記録的な豪雪だった今年の雪も、1か月前には想像が出来ないほど消えてきています。 田んぼや畑も土が見える部分が多くなってきました。 東京は桜が満開のようです
が、こちらではまだ1か月先で、今は雪の消えた土手で福寿草が咲いています。一方冬の夜空の主役オリオンとおおいぬは足早に西の空へ沈もうとしています。
北信濃は春が遅いけれど、その分4月末から5月初めにかけて桜や菜の花、リューキンカ、チューリップなどが一斉に咲き誇り、そのあとは眩しい新緑が続きます。
撮影:2015.3.27 20h14m
雪解けが始まると楽しみなものの1つが、「ふき味噌」です。田んぼのあぜ道などで採取してきた「ふきのとう」で作ります。近くの道の駅には、町内の人が出荷しているものが
並んでいて、1袋150~300円くらい、こちらは土やごみが殆ど取ってあるものが多く手間が省けます。 ふき味噌は独特の風味があり、熱々のごはんには最高です。作り方は
様々あるようですが、 私の場合は、ゴミや土を十分に洗い落してから細かく刻み、フライパンで少量の油とともに十分に炒めて完全にやわらかくまた水分も半分以上飛んでから、
味噌と少量の砂糖を入れてさらに弱火で炒めて出来上がり、という作り方です。 ちなみに微妙なふきの風味と味を楽しみたいのでみりんは使いません。
下の写真は、今日取ってきたふきのとうです。 冬は厳しい北信濃ですが、その分春の嬉しさはこのふきのとうのように山盛りです。 (usagi-hoshi)