ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

総合格闘技家の打撃 ~ Dynamite ~

2009年01月02日 | 格闘技・プロレス
 今年の年越しはペーパービューの『Dynamite(ダイナマイト)』を見ながら過ごしました。

 元旦の0時に始まって朝の6時15分に終わったので完全に徹夜でしたが、全17試合が全て面白い良い興行でした(K-1甲子園のリザーブマッチのみ放送されず)。キン肉万太郎の試合だけはいらなかったかもしれません(格闘技で覆面を被るのは時代に逆行しています)。
 ハンセン選手の急病(?)によって中止になってしまったセミファイナルのカルバン選手の試合が実現していたら、更に盛り上がっていたでしょうね。

 興行の成功は、第2&第3試合のK-1甲子園の準決勝2試合の盛り上がりがあったからだと思います。4人の高校生のアグレッシブさは素晴らしかったです。今後10年のK-1MAXが楽しみですね。

 大会全体を見ると、期待通りの強さを見せてくれた青木選手が一番素晴らしかったのですが、印象に残ったのはK-1選手と総合格闘技選手によるK-1ルールの3試合でした。
 ボクシング技術の高い川尻選手、ムサシ選手、オーフレイム選手の3人でしたが、まさか3人とも勝つとは思わなかったですね。やはり当たれば一発で勝てる打撃の試合は怖いですね。負けた3選手も恥じることはないと思うので、今年も頑張って欲しいですね。

 メインイベントの桜庭選手と田村選手の試合は、密かにUWFの最終系のような流れるような試合を期待していたのですが、緊張感のある普通の総合格闘技の試合で終わってしまったのは残念でした。やはり桜庭選手の体調が悪かったんですかね。並んだ2人が同じ歳とは思えないほど桜庭選手が老けて見えました。

 ただし、期待していたUWFの最終系のような流れるような試合は、UWFの流れを汲む中村選手と所選手の試合で見ることができたので満足しています。関節技の取り合いで観客が沸くのを見るのは素直に嬉しかったですね。UWFが目指した観客論が伴ったリアルファイトは、確実に若い選手に引き継がれているようです。


 と言う感じで非常に満足した『Dynamite』でした。
 先日の『UFC92』と今回の『Dynamite』と、非常に良い興行が続いたので、1月4日の『戦極』もアグレッシブルな大会になることを祈ります。

 それにしても、究極の打撃スキルを持つエディ選手を完封した青木選手の試合を見てしまうと、五味選手も北岡選手に完封されるような気がしてきました。五味選手にはその不安を払拭して欲しいのですが、流れは北岡選手に傾いている気がします。
 五味選手vs北岡選手の試合は、早く見たいようで見たくない試合ですね。
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