銀杏は同じ姿。

晴天の午前であったが風が冷たい。
昨夜遅く、弟の一周忌法要についての報告電話が姪から
あった。
今春一月にこの世を去った弟に礼を欠き、申し訳なくお詫
びした。

「頭のカットに行って来たら随分伸びちゃっているわよ」と
言われた。

天気が良いので「行って来るよ」と出かけ、帰りは銀杏並木
を、何も考えず黙々と登って歩んだ。
登りきらず丁度そこにあったベンチで休憩、腰を下ろした。

これと言った感興もなしのまま、無心で 「黄金」 の周囲を
撮った。