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星とか日々とか

ブログはじめました/2011/12/10

ツバメ  留守中に巣完成、産卵開始  2025年4月29日

2025-04-29 22:53:00 | ツバメ

4月16日くらいから巣を作り始めました。気に入った場所に土(泥)をつけ始めるので正確に「何日から」とはっきりしないです。 ただ最初に付け始めた2か所は、泥が付着せず落ちてしまい巣を作るのはどう考えても無理なので、安定して付着する少し脇に泥と藁を移してあげました(昨年一昨年も) 彼らが選んだのは、車庫の奥で外からは見えない場所、対して昨年は出入りがしやすいけど外から見えやすい入口。昨年2回目の巣立ち直前でカラスに攻撃されたので、今年は奥を選んだのかもしれません 

ツバメは野生生物なので、あまり手助けをするのは望ましくないのかもしれませんが、我が家の車庫は、豪雪対策用に鉄筋コンクリート造で通称「打ちっぱなし」と呼ばれるツルツルの表面仕上げのため、普通に泥をくっつけようとしてもつかないので、巣材が絡み付着しやすいように多少工夫をしてあげるのは許容範囲だと考えています

彼らが付けた泥と藁のわずかな量を安定した場所に付けなおしてあげると、「そうだ、ここが私たちの場所だったんだ」とばかりに泥を重ね始めました。壁にあるケーブルの2本の内1本は通電中の本物ですが、もう1本はツバメの巣材基礎用で電線としては使っていません。巣の作り具合を見ながら、巣材が付着しやすいように結束バンド(耐候性)を巻いてあげています。ツバメは気に入っているらしくペタペタとどんどん重ねていきます。ちなみに通電中のケーブルは、ツバメが突いたくらいでは外装に傷すら入らないので、感電する危険性はないです

4月19日

2割ほど完成、ここまでくればあと数日で完成です。巣の横にプラ袋で包んである部分は、ツバメが最初に巣を作ろうとした場所で、ここは巣材が安定して付着しないので諦めてもらうために施したものです

実はこの日は7日間外出にする初日で、この時出発1時間前でしたが、巣を順調に作れる目途がついて、一応ほっとして出かけることができました。あとはツバメさん頑張って

(7日間の外出についてはのちほど別に書き込みします)

外出先は家から約1900Km先、Webカメラで監視(防犯を兼ねて)見守りだけはしていました。 出発して4日目の4月23日、巣はほぼ完成していましたが、時々巣に入って動いていたので、中を整えていたようです

この2日後の夜帰宅しました

4月25日夜

北信濃のいつもの駅に降り立つと、出発した19日には殆ど咲いていなかった桜が見事な姿で迎えてくれました

4月26日

巣の外側はまだ完全に乾いてはいないですが、2羽がいない間に巣を確認すると、卵が1つありました! 産卵開始です。昨年は6個でしたが今年はどうか。。 

っと、手鏡を使って巣の様子を見ていたらお母さんが飛んできていてお互いびっくり! でも怒りも威嚇もせず私の近くで一周円を描いて飛んだあとまた外に出ていき、そして私が脚立から降りてしばらくしていると何事も無かったように戻ってきていました

4月27日夜

この日は卵が2個に。1日1つ。 巣に載っているメスは、巣の真ん中には降りず淵に留まっていました。今卵を温めてしまうと、後から生む卵よりも先にふ化してしまうため、それを避けているのだと思います。だれにどう教わったのでもなく、生きていくため子孫を残すために様々なことを知っているツバメたち、もちろん遠く南国からここまでピンポイントで来る飛行ルートも。 すごいですね

このペア、とっても仲がよく飛び立つときも示し合わせるように小さく鳴き、時々会話のように声を交わすこともあります

私に対しては、殆ど(全く)警戒心はなく、おそらくは天敵などを寄せ付けない自分たちにあるべき存在としてみてくれているのかもしれません

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ツバメ 寒い夜、並んでしのぐ   2025年4月15日

2025-04-15 23:30:32 | ツバメ

夕方通勤電車の中からスマホで車庫のカメラの画像を見たときには、一羽しかいなかったので、今日は相方は戻らないのか、と思いながら帰宅しました。

駅に降り立つとみぞれが舞ってきそうな寒さ、

一羽しか見えなかったツバメは、なんと二羽が一つの留場でぴったりと寄り添い仲良く休んでいました。(カメラは横方向に取り付けてあるので、重なっていた二羽が一羽に見えていた)

毛をまん丸くふかふかに立てているのでかなり寒いのでしょうね。長野駅前では今日桜が満開、けれどそこから30キロ北の当地はたいへん寒い夜です。今午後11時過ぎで外の気温は0.4℃、長距離を飛んできて体力を使っている夏鳥のツバメたちにとっては厳しい試練だと思います

先日4月12日の記事で、

この二羽、昨年も来てくれたペアの可能性が大きいと書きました。その理由として

①昨年と留まる場所が同じ(過去に来たツバメは、その都度それぞれが気に入った場所に留まっていて、この場所を2羽で選んだのは私の記憶にある限りでは昨年と今年だけ)

②一羽の左尾羽が欠損している(ように見える)

③私が真下付近まで行っても、怖がる様子はない

このうち②の左尾羽の件ですが、上の写真のとおり尾羽の欠損はなく正常です。ただツバメの換羽(換毛)に関する情報を集めてみると、「換羽によりすべての羽が替わる」らしく故に尾羽が元通りになることはむしろ正常であり、欠けたままの状態が年越しで継続することは無さそうだと分かりました。

そうすると今回のペアは、昨年と同じ子たち、或いは別の個体? それについては①と③に加え、

④上の写真で雄と思われる壁際の子が、昨日は自分の留場を「譲って」奥に行っていた

⑤小さな動作やしぐさなども昨年のペアと殆ど変わらず、またピピーィ!という警戒音の鳴き声は殆ど出さない

など、外観での同定が困難(ほかの野鳥もそうですが素人の私では不可能)ではあるものの二羽の様子からすると、私としては昨年と同じ個体だと考えています。

どうやって遠い遠い南国から飛んでくるのか、まだ詳しいことは分かっていないようです。それに人間には区別のつかない多数の個体の中から自分の相方やヒナを見分けるのはどうやって、など不思議なことだらけです。ともかく我が家の車庫で今年も巣作りと子育てをするのだと思いますが、静かに見守っていきます。

昨年は2回目のヒナがもうすぐ巣立ちというところで、カラスの襲撃にあってしまいました。今年はその対策を現在思案中です

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今年のツバメ来訪     2025年4月12日

2025-04-12 23:29:21 | ツバメ

今年のツバメ今日の午後車庫に来てくれました!  この付近で今シーズン最初のツバメが飛んでいるのを見かけたのが3月27日、その後気温の低い日が多く不安定な天候が続いていたためでしょうか、我が家への来訪は昨年(3月31日)より12日遅かったです

今日は自治会の会議があって外出中、その会議の合間に車庫の遠隔カメラの画像を確認すると、、居ました!(上の写真)

夜7時に帰宅して、車庫に行ってみると2羽が仲良く並んで休んでいました。奥の子は、すでにウトウトと眠り始めて。

この2羽、昨年も来てくれたペアの可能性が大きいです。その理由は

①昨年と留まる場所が同じ(過去に来たツバメは、その都度それぞれが気に入った場所に留まっていて、この場所を2羽で選んだのは私の記憶にある限りでは昨年と今年だけ)

②手前の子の左尾羽が欠損している(ように見える)

③私が真下付近まで行っても、怖がる様子はない

 下の写真は昨年4月の様子、今年と同じ場所に留まっています

 もし②が事実なら昨年のペアの可能性が極めて大きいです。昨年のペアの雄は、途中で左側の尾羽を失って(理由は不明)片翼でした。

今日訪れたばかりで夜なので、刺激しないようにゆっくり観察するのはやめて明日以降、落ち着いたら確認したいと思います

下の写真は昨年7月、右がオス。左尾羽が少し無くなっています。だたしそれを感じさせないほど素晴らしい飛行の名手でした

もし昨年のペアであったらそれは奇跡に近いことだし、またそうではなくても、縁あって我が家の車庫を選んでくれた2羽にできるだけ安心して子育てができるように見守りたいです

ともかく、遥か遠くの国からよく来てくれたね

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やっと早春   2025年4月6日

2025-04-06 23:12:17 | 

3月27日の驚異的に暑い一日のあとは一気に気温が下がったり上がったり、過ぎてみれば三寒四温かもしれないけれど、温度変化が激しすぎです

もう春は来ないのではないか、と思えるほどの豪雪だった今年の冬ですが、日差しと時折降る雨ですっかり融けてあとわずかになりました

冬の間、雪捨て場に使わせていただいている裏の空地の雪もあと少しだけ、ここには3メートルほどの雪が積もっていました。 小さくなって消えていく雪の山は何となく哀れにも思えます

太平洋側では、今ソメイヨシノが満開だそうで、テレビニュースでも毎日その様子や桜前線の解説をしていますが、北信濃ではまだまだ先、桜と梅とチューリップは4月末にほぼ同時に咲き、早春から春への移ろいが一気に進みます。それまであと2週間ほどです

例年と同じように日当たりのよい土手に福寿草がたくさん咲いています。この花、一度咲くとその後は茎の成長が先行して、花はしぼんだらそれっきりなのですが、今年は暑さのあと急激な寒さが来たためか、2度綺麗に咲きました

早春の寒さに強い植物と言えば、ダントツの福寿草の他、クロッカスとチューリップ

ふきのとうが花を咲かせ始めていたので摘んでみました。 このくらい成長してからだと天ぷらにちょうど良いのですが量が少なすぎるので、ふき味噌に。ほろ苦さが早春の味覚

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