温泉地に近づくと なぁ~んとなく湯の香りを感じる 街並みも土産店 遊技場 スナック
すし屋などの看板が目につく ゆかた姿のそぞろ歩きの下駄の音も温泉情緒をそそるもので
あった
それが例年になく人影も無い寂しさ 湯煙のないホテルや旅館? 聞けば「倒産しました」
との話し 不景気なんですね
こちら従兄弟会のメンバーは元気がいい・・・バスの中の酒盛りも相変わらずである
ホテルに到着 部屋割りにしたがって分散するがそれもつかの間 先ずは幹事の部屋に集合
夕食までの酒盛り再開である
養鶏場の従弟妹が 淡緑色のゆで卵を沢山茹でて来た その数50個ぐらいだったかな
殻は石っころのように硬く しっかりとした卵であった
「これって・・・何という卵?」と聞いた 「これは有精卵でアロハって言うの」 と従妹の説明
爺さん達 「精がつくべぇ~」 と大喜びでパクついた
(家で家内にその話をすると 見たことがあるわ 1個 500円ぐらいしてたと思う・・・だった)
それなら 25000円の差し入れ??? ウッソウ の私であった
そして調べた 「緑餌(りょくじ)ってのは放し飼い養鶏の要となる飼料であり いわゆる草だ
これを与えないのは「放し飼い」や「自然養鶏」とは呼べない
緑餌を与えるとあら不思議、黄味が黄金色に輝き 更にこんもりと盛り上がったウマそぉ~な
健康な卵が生まれるという訳だ・・・云々という文章であった
従妹の卵は茶系統が主力だが 区域を分けての緑餌飼育かなと思う
ホテルの看板 ”8Fの展望風呂”に行った 雲が多くて富士の姿は無かった
湯上りで火照った体を冷ましつつ富士山を望めるのだが・・・
今回は診察等の通院と重なったりで 4~5人が欠席した
10年昔は ”奥さん” がこまめにお世話だったが 今はセルフの情けなさ カラオケなんぞに
かまっちゃ~居れませんよ・・・
麻雀はしない 囲碁の相手もいないので昔話の輪に入った 間もなく夜が早い老人部隊は
一斉に高鼾の競演であった
村の駅で笹かまと黒はんぺんを買った 家に着いたらこれで先ずビールである
今日の午前は三島も伊豆市も大雨・洪水警報発令 一日ズレてくれた助かった