ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

良質のSF映画 ~ ウォーリー ~

2008年12月21日 | 映画
 昨日は久しぶりに錦糸町の映画館で『ウォーリー』を観てきました。

 マイアカデミー賞2008の長編アニメ部門を選考するためには、今年中に必ず観ておかなければいけない作品でした。「打倒、崖の上のポニョ」で最も期待できる作品です。

 結論から言うと私の評価は☆4つです。良くできたSF映画でした。

 テレビの番組宣伝やコマーシャルで、後半の部分の映像を観てしまったのは失敗でした。観ていなければ、もう少し驚いたり感動できたりしていたと思うので残念です。それくらい後半の展開は意外ですからね。
 こんな残念なパターンが最近は多いので「地デジ移行はせずに、テレビとの付き合いを止めてしまおうかな。」と考えたりする今日この頃です。

 さて、本作ですが、ネタバレが多いのであまり書けることはありませんが、SFが好きな人には楽しめるのではないでしょうか?。子供向けと言うよりは大人向けのような気がします。
 単なる可愛いロボット物の映画と思って観ると、少しショックを受けるかもしれません。これはペンギン映画の『ハッピーフィート』を去年観た時と似た感覚ですね。

 本作を楽しめるかどうかは「ロボットに感情移入できるか否か」が重要な要素です。
 明らかに性別がない(?)ロボットを見て、その仕草から男性女性のイメージを膨らませることができないと、違和感を覚えたままエンディングを迎えてしまうことになると思います。ロボット物の漫画やアニメに慣れ親しんでいる日本人には感情移入しやすい作品であるのは間違いないですね。


 ピクサー・アニメーション・スタジオの作品では、

 1.ミスターインクレディブル
 2.モンスターズインク
 3.トイストーリー2

が私のベスト3なのですが、『ウォーリー』は、その牙城を崩すまでには行きませんでした。まぁ、ピクサーの作品は、どの作品も素晴らしいので、順位付けに意味はあまりないですけどね。

 秋葉原の輸入DVDショップでは既に本作が売られています。その店頭デモを先日足を止めて観たのですが、観た記憶のないシーンがいくつかあったので、結構カットされているシーンがあるようです。
 来年の夏ぐらいになると思いますが、ブルーレイ版が日本でも発売されたら購入することにします。ディレクターズカット版(?)を観るのが楽しみです。
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