つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

「水を毎日2リットル飲むと良い」はウソ?・・・

2013-07-06 | どうでもいいことですが

 気象庁は6日、高気圧の影響で最高気温が30度以上になる所が多いとして、東北南部と関東のほか、新潟、香川、沖縄各県に高温注意情報を発表し、熱中症に十分注意するよう呼び掛けた。
 
当地でも昨日5日は33.5度と蒸し暑い1日だった。今日の最高気温は34度、この厳しい暑さは来週いっぱい続くそうだが、それでもわが家は自然の風が涼しいのでうれしい。

 
気象庁がいくら注意を呼びかけても、熱中症の症状で搬送される高齢者は一向に減らない。そうしたニュースを聞くたびに、なぜ日中に畑仕事をするのか、暑いさなかに外出しなくてもいいだろうに…と、いつも思う。自分だけは大丈夫という慢心や自信は禁物で、特に高齢者は注意が必要だろう。かく言う私もその仲間だから他人事ではない。
 
高齢者は暑さ、寒さに対する感覚が鈍くなり、身体の反応も弱くなるという。ノドの渇きに対する感覚も鈍感になるので水分補給がうまくできない。あまり汗をかかないので体温調節がうまくできない。人の身体に含まれる水分の割合は、高齢者で50~55%というから、もう半分干物みたいなものである。鉢植えの花だって夏場は朝夕の水遣りが必要である。高齢者も同じこと、干からびないように頻繁な水遣りが必要だろう。
 
ババもホームドクターから「飲みたくなくても水分を取るように」としつこいくらい言われるので、外出するときには麦茶を1杯飲んでから出かけるようにしている。ババの水分補給は牛乳か麦茶で、清涼飲料水の類は一切飲まない。量的には、あまり汗をかかない体質なので、牛乳と麦茶の両方で1日1リットルも飲めばいい方だろう。「水を毎日2リットル飲むと良い」「水をたくさん飲むと、新陳代謝が活発になり、肌もキレイになる」とよく聞くが、2リットルも水を飲んだらお腹が一杯になってご飯が食べられなくなる。それに水太りになりそうだからダメ。

 
ネットに「水をたくさん飲むと良いというのはウソ。『人体は3分の2が水でできている』のは本当だが、だからといって水をたくさん飲めば良いわけではない」という記事があった。人間は、のどが渇いたら水を飲み、余分な水分は尿として排出する。自然と水分量が適正に保たれる機能をきちんと持っているので、必要以上に水をとることは無意味だというのである。がぶ飲みは冷えの原因になるうえ、むくみにもつながる。あくまで「飲みたいときに飲む」で良いそうである。また、新陳代謝にとってもあまり意味はないそうである。
 
日本人の死因は、循環系の心筋梗塞と脳梗塞が多く、脳梗塞は血管の中で血液が固まり血栓ができて起こる病気である。その血栓を防ぐために、水を飲むように医者にすすめられることから、水が健康に良いといわれるようになったそうである。だが、水分は1日1リットル以上とるようにするのは常識だが、運動や入浴によって汗をかき、水分を失い、体が要求している人には必要でも、飲みたくもないのに飲む必要はないという。
 
この記事を読んで安心した。何でも「過ぎたるは猶及ばざるがごとし(度が過ぎることは、足りないことと同じくらい良くないということだろう。

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2 コメント

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気をつけよう (suri-riba)
2013-07-06 19:01:40
手伝いに出かけて帰ってくると、リズムも狂うし、さらに皮膚はガサガサ。実齢以上に縮緬シワがめだちます。
水分で潤すしかないですね
ちょっと買い物でも少しお茶を持ってでます。
2年まえ主人が水分不足で「尿閉塞」になり、救急車のお世話になりましたので・・。
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Unknown (オールドレディー)
2013-07-06 19:34:06
★suri-ribaさま
昔はこれほど熱中症で大騒ぎしたでしょうか?
子ども達が運動場で熱射病で倒れたというのはありましたが、これほど何百人もの人が救急車で搬送されたというのは記憶にないのですが…。
お百姓さんも朝は早くから夜まで畑仕事をしていましたが、いまだったらみんな倒れているでしょうね。
水分といっても水ではなく塩分と砂糖が混じったスポーツ飲料水がいいといいますが、ババは買ってまで飲みません。が、倒れて笑われないようにだけはしないと…ネ。
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