ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

呆気なさすぎ ~ 訓練学校の同級生の初めての東京就活 ~

2010年10月28日 | 日々の出来事
 火曜日の夕方に私の携帯電話に嬉しいニュースのメールが舞い込んできました。

 そのメールは、先月まで佐賀の職業訓練学校で机を並べていた仲のよい同級生(もはや友人)の就職が決まったとの内容でした。一緒に6ヶ月間苦労を共にした仲だけに、自分の事のように嬉しかったですね。本当に良かったです。

 「佐賀の訓練学校で一緒だった。」と言う事で、友人が就職したのは福岡や佐賀だと想像される方が多いと思いますが、彼の就職先は東京です。そうです、彼も私と同じで、仕事のない福岡での就職活動に見切りをつけて首都圏での就職に踏み切った『出稼ぎ労働者』です。

 彼は私よりも10歳も若い35歳なのですが、9月1日の記事にも書きましたが、30代、40代、50代の福岡での就職状況は芳しくなく、彼も非常に苦労していました。ネットでエントリしても100社近くの会社から一次選考で落とされていたので、焦燥感が身体中から漂っていました。触れると爆発しそうな時期もありましたね。

 その彼が「首都圏でも就職先がないようならば広島の実家の家業を継ぐ。」と言う一大決心をして、先週、生まれて初めて東京の地を踏んだのですが、最初に面接を受けた電気工事の会社にあっさりと採用が決まりました。社長にとんでもなく気に入られたそうです。

 それを聞いた私はあまりの呆気なさに「今までの福岡での断られ続けた就職活動は何だったの?。」と言う感じです。「こんな事なら広島や福岡でくすぶらずに早く上京しておけばよかった。」と彼も悔やんでいました。
 採用が決まった最大の理由は彼の努力や人柄だと思いますが、就職先を首都圏に切り替えた事も大きな要因であるのは間違いないと思います。

 と言った感じで、今回は『求人が首都圏に集中している事』を改めて実感しました。
 最近の地方の高校生が、地元の企業の採用試験を受けずに首都圏の企業に最初から狙いを絞った就職活動を展開しているのは正しい戦略ですね。地方はパイが小さすぎます。

 今回は私も彼も幸運にも就職できましたが、福岡に残っていたら、まだ失業中か、最低賃金ギリギリの望まない仕事(取得した資格が何の役にも立たない仕事)に就いているか、のどちらかだったでしょうね。まぁ、2人とも独身で身軽と言う哀しさが今回は吉と出たようです。

 佐賀の職業訓練学校に通った我々2人が「本当に首都圏に出稼ぎに来てよかった。」と思うのは今後の頑張り次第ですね。『2010年10月』が『人生が好転した月』となるように生きる事にします。
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