ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

どうなる運命の一戦 ~ 青木 vs メレンデス ~

2010年04月17日 | 格闘技・プロレス
 その勝敗が今後の日本の総合格闘技界の流れに大きく影響するであろう試合がアメリカのテネシー州で明日行なわれます。CBS放送局で全米にゴールデンタイムで生中継されるその試合は、

 『青木真也選手 VS ギルバート・メレンデス選手』

の一戦です。
 アメリカの総合格闘技イベントの『ストライクフォース』のライト級(70kg級)の王者のメレンデス選手に、日本の総合格闘技イベント『DREAM』のライト級王者の青木選手が挑戦者として挑むストライクフォースのライト級タイトルマッチです。全世界の総合格闘技ファンが注目する試合ですね。

 青木選手は現在の日本人総合格闘家の中では『強さ』が世界で認められている数少ない選手です(ただ1人と言ってもいいかもしれません)。世界中の選手からその首を狙われていた桜庭選手や五味選手が既に『伝説の格闘家(レジェンド)』扱いされて過去形で扱われている今、強さの幻想が残っている日本人選手は青木選手だけです。

 その青木選手が今回の試合で敗北した場合は、日本の総合格闘技界が被るマイナスイメージは計り知れないと思うので、是非とも青木選手には今回は勝利して頂きたいですね。青木選手が強さの象徴でいる限りは「日本にもチャンピオンがいるんだ。アメリカだけが一番じゃないぞ。」とまだまだ誇ることができますからね。

 それにしても、こんな祈るような想いで試合結果を待つのは、1997年に行なわれた『PRIDE』の高田選手とヒクソン選手の試合以来です。負けた場合のリスクが異常に高すぎる試合はファンとしては見たいようで見たくありません。本当に心臓に悪いです。
 当時は高田選手がヒクソン選手に負けた事でプロレス最強論が崩壊に向かいましたが、今回青木選手が負けたら、この20年近く世界をリードしてきた日本の総合格闘技の一時代が幕を下ろすことになる気がします。

 とにかく青木選手には全米の視聴者が「アメージング。」と驚くような摩訶不思議な関節技で勝って、統一チャンピオンとして日本に凱旋して欲しいですね。青木選手が勝てば今後もストーリーが続き、新たな展開にもつながります。
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