16日の記事より。自民党幹部は15日、「睡眠障害」で1か月間の療養中の甘利明・前経済再生相について、さらに2か月間の療養が必要との診断書が提出されていることを明らかにした。甘利氏は違法献金疑惑で1月28日に閣僚を辞任。民主党など野党は、甘利氏の参考人招致を求めている。
「睡眠障害」って不眠症だろうね。まあ、金銭授受問題の真相解明に野党はてぐすね引いて待ち構えているし、弁護士団体からは甘利氏と秘書に対して「あっせん利得処罰法違反罪」の告発状が東京地検に提出されたというから、これから先はいばらの道だ。それを考えれば不安で眠れなくもなるだろうネ。
だが、こういう精神的な病気の診断は医師のさじ加減ひとつ、重症かどうかは本人のみぞ知るである。ましてや高名な政治家となれば、医師の裁量で診断書なんてどうにでもなろう。昔から、何か都合の悪いことが起こると、診断書を錦の御旗にして病院へ雲隠れするのが政治家の常套手段である。今回の病気療養が野党の追求から逃れるための方便、と疑われてもしかたあるまい。
しかし、サラリーマン社会で「眠れなくてしんどいから仕事休みます」なんてふざけた理由が通用するだろうか? 現在、うつ病で苦しんでいる人が多いそうだが、その人たちは会社への気兼ねや金銭面の不安などから休職することもままならないのが現状で、退職に追い込まれる人も少なくないと聞く。
それなのに政治家は診断書1枚で何ヶ月も休職できて、その上、もろもろの手当を含めて月額ウン百万円の給料がもらえるのだろうから、まったくあきれた話である。しかし、雲隠れして時間稼ぎをしても、野党が黙って引き下がるわけがない。だらだらと責任逃れをするようなことはやめて、きちんと説明した上で責任を取る。それができないならもう議員をお辞めなさい!
こちらは永田町、はたまた霞が関の責任か? 最近、マイナンバーカードにいろいろ問題が起きているらしい。マイナンバーカードを管理するJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)によると、10日現在で、およそ956万人がカードを申請したが、窓口での交付は129万枚にとどまっているという。
1月に交付が始まってから、自治体の窓口でデータを処理する際、暗証番号が入力できないなどの障害が、毎日のように発生していて、年度内の交付は、最大200万枚にとどまる見通しだとか。機構のシステムは、NTTコミュニケーション、NTTデータ、富士通、日立製作所、NECの5社で構築。これだけ一流企業が揃っていても、不具合の原因はいまだに「不明」だというからあきれる。
このマイナンバー制度を構築するための初期費用として、最大で約5000億円。最終的には、さらに2~3000億円規模の金額を投じることになるそうである。これだけの巨額の費用をつぎ込んでスタートしながらこのザマだ。それに、これまでの住基ネットへの投資金額は約1兆円だとか。が、結局は住基カードは有効期限が過ぎれば無効、マイナンバーカード取得で廃止・回収されるという。なんじゃこりゃ!
現在、本人確認にしか用を成さないマイナンバーカード。制度の導入は日本全国どこでも同じようなサービスが受けられるようになってからでも良かったのに…。
ほんと、いい加減なんだから、責任者、出て来い!
ほんと、時間稼ぎは返って印象を悪くするだけ。きちんと説明責任を果たし、出直したほうがいいと思いますね。
一般に病欠は給与の満額はもらえません。先日どこだったか、1年以上病欠しながら2千万円以上の給料をもらっていた市議会議員がいましたっけ。いい加減な議員報酬、何とかなりませんかね。
いたから姑息な事はしなかった方がよかったのでは・・。それにしてもどうして議員さんには大判振る舞いするのでしょうか?
「保育園落ちたわ・・」の怒りも参考にして
議員半減でいきましょう
京ことばも意外と手厳しく聞こえますね。でも、おっしゃることはごもっとも。安倍さんは海外に行くと国民の血税をぱっぱかぱっぱか、気前よくばら撒いてきます。国の莫大な借金は一向に減らないのに大判振る舞いして大丈夫なのでしょうか。
マイナンバーカードも住基カードと同じ運命になるような気がしますね。まったく腹立たしいことばかりです。
何事もお上のなさる事に間違いは有れへんのどすから。
ほんまに大事な財産を溝へ捨ててるような使い道、わてら国民は爪に火ともすように細々慎ましやかにその日暮らし、偉い議員さんらはホテルいや違った病院に雲隠れ、これって月給泥棒にはならへんのどすか?
(同じ近畿圏でも京ことばは難しい、はんなり、たおやかに批判したいだけです)心中は怒り爆発