ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

はた迷惑な奴ら ~ AVP2 エイリアンズvsプレデター ~

2007年12月30日 | 映画
 昨日、歌舞伎町で『エイリアンズvsプレデター(以下:AVP2)』を見てきました。
 さすがに年末なので、電車の中も街の中も人が少ないですね。映画を観た後に立ち寄った秋葉原の街も、いつもより人が少なくて、歩きやすかったですね。

 さて、『AVP2』ですが、私の知った俳優が1人も出ていなくて、シナリオに何のひねりもありませんでしたが、単純で面白かったですね。約90分の上映時間が、あっという間でした。☆3.5の良質な作品です。

 『AVP2』は完全な前作の続編です。前作のラストシーンから話が始まります。
 宣伝を見ている方は、ご存知だと思いますが、今作の舞台は地球です。「貴方の街にエイリアンがやってきました。」と言う感じのストーリーですので、武装した人間達とエイリアン達の戦いを描いた『エイリアン2』に近いストーリー展開でしたね。そのため、今回はプレデター先輩の影が薄いですね。はっきり言って、話をこじらせているだけの迷惑なレゲエの親父です。

 前作は物語の設定自体に『ありえない感』が漂っていて、少しシラけて見ていましたが、今回は普通のホラー映画&パニック映画でよくあるシーンが丁寧に順序よく作られていたので、物語に集中して見る事ができました。スタッフは良い仕事をしていますね。『エイリアン』が好きな人達が作っているんでしょうね。

 プレデター先輩はオマケみたいな感じなので、スタッフは本当は『エイリアン5』を作りたかったんじゃないですかね。シナリオを少しイジれば、プレデター不在でも成り立つシナリオです。
 今回登場するプレデター先輩を、『証拠隠滅係』『プロの掃除屋』みたいな地味な設定にしたのが間違いの始まりじゃないですかね。

 とても面白く見れた『AVP2』ですが、1点気になることがありました。
 私の記憶では、今までのエイリアンシリーズもプレデターシリーズも、殺されるシーンが描かれる被害者は、成人男子&女子に限られていたと思うのですが、今回は、それ以外の人達(社会的に守るべき対象の人達)が殺害されるシーンが描かれています。これってアメリカ本国での上映は大丈夫なんですかね。私が気になるくらいなので、クレーム好きな人達の格好の標的になるんじゃないですかね。少し心配です。

 続編を見る度に思うのですが、やはりオリジナルの『エイリアン』と『プレデター』が一番面白いですね。何度見直してもワクワクしますもんね。
 私が生きているうちに、あと何度かは『エイリアン』と『プレデター』の続編を見ることになると思いますが、なんとかオリジナルを超える作品を作って欲しいですね。それも私の生きる糧です。『AVP2』は、次につながる終わり方をしていますからね。
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