けての渡りの試練が彼らを待っています。 今年最初のペアの子5羽と合わせて全部で8羽

が巣立っていきました。 みな、どうか元気で無事で。  2組のペア、我が家の車庫を選んでくれてありがとう。

コメント (2)
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ツバメ  3羽のうち1羽巣立ち     2022年7月26日

2022-07-26 22:56:51 | ツバメ

午前中、3羽のうち1羽が巣立ちました。

朝8時過ぎにはまだ3羽ともいたのですが、9時半過ぎ何気に定点カメラの画像を見ると、巣の外にヒナらしき姿が。

車庫に行ってみると、1羽が既に「離陸」して止まり木(ケーブルループ)にいました。 他の2羽も落ち着かない様子で飛びたそうに。

全景です。 巣にいる2羽の子、巣立った子、真ん中には両方に餌を運んでいる親(この写真ではお母さん)

巣立った子。 出発してみたものの、どうしていいか分からず不安いっぱいの表情です。 

しかしこのあと11時過ぎにもう一度定点カメラで見ると、なんとこの子扇風機の上に乗っていた!! 急いで車庫に行ってやめさせようと

した矢先にタイマーで扇風機が運転開始、首振りを始めたファンのガードの上にまだ乗ったままだったけれど、さすがに相当傾いてきて

異変に気付いたらしく、さっと離陸してそのまま外へ飛んで行ってしまいました。 外に出る踏ん切りがつかなかったのを扇風機で余儀なくされた。

ちなみにこの扇風機は、例えツバメが留まっているときに回り始めてもガードとファンは十分距離があり、ツバメの足に万一のことはない

構造なのですが、それでもヒヤリとしました。。。

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外に出ていったヒナの姿を探すと、すぐに親2羽が迎えに来ていて、3羽で付近を高速で飛び回っていました。高度も相当高いところまで、

先ほどまで怖がっていたヒナとはとても思えない素晴らしい飛行を披露してくれました。 

ヒナの初飛行を終えて、車庫前の電線で休む3羽。 上からお父さん、ヒナ、お母さん

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残った2羽の子の様子

「あの子、飛んでっちゃったよ....」

「明日は僕たちの番!」

今こちらでは夕立のような大雨と雷、明日の朝は晴れますように。この子達のために。

夜8時過ぎの様子。 隅の定位置にお父さんが見守りに来ていました。 ほんとうにこのペアはヒナたちのことを手厚くケアしています。

巣立った子とお母さんはきっとどこかで一緒だと思います。

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ツバメ   もうすぐ巣立ち    2022年7月24日

2022-07-24 21:55:04 | ツバメ

ヒナたちの成長の速さは驚くべきほどで、先日までまだ生まれたての雰囲気だったのがあっという間に今にも「飛べるぞ」の姿になって

きました。 1組目のペアの子5羽に対し、3羽なので貰える餌の回数もそれだけ多いのかもしれませんね。

正午過ぎにタイマー起動で扇風機が回り始めると、涼しそうにしています。

7月24日 午後の様子

7月24日 夜 (刺激しないように、そっと撮りました)

7月24日 午後 車庫の前の電線で休む親たち。 このペア特にオスは本当に私に慣れていて、手の届くところで作業をしていても

全く気にしません。勿論野鳥なので、懐くことはなくまたこちらも触れたりはしません。

見慣れたこの風景もあと僅かです。。

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ツバメ ひな3羽   2022年7月20日

2022-07-20 22:37:23 | ツバメ

ツバメのヒナの顔が見えるようになりました。 全部で3羽です。我が家で巣を作るツバメはヒナ5羽の場合が多いのですが、今回は3羽。

いつものとおり巣の中を覗いていない(覗かないようにしている)のではっきりしたことは言えないですが、下から見る限り今年1組目の

ペアのものよりもこの巣の方がよりも浅くコンパクトに作ってあるようで、もしかすると巣作りの時にその大きさ深さと育てるヒナの数を

決めているのかもしれませんね。。

3羽の子たち。 産毛がまだ一番ふさふさしている右隅の子が最後に生まれた子かな。 みな元気です。

ツバメのヒナは、誰に教わったのでもないのに、フンをするときは巣の中で上手に体を回しておしりを外に向けてします。

親はそれに気づくとさっと拾って遠くへ持って行きます。あまり綺麗でない話ですみません。 でも巣を清潔に保つこと、

そしてにおいを天敵に気づかれないようにするためにこの子たち(親たち)の行動は不可欠なのだと思います。

ここ数日は暑さが落ち着き、ヒナたちには涼しく一安心ですが、来週はまた暑くなりそう。

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