カラスのからの巣

２月に入った 立春もすぐである　寒い日が続いたが今日以降は少し暖かい日に恵まれるとか

ベランダには日光が燦々と暖かさを注いでいる　そこには可愛い雀クンたちが遊びに来ていた  昨日 クッキーを細かく砕いて　小さなマッチ箱に入れて待っていた甲斐があった
近づいては彼らの平和を妨げると思い　遠くの椅子からピョンピョンする姿を眺めていた

さて明日は何を用意しておくか ・・・ 網の袋で吊るしてある銀杏をみて 「これだ」 と
決めた 
殻はカラカラに乾いている　小粒のを選ってペンチで割った　中の実は水分を含み
瑞々しい薄皮を取りながら一つ一つ潰した　これでは雀クンの小さな口では食べにくそうである　 乾燥させて すりみ を作ってあげよう   ラップに広げ天日干しをした

滋養・強壮作用　去痰作用などの有益性がある反面　食べ過ぎによる中毒で痙攣等
のサイド エフェクトがあることも知っている

雀クンに与えて大丈夫かなぁと少々不安感を抱いたのも事実　まぁ少量給食で様子見をしようと思っている

ベランダから裸の木を眺めた　やがて緑の衣裳を纏う季節も来るだろうがスッピンの姿は如何にも寒々としていた
あれは子育てが終わり 今は廃墟となったカラスのからの巣だろうか

　　

視界を下げると相鉄線・駅舎部分の工事も着々と進んでいる さま が見えた
やがてプラットホームが出来　レールが敷かれ電車が走る日が訪れる・・・のである

　　

明日以降も暖かそう　春節も直ぐだ　中華街の催事を調べて見ようと思う