流石!渡辺監督!!

2010-10-03 20:12:00 | ベースボール
決勝戦一試合の今日、試合開始は正午である。 10時に家を出た。
駐車場入り口から延々と並ぶ車の列はビクともせず動かない。もう満車なのだ。

開門が早かったらしくチケット売り場の行列はなく、直ぐに入場できた。
しかしスタンドはすでに満員に近く当然ネット裏には座れない。
間もなく 「外野芝生席を開放しました。ご利用下さい」 のアナウンスがあった。

退屈なので十勝産小豆の大きな餡パンと、クルミ入りパン+コーラで早弁。
そうこうしていると相模の選手が入場してきて、4列縦隊でランニングからアップを
開始した。 多少退屈感を紛らすことができた。
横高の人影は未だ無く相模の号令の声が球場内に響くのみ。未だ11時前だ。

  

両校のオーダーが電光掲示。先ず横高のスターティングメンバーでハハーン
思った。
ライト 乙坂が3番 先発投手 山内。乙坂 トップバッター、先発投手 斉藤(健)とばかり思い込んでいた。

12:00 試合開始。序盤はお互い探りあいかなと多寡を括ってのんびりしていた。
所があっという間に横高1点先取。電光石火の早業に慌てた。

カメラの設定どころではない、2塁からホームを狙うランナーとカメラの競走。
電源をいれ危ういタイミングで辛うじてホームベースのクロスシーンを拾った。

  

やれやれであった。人騒がせなタイムリーヒットは 3番 乙坂選手であった。
その後も昨日商大 服部にヒット 5本に抑えられた横高が打つは打つはの景気の
良さである。決勝戦では 11本のヒットであった。

渡辺監督の打順組み換えの妙が早くも効果を挙げたのである。しかも乙坂が。 

一方昨日藤嶺の 中井投手等に 12本と猛威を奮った相模は借りてきた猫の如く
静寂そのもの 4回に初のヒットとなる始末。
山内投手に手古摺っているのだ。変だな?変だな~と首を振るばかりであった。

  

渡辺監督の読みと計算の深さ、投手起用の上手さに強く感じ入ってしまった。

強打を誇る相模は3者凡退が 1・ 2 ・ 3 ・ 6 ・8 ・ 9の6回もある。
5回はヒットが出たが結果は 3人で終わったから これでは勝てません。
山内投手に浴びせたヒットは僅かに 4本であった。

9回表 横高は8番バッターから。後攻の相模は 1番からの攻撃だ。
表を乗り切れば俄然相模有利と読んだのだが・・・またやらかした選手がいる。
横高は一死から四球 ・ ヒット ・ ヒットで満塁のチャンス。

そこへ登場がすでにヒット2本の当たり屋 3番 乙坂選手だ。
隣の人に 「走者一掃の三塁打が出そうだ。乙坂3本目のヒットだ」と囁いた。
本当だった。予感がズバリだった。 この話し作り話ではありませんよ。

  

走者一掃ライトフェンスに迄転がる二塁打。これが総てであった。
渡辺監督に最敬礼である。恐れ入りました。

終わってしまえばノーサイド。両校励ましあって関東大会で頑張って欲しい。
選抜野球の切符を確実にする成績をお祈りしている。

県大会の表彰式の様子です・・・・・。
  
  

  

関東各県も続々代表校が決まる事でしょう。
関東大会 ~ 神宮大会 で高校野球は春までお休みです。

もの想う秋となりました。公園に咲くひまわりの花です。
小学5年生のときの私の俳句。「コスモスや 続く校舎の 壁白し」 何か賞を頂戴
した記憶があります。

  
コメント
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