つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

うさぎではなく、のんびりゆっくり亀でゆこう・・・

2011-01-03 | 天体、自然 写真
 正月も3日目、食っちゃ寝、食っちゃ寝の正月もそろそろ腰がいたくなってきた。

 昨日2日6時49分、何気なく空を見上げると太陽が上る方角から少し南よりの中天に白い三日月のような細い月が見えた。

 そして、その少し上に大きな星が、どうやら金星らしい。月の写真は取れたが星までは入らなかったので月と金星の写真はサイトから拝借した。

 この天体現象は元日から見えたそうだが、2日に偶然見つけなかったら知らないまま見逃していただろう。今日3日は曇り空で見ることは出来なかったが、この金星は、1月30日には細い月と最も接近しほぼ横に並ぶそうである。
 元日に載せた初日の出の写真は8時1分に撮ったものだが、日の出前のわずか1時間ちょっと前に月が見えるとは…。与謝蕪村の句『菜の花や月は東に日は西に』のように、月と東は真反対にあるものと思っている、天体についての知識は皆無な私。だが実は、月の動きは地球の周りを回っているように見えるが、宇宙の離れた位置から月と地球の動きを見ると、その軌道は抜きつ抜かれつ太陽の周りを回っているという。天体に魅せられたらその好奇心はとどまることを知らないというが、私も新年早々大発見をしたようでうれしくなっている。

 昨年5月30日、30有余年住み慣れた県北の町に別れを告げ、海の見える瀬戸内の町へ移り住んで丸7ヶ月。誰一人知る人もない地へ移ることを周囲の人たちは心配してくれたが、当の本人は海の見える未知の地での暮らしを思い描いてルンルン気分、不安とか寂しさはさほど感じなかった。今ではずっと昔から暮らしいたかのように、すっかりこの地に順応しているが、ただ親友と遠く離れたことだけは寂しい。これまでは何かあるとすぐに飛んできてくれたが、今は変事があってもすぐには駆けつけてはくれない。だから、いつもは早食いの私だが、今年はお雑煮を食べるのに特に注意しながら食べた。もし、お餅をのどに詰まらせて孤老死していたなんてことにでもなったらいい笑い者だ。
 ところで、毎年正月になるとよくある話だが、今年も都内で、元日から2日午後8時までに、餅をのどに詰まらせて24人が救急車で病院に運ばれ、うち6人が死亡したという。搬送された24人のうち23人が60代以上だそうだが、私も今年は70歳の大台で、中期高齢者はもう他人事とは思えなくなった。お餅に限らず早食いは止め、うさぎではなく亀のように何事ものんびりゆっくり歩いていきたいと思っている。
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1 コメント

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おはようございます (おくだっち)
2011-01-04 09:48:43
楽しい旅行などの日は、早く来いと思い 旅行中はゆっくり時が過ぎればと願いますね。
また、病気や怪我のときは早く時間が過ぎて欲しいと願うでしょうか。
いずれも過ぎてしまえばあっという間の出来事だったように思いますが、特に歳を重ねると若い頃に比べ時間の早さを感じるようになりました。
私も今年はマイペースで、時々の出来事をしっかり意識していきたいと思います。

今日は、スイミングにお出かけですか 良い汗を流してきてください。
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