手紙

2011-09-27 22:10:00 | 雑記帳

今日の午前は手紙書きだった 夏の間は外出が多くゆっくりと時間を取ることが少なかった
静かな秋となって友人たちの顔が次々と浮かび「そうだ 手紙を書こう」・・・となった

携帯でのメール PCでのEメールなどコミュニケーションの手段は色々であるが 我々の年代
になると圧倒的にアナログ派が多い

兄弟妹 従兄弟関係を見てもデジタル系は一人もいない 甥や姪となりやっと機器を通じて
の交信が可能となるのである

ましてや今日の友人は病に罹り床に臥している友人と 定期的に通院治療を受けている
2人である 負担をかけてはいけない 楽に目を通して貰えるように気を遣った
便箋は 1・3 ・5行目と云う如くスキ間を取って読みやすいように ボールペンも太字のものを
使った

顔を思い浮かべながらお見舞いと励まし こちらの近況を知らせるなど定型的な文章となる
のは止むを得ないが どうしても抑え気味な文体になってしまう
だが これでいいのだと思う  時折気分転換になるようなことで慰め 一時的にも喜んで貰え
れば満足だ

30日に締め切りの ”同窓会” の幹事にも詫び言葉を添えて欠席の旨返信葉書を投函した

 

国会は予算委員会 心なしか野田内閣の頼りなさに心細さを感じる
野党時代にシャドーキャビネットでのトレーニングを真剣に積んで置くべきだった
主要諸外国にも ”いざ 鎌倉” に備えての人脈を築く努力をして置くべきだった
この内閣に外交を任せうる人材は存在しているの・・・皆さんどう思われますか?
突如の政権交替・・・そしてぶっつけ本番に慌てふためき醜態を曝け出していて恥ずかしい

今にして思えば 時代の流れにマッチした総理と云えば ”角さん” だけであっただろうか
役人上がりや 世襲議員に ”大物” 政治家はいなかったと思うし 今も全く不在である
あの時代の趨勢は ”角さん” の所謂人間ブルドーザーがピタリマッチした
その点 ”角さん” は幸運であったともいえる 右肩上がりの時代であったこそ 結果オーライ
の間はボロがあっても目立たず 経済大国目指してワッショイワッショイの良き時代であった

今の日本は役人に首根っこを押さえつけられたさながら前頭だけの相撲協会のようだ
口だけは達者でご立派な理屈をの給うが 政治主導などは夢のまた夢の情けなさである

高橋 是清氏の偉大さ あの世界大恐慌の中 大不況の日本を救った肝っ玉大臣だ
赤レンガ倉庫へ行く度に 生糸輸出の盛んな大正時代の活気を想像したり デフレによる
輸出不振で惨憺たる下落に苦しんだ昭和の大恐慌の頃を偲んでしまうのである

高橋 是清はモラトリアムや紙幣の大量印刷によって当面の金融危機を回避した
銀行の取り付け騒ぎが叫ばれたとき 彼は表だけ印刷の紙幣を大量に印刷させ 銀行に
積み上げて民心の不安を取り除いた これにより金融危機を回避したのである

私が子供の頃は金本位制度であり お札は兌換券 即ち金と交換できた
この制度下である以上 濫りに紙幣の増刷ができる筈がない 
彼は金本位制を放棄し金保有量に制約されないフレキシブルな財政政策を実行した
通貨の大量発行を可能とし それによりインフレも発生したので デフレスバイラルの大不況
から脱出することが出来 以後の活況に繋がったのである

これらは現在の日本と酷似した現象と思われませんか あの大臣ではありませんが ”死の国”
ですよ
買わない 売れない 作らない 物価下落 首切り 失業 低賃金  ボーナスゼロ・・・
暗い暗い真っ暗闇・・・おまけに増税の企み  ご安泰は役人と政治屋さん
これでは夢がありません 家計を壊さぬレベルのマイルドなインフレを起こさないと 昇給など
実現しませんよね 年1% 5年で5%ぐらいのインフレで少しは浮かばれるでしょうか

円高です 為替差損も膨大な数字です これでは益々苦境の坂を真っ逆さまです
円紙幣の大増刷は如何でしょう じゃぶじゃぶ市場に回転させましょうよ 円安にしましょうよ
アメリカの外債処分は出来ないでしょうが 担保に借金で増税分ぐらい軽く捻出出来るのでは
ここ2~3年増税は無理です  公務員賃金20%カット 国会議員は1院 300名で結構で如何
がでしょう   天下りも始末してからの増税なら国民は相談に乗るかもしれません
  
    




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