悲喜交々!

2012-07-29 19:30:00 | 高校野球

公園は心地よい風があって天国であった  緑陰のベンチでのんびりした
風に乗って軽快な曲の音が流れて来た  球場の方からであった
球場入りして電光掲示をみたら神奈川県のマイナーリーグ ・リトルリーグ ・リトルシニアリーグの
県大会開会式が終わったところだった マイナーからシニアまで県下のチームが集合したので
それはそれは賑やかであった
    

    
開会式が終わり シニアの名門 中本牧と横浜青葉の開幕ゲームがあった
堅っ苦しい教育委員会のお偉いさんの始球式があってプレーボールとなったが 午後は
桐蔭  桐光の決勝戦がある  中本牧があっさり2点を先取したのを観て球場を後にした
  
東東京も共に楽しもうと二重画面で桐蔭-桐光 と 国士舘-成立戦を観た
   
上京し中学に入ったのは昭和17年 丁度70年の昔である  不勉強で恐縮だが成立学園
を今日の今日まで知らずにいたので慌ててパソコンで検索した
3-1で成立がこのまま勝つのかなぁと思っていた  所が大詰めの9回表に国士舘が追い
つき さらに逆転するか・・・の緊迫場面を展開するやら土壇場で大騒ぎになった
だが追いつかれた成立が1点をもぎ取りサヨナラゲームで優勝を握った
劇的な結末に興奮させられてしまった      9回表国士舘は同点に追いついた
    
気を取られている内にハマスタも最後は大荒れだった
  
今回こそ桐蔭は優勝するだろうと思い込んでいたが又裏切られた思いがする
桐蔭は立派なチームだ 強豪チームである・・・だがここ数年はあれれあれれっの試合が
多いのである
「絶対このままいける」誰が考えても勝てる筈の試合を 終盤になって信じられない経過を
たどって茫然としている間に敗戦に陥ってしまうと云うケースを何回か経験しているのだ

序盤を観て「これはいけるかも」と思った 最近の勢いもあり突っ走れ・・・と思った
何でだろう…大事な試合になると信じられないように変わってしまうのである
その辺が気になって仕方がないのである  メンタル面の問題なのであろうか
勝負は相対的なものだから 一概に勝敗の定理を論ずることはできないが桐蔭は私に
とって謎多きチームである  立派な基盤に拠って立つ恵まれたチームなのに不思議だ

愚痴を言っても仕方がない  視点を変えて桐光を考えてみよう
偉大なのは 松井投手だ エースとしてのポテンシャルに事欠かぬものを持ち合わせている
頭が下がる思いで観戦させて貰った  戦った桐蔭ナインも素直に評価するものと信ずる
不屈の彼を盛り立てて上級生がカバーに勉めれば甲子園での活躍も期待できると思う

勝負は「時の運」 照る日曇る日色々ある 今日は文字通り桐光学園に陽の光が射した
優勝おめでとうございました  甲子園では伸び伸びと楽しんで来てください
桐蔭学園の皆さん ファンは温かく見守っています  元気に秋の大会に臨みましょう 


  
   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする