今週始めの6月26日、長野県の中央、駒ヶ岳千畳敷に行ってきました。梅雨の最中ですが晴れ間に恵まれ、雨具の出番はありませんでした
しらび平駅からロープウェイで一気に標高2612mの千畳敷に進みます。 標高差950m、こんなところにロープウェイを建設する人間の英知は凄いですね。眼下は下りのゴンドラ、中間地点で出会います
昨年7月28日に訪れたときは真夏で、緑が濃く花が沢山咲いていたけれど今回はまだ新緑で、ところどころ残雪も見られました。気温は山頂駅で15度、湿度48%(午前10時)
数は少ないですが、もちろん花も咲いていました。 ハクサンイチゲ
イワカガミ
実は、花の名前も生態も全く詳しくなく、図鑑で見てもさっぱりなのですが、今回google のレンズというアプリを使ってその場で調べました。カメラを向けて撮るだけで可能性のある候補の写真をリストアップしてくれます。これは本当に便利な機能です。
ただ植物の種類は多種多様で同じように見えても別種は珍しくないので、もしこの名前が間違っていましたら、どうかご指摘ください
下界と異なるのは、空気が軽くて爽やかであること、それと雲がとても近いです
ロープウェイも山頂駅も人からみれば大きな建造物ですが、山々からみればマッチ箱のようです
今回一番嬉しかったのがこの花、オトギリソウ に再会出来たことです。黄色の小さな花と赤で先端が染まった葉を備えたたいへん綺麗な植物です。名前の由来は何とも酷いもので、よくもまあこんな可憐な花に、と思います。名前など人がつけたただの符号なので、気にせず咲き誇ってほしい
このオトギリソウ、なんとこんなところに咲いていました。山頂駅のマンホールの脇、桝と地面の僅かな隙間にある土と湿気を使って根を張っているようです
ツバメがいました。 軒下の巣がとっくり型で、鳴き方も我が家の車庫に来る子たちとは違う、千畳敷ロープウェイのブログによれば、イワツバメとのことです。 空を飛ぶのは得意中の得意のツバメですが、2600mもの高度でも空中で餌を採り子育てをする逞しさと環境への適応力、すごいですね