神奈川の高校軟式野球の終盤戦観る機会は少ない。 各校のグラウンドでの試合が多く、保土ヶ谷での試合は
準決勝、決勝の試合に限定される為である。
今日の準決勝 第1試合横浜隼人 - 桐蔭学園は凄い試合でした。 流石に準決勝ともなると立派なものです。
前半は桐蔭、後半は隼人、勝負の女神は桐蔭・・・と云う試合でした。
立ち上がりソツ無く速攻で桐蔭は2点を挙げたが、足を絡めた鮮やかさがありました。
中盤は隼人の打線は冴えずで、桐蔭がやや押し気味でした。
拮抗の状態で推移したのは、投手力を含めた安定の守備力の良さもあったからだと思います。
それが絶好のチャンスを潰した桐蔭・・・よく言う所の「チャンスの後のピンチ」でしょうか、スクイズ失敗で追加点を逃したことが、延長戦への遠因となったと思うのです。
スクイズ失敗・・・鬼ごっこの結果憤死。
流れは変わりました。ヒット1本に抑えられていた隼人は、8回裏待望の1点を挙げました。
1塁側隼人の応援団の力もあったからの事です。 太鼓の音は更に大きくなり続く9回裏も中軸のバットに火がつき、
またまた得点チャンスが・・・。
歓喜の同点です。
敵 ・味方 総てが興奮です。
なおチャンスは続き、乾坤一擲 ”勝負だっ” 観ている私も意表を突かれた隼人のホームスチール敢行もあったが、惜しくも寸前微妙なアウトとなってしまった。
試合に負けた・・・秋関出場は阻まれ、選抜の夢も消えたようだ。
惜敗の隼人、延長15回先頭打者ストレートの四球、次打者の送りバントで打者走者まで生きて、 無死1・2塁は悔やみきれぬものがあった。
桐蔭学園、ここ久しく静かであったがこの新チームから暴れまくって欲しいものです。
関東大会での連勝を祈ります。
第2試合 慶応義塾 ー 三浦学苑は第1試合延長15回で試合開始が大幅に遅れ、 日本女子オープンの関係で
殆ど観ずに帰る事になってしまった。
昨秋優勝の慶応義塾、 今春優勝し夏の日本高校選手権に出場し決勝で敗れた三浦学苑との対戦です。
慶応は小人数の応援ながら吹奏楽メンバー共々スマートな応援ぶりは流石でした。 大学仕込みで技術も
実に立派なものがあります。
1回表裏と思いましたが、三浦学苑3選手と・・・。
慶応の1番センター高田選手だけを観て退場しました。
関東高野連の発表です。 秋季関東大会出場校は下の通りです。
【茨 城】 常総学院(4年連続13回目) ・ 明秀日立(8年ぶり2回目)
【栃 木】 宇都宮南(7年ぶり7回目) ・ 佐野日大(3年連続11回目)
【群 馬】 健大高崎(4年連続5回目) ・ 前橋育英(2年ぶり7回目)
【埼 玉】 川越東(初出場) ・ 浦和学院(2年ぶり15回目)
【千 葉】 松戸国際(初出場) ・ 木更津総合(4年ぶり6回目)、千葉3位
【神奈川】 平塚学園(13年ぶり2回目) ・ 桐光学園(8年ぶり3回目)
【山 梨】 甲府商(5年ぶり7回目) ・ 東海大甲府(4年連続16回目)
千葉県は3校のようです。 15校14試合ですか。
組み合わせ抽選会: 10月10日 (金曜日)
大会期間: 10月25日(土) ~ 10月29日(水)・・・5日間
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