ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

はじめての嗚咽 ~ 私は貝になりたい ~

2008年12月30日 | 映画
 昨日は歌舞伎町で中居正広さん主演の『私は貝になりたい』を観て来ました。

 オリジナル版を知っていたので、結末は判っていたのですが、それにもかかわらず何度か泣いてしまいました。良い作品でした。

 私の好きな仲間由紀恵さんが奥さん役を演じている程度の事前情報しか持っていなかったので、途中でSMAPの草なぎ剛さんが出てきた時にはビックリしてしまいました。
 草なぎさんの出演時間は全部で10分くらいだと思うのですが、草なぎさんが去っていくシーンの時は嗚咽が出るくらい感情がたかぶって泣いてしまいました。こんな体験は生まれて初めてですね。それくらい草なぎさんの演技が自然で見事だったんでしょうね。マイアカデミー賞2008の最優秀助演男優賞候補にノミネートされました。このシーンが一番心に残りました。


 本作は、仲間さんの美しさ、キャスト、シナリオ、ロケ地、音楽、特撮、等の全てに文句のつけようのない作品なのですが、私の評価は☆4つです。

 ☆5つの最高点にならなかったのは、中居さんと仲間さんが美男美女すぎたことです。
 熱演&好演なのは間違いなくスクリーンからヒシヒシと伝わってきたのですが、全体のバランスを考えると違和感を覚えました。もう少し地味目の俳優さんを使った方が良かった気がします。『武士の一分』の木村拓哉さんの時に感じた感覚と同じですね。ある意味ミスキャストだったと思います。


 公開されて1ヶ月くらい経過していたので客席は10人くらいしか埋まっていませんでしたが、みなさん泣いていました。戦争や人間について考えさせられる作品なので、是非多くの人に観て頂きたい作品ですね。

 それにしても中居さんはハンサムですね。司会業で笑っているイメージしかなかったのですが、スクリーン映えするので、違う作品も映画館で観てみたいですね。
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