今年も残り少なくなって、世の中には不景気風が吹き荒れているというに、思わぬ大金が転がり込んだ“鳩”の話。(新聞記事をそのまま転載)。
『鳩山由紀夫前首相が実母から巨額の資金提供を受け約6億970万円の贈与税を納付した問題で、国税当局が2002、03年分の計約1億3千万円を前首相側に還付していたことが23日、関係者の話で分かった。02、03年分は時効と判断されたためだが、国のリーダーも務めた政治家が長期間税務申告をせず、結果的に本来なら納付すべきだった1億円超の課税を免れる形となった。
鳩山前首相事務所によると、02~09年までに、実母から計約12億4500万円の贈与を受けたとして約6億970万円の贈与税を振り込んだ。
これを受け、国税当局は税務調査を実施。その結果、前首相自身は資金提供の事実を知らず、悪質な仮装・隠蔽行為はなかったと判断。所得隠しとは認定しなかった。』
こんなことってあるのかね。法に違反して不正を働いたのに、時効だからって還付するとは…。1年だけならうっかりというのもないとは言えないが、何年間も、これが所得隠しでなくて何だっていうのだろう。還付される1億3千万円は本来なら国民のために使われるべき金なのである。
小沢氏も同様だが、「自分は知らなかった」と、秘書に責任を転嫁して逃れようという卑劣さがどうにも腹立たしい。10万、20万の話ならいざ知らず、ことは億単位の話である。いかにお育ちがよくて金に無頓着といえども、自分の政治資金団体の金の動きに関心がないなんて、そんなことがあるだろうか。
大体、資金提供の事実を知らなかったという鳩山氏の主張を、国税局が認めたというのが気に入らない。常識で考えてもとても信じられない話で、検察や国税局など捜査当局は、小沢氏や鳩山氏のような大物政治家には特別の配慮や思惑がらみで、手心を加えているのではないかという不信感すら抱く。
国民の80%が小沢氏に国会での説明を求めているというのも、捜査当局の判断とは別に、本人の口から直に聞きたいのである。だが、23日、小沢氏はインターネットの動画番組に生出演し、菅首相や党執行部に対する反論や批判を言いたい放題で展開したという。自分の言いたい事だけを言わせてくれる場所へなら出て行くというのは、いかにも大物らしからぬ振る舞いではないか。「一点のやましいところはない」と言い切るなら、正々堂々と説明責任を果たすべきで、それが出来ないようなら総理になる資格はない。
ミステリー好きの私の推理だが、鳩山氏への“子ども手当て”は、実母の莫大な財産の相続税対策ではないだろうかと思う。実母が死亡した後の相続税は莫大なものになろう。だから、生前に内緒で少しずつ分け与え、受け取った方も申告せず隠し続ける。バレなければそれでよし、万が一、バレたら修正申告すればすむという、国税局を、いや国民を侮った計画的な企みのように思える。その証拠に、1年限りというならまだしも、数年にわたっていること、また、弟も同じように受け取っていながら申告していなかったということからも、故意の所得隠しであることが分かる。
実母に毎月1500万円もの“子ども手当て”を支給するよう頼んだのは誰か? 実母の財産はきちんと管理されていると聞いたが、管理責任者はこの事実を知っていたのかどうか? その後何年もの間、実母から鳩山氏はこの話を一度も聞いたことはなかったのか? そして、鳩山氏は、何年もの間、秘書から1度も報告を受けなかったのか。などなど、疑問に思うことがたくさんある。
時効だからといっても、本来なら当然納付すべき金である。この還付金を「はい、ありがとう」と平然と受け取るようなら鳩山氏の人間性を疑う。せめて、恵まれない施設の子どもたちのために使うとでも言うなら許しもしようが、考えれば考えるだけ腹が立ってくる。
『鳩山由紀夫前首相が実母から巨額の資金提供を受け約6億970万円の贈与税を納付した問題で、国税当局が2002、03年分の計約1億3千万円を前首相側に還付していたことが23日、関係者の話で分かった。02、03年分は時効と判断されたためだが、国のリーダーも務めた政治家が長期間税務申告をせず、結果的に本来なら納付すべきだった1億円超の課税を免れる形となった。
鳩山前首相事務所によると、02~09年までに、実母から計約12億4500万円の贈与を受けたとして約6億970万円の贈与税を振り込んだ。
これを受け、国税当局は税務調査を実施。その結果、前首相自身は資金提供の事実を知らず、悪質な仮装・隠蔽行為はなかったと判断。所得隠しとは認定しなかった。』
こんなことってあるのかね。法に違反して不正を働いたのに、時効だからって還付するとは…。1年だけならうっかりというのもないとは言えないが、何年間も、これが所得隠しでなくて何だっていうのだろう。還付される1億3千万円は本来なら国民のために使われるべき金なのである。
小沢氏も同様だが、「自分は知らなかった」と、秘書に責任を転嫁して逃れようという卑劣さがどうにも腹立たしい。10万、20万の話ならいざ知らず、ことは億単位の話である。いかにお育ちがよくて金に無頓着といえども、自分の政治資金団体の金の動きに関心がないなんて、そんなことがあるだろうか。
大体、資金提供の事実を知らなかったという鳩山氏の主張を、国税局が認めたというのが気に入らない。常識で考えてもとても信じられない話で、検察や国税局など捜査当局は、小沢氏や鳩山氏のような大物政治家には特別の配慮や思惑がらみで、手心を加えているのではないかという不信感すら抱く。
国民の80%が小沢氏に国会での説明を求めているというのも、捜査当局の判断とは別に、本人の口から直に聞きたいのである。だが、23日、小沢氏はインターネットの動画番組に生出演し、菅首相や党執行部に対する反論や批判を言いたい放題で展開したという。自分の言いたい事だけを言わせてくれる場所へなら出て行くというのは、いかにも大物らしからぬ振る舞いではないか。「一点のやましいところはない」と言い切るなら、正々堂々と説明責任を果たすべきで、それが出来ないようなら総理になる資格はない。
ミステリー好きの私の推理だが、鳩山氏への“子ども手当て”は、実母の莫大な財産の相続税対策ではないだろうかと思う。実母が死亡した後の相続税は莫大なものになろう。だから、生前に内緒で少しずつ分け与え、受け取った方も申告せず隠し続ける。バレなければそれでよし、万が一、バレたら修正申告すればすむという、国税局を、いや国民を侮った計画的な企みのように思える。その証拠に、1年限りというならまだしも、数年にわたっていること、また、弟も同じように受け取っていながら申告していなかったということからも、故意の所得隠しであることが分かる。
実母に毎月1500万円もの“子ども手当て”を支給するよう頼んだのは誰か? 実母の財産はきちんと管理されていると聞いたが、管理責任者はこの事実を知っていたのかどうか? その後何年もの間、実母から鳩山氏はこの話を一度も聞いたことはなかったのか? そして、鳩山氏は、何年もの間、秘書から1度も報告を受けなかったのか。などなど、疑問に思うことがたくさんある。
時効だからといっても、本来なら当然納付すべき金である。この還付金を「はい、ありがとう」と平然と受け取るようなら鳩山氏の人間性を疑う。せめて、恵まれない施設の子どもたちのために使うとでも言うなら許しもしようが、考えれば考えるだけ腹が立ってくる。
家では金余りで湯水のように使っていたのが、所得隠しの悪意がなかったと見られたのでしょう。
おまけに、国債をどんどん発行して国の借金を雪だるまのように膨らせこのままだと10年もしないうちに国が破綻する計算になります。
そんな人たちに自分達の納めた税金を任しているというのも、なんとも腹立たしいことではありますね。
すべての金持ちがそうだとはいえませんが、金持ちにはケチが多いといいます。自分のことには湯水のように使っても、人のためや税金には持ってゆかれたくないという人がいても不思議ではありません。
この1億3千万円の行方はぜったい知りたいです。