星とか日々とか

ブログはじめました/2011/12/10

オリオンとおおいぬ、足早に西へ /早春の美味

2015-03-29 21:30:28 | 星空

記録的な豪雪だった今年の雪も、1か月前には想像が出来ないほど消えてきています。 田んぼや畑も土が見える部分が多くなってきました。 東京は桜が満開のようです

が、こちらではまだ1か月先で、今は雪の消えた土手で福寿草が咲いています。一方冬の夜空の主役オリオンとおおいぬは足早に西の空へ沈もうとしています。

北信濃は春が遅いけれど、その分4月末から5月初めにかけて桜や菜の花、リューキンカ、チューリップなどが一斉に咲き誇り、そのあとは眩しい新緑が続きます。

撮影:2015.3.27 20h14m

雪解けが始まると楽しみなものの1つが、「ふき味噌」です。田んぼのあぜ道などで採取してきた「ふきのとう」で作ります。近くの道の駅には、町内の人が出荷しているものが

並んでいて、1袋150~300円くらい、こちらは土やごみが殆ど取ってあるものが多く手間が省けます。 ふき味噌は独特の風味があり、熱々のごはんには最高です。作り方は

様々あるようですが、 私の場合は、ゴミや土を十分に洗い落してから細かく刻み、フライパンで少量の油とともに十分に炒めて完全にやわらかくまた水分も半分以上飛んでから、

味噌と少量の砂糖を入れてさらに弱火で炒めて出来上がり、という作り方です。 ちなみに微妙なふきの風味と味を楽しみたいのでみりんは使いません。

下の写真は、今日取ってきたふきのとうです。 冬は厳しい北信濃ですが、その分春の嬉しさはこのふきのとうのように山盛りです。 (usagi-hoshi)

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久しぶりの木星撮影

2015-03-22 20:52:13 | 星空

望遠鏡などを保管している庭先の小さな物置は、今年の記録的な豪雪で半分以上埋もれてしまい扉を開けることすら難しく約2か月以上機材共々冬眠していました。

ここ2週間ほどの暖かい日差しと雨でやっと雪が減ってきたので、先日久しぶりに中に入り点検をしました。幸い乾燥している場所なので、カビなどはなし、温度計

を見たら最低気温マイナス18度を記録していました。

昨晩は多少薄雲があるものの晴れていたので、動作テストを兼ねてドブソニアン望遠鏡改造webカメラで木星を撮影してみました。シーイングはかなり悪く、眼視でも

大きな縞が2本見える程度、四大衛星はひと時として落ち着くことが無く揺れ続けるくらい大気は安定していなかったので、どう頑張ってもこのくらいが精いっぱいの

写真です。 天候の具合を見ながらまた撮ってみようと思っています。 (usagi-hoshi)

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北しなの線 開業 2015年3月14日

2015-03-15 22:07:41 | その他 日々の出来事など

(写真をクリックしてください)

長野-妙高高原間の北しなの線が3月14日、開業しました。 北陸新幹線開通で長野駅や飯山駅はごった返していたようですが、こちらではご覧のように静か

で美しい雪景色の朝を迎えました。  ただこのシーズンよくある架線への着雪で、始発からダイヤが大きく乱れました。妙高高原での乗り継ぎで新潟県と長野県

を行き来する人も少なからずいるはずなので、時刻表どおりに運行することが今まで以上に要求されることになると思います。雪が降るのは当たり前なのが

北信濃沿線です。 しなの鉄道頑張って!

usagi-hoshi)

 

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さようなら信越線(長野以北)

2015-03-08 00:36:02 | その他 日々の出来事など

(写真をクリックしてください)

2015年3月14日、北陸新幹線の金沢延伸開業に伴い並行在来線の運命をもつJR信越線(信越本線)の長野駅より北は、しなの鉄道の北しなの線(長野-妙高高原間、 

妙高高原-直江津間はえちごトキめき鉄道)となります。 慣れ親しんだ信越線が無くなるのはやはり名残惜しいですね。  仕事を終えて快速妙高5号のリクライニング

シートに体を預けて休みながらの帰路、あるいは真冬の夜、古間-黒姫間の雪原を雪煙を巻き上げながらまるで滑空するように走る電車、 ひとつひとつが懐かしい思い

出となりそうです。

長野-妙高高原間は、素人目からも経営が厳しい路線であることは想像出来、冬の除雪費だけでもかなりの額となることが推測できます。 運行にかかる費用の大きさを

物語るかのように料金は相当に高くなっています。例えば長野-黒姫間の6か月通勤定期券がJR信越線では71,540円ですが、3月14日以降は123,990円 実に1.73倍です。

新幹線の開通と引き換えに並行在来線の沿線住民に負担がかかるのは私自身納得ある程度は納得できる部分とそうではない部分がありますが、しなの鉄道の独立採算

とする場合の料金としては精一杯低減した結果なのかもしれません。 いずれにしろこの路線が無くては通勤や通学、あるいは病院通いなどが出来なくなる人が大勢います。

だから少しでも電車を利用できる人はして、路線を存続させなければならないし、また利益が出ればその分を利用者に還元(料金低減)できるようにもしなければならない、

と思います。 

北しなの線は北陸新幹線の並行在来線ですが、逆に北陸新幹線を 「北しなの線の並行新幹線」 と呼ぶのはありでしょうか?(^^、  新幹線のような華々しい弾丸旅行

は無理ですが、美しい山あいの風景の中をのんびり行く、雑踏から解放された小旅行を楽しめます。  (usagi-hoshi)

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