先月末になりますが、四国に行ってきました。 今まで一度も北海道・四国・九州に行ったことが無く(正確に言うと、九州は種子島・屋久島はあり)、今回そのうちの四国に行く機会を得ました。 鳴門、金比羅様、松山、霊場、神秘の世界です。 自前で行くのは費用と所要時間の面でかなり無理があるので、以前から何度かお世話になっているアルピコさんのツアーに乗っかって
・・・真冬に出かけるときに一番心配なのが天候ですが、それが直前にえらいことに・・・
出発2日前の1月24日、午前中の穏やかな天候から一変、10年に一度と言われる強風を伴った大寒波に見舞われ、日本各地で交通が寸断されたのは皆さまご存じのとおりで、北信濃もかつて経験したことがない程の酷い吹雪に遭遇しました。 今回の旅では、松本から神戸までは空路(FDA定期便)なので、「これは欠航かな」と半ば諦めもしましたが、翌日午後には雪と風がなんとか収まりました。 前泊のため塩尻北まで行く直前まで家の周りや車庫の除雪作業に追われたものの、幸い翌日の出発への影響はありませんでした
1月26日
松本空港を午前10時半離陸、 松本(長野県中信地方)は雪があまり降らないのですが、今回の寒波で一面の雪景色でした。松本空港は写真の左上、緑の矢印のところです。 松本盆地が大きなテーブルだとすると、松本空港はそこに置かれた一膳の割り箸くらいの大きさです
神戸に到着後、中華街で昼食。 神戸市内に出るのは初めて
明石海峡大橋を渡り神戸から淡路島へ。 日本の土木技術の粋、雄大、そして美しい
鳴門のうずしお。 自然の力もちろん凄い、ですがこんな場所に橋を架けてしまう人間の英知もすごい(大鳴門橋)
3D画像からのキャプチャ。うず巻きが一番よく撮れた1コマです。 ちなみに左巻きと右巻きの渦があるそうです
うずしお観光船乗り場の道端にあったみかんの木、育てられているようではない自生に近い状態。雪国北信濃育ちの私には、真冬にみかんが実ること自体が驚異的です
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1月27日
金比羅様(香川) 麓から続く785段の階段、急こう配も多く上り堪えがあります
途中こんな子がいました。こんぴら狗。 江戸時代、金比羅様に行くことが出来ない飼い主に代わって、初穂料と食費が入った袋を首に携えて道中の人たちの助けを借りながら、無事代参をすませ再び家族のもとに戻ったそうです。 人々の情の深さと信仰心、それに動物に対する慈しみの心
金比羅様の社殿。威風堂々、広角レンズでも収まり切れません。長い長い階段を昇ってきた甲斐がありました
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香川から愛媛へ、「ぼっちゃん」の道後温泉、改修工事中です。4年ほどかかるとのこと。 現在この施設を利用するためには予約が必要です
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1月28日
四国 八十八箇所霊場の第51番札所の石手寺。 1318年に建てられた仁王門は国宝。 ここの鐘楼の鐘は、参拝者が鳴らすことができます。 何年(何十年?)ぶりに鐘を突きました
境内三重塔の回廊には、八十八箇所霊場の土が袋に入っておいてあり、それに触れると霊場を回ったのと同じご利益があるそうです
徳島-香川-愛媛、そして来島海峡大橋(写真)を渡り、途中いくつもの島を通って、四国とお別れ。一路神戸空港そして松本へ、 名残惜しい。今回は寒波の影響で、南国四国とは思えない寒さで、山にはうっすらと雪が積もったままでした。 けれど穏やかな瀬戸内海、良い温泉、初めての四国、ありがとう