安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

津山市立図書館活用講座

2016年01月27日 | 教育
平成28年1月27日 10:30~

津山市立図書館活用講座を受講する

講師:岡本 真氏
  アカデミック・リソース・ガイド株式会社代表取締役
演題:いま図書館がおもしろい~津山から考える「図書館の未来」~



・講演を聴講した目的は、津山市内の図書館の今後の方向性について、参考にするため。
・武雄市の図書館の評価
・岡山県立図書館の評価について
・利用頻度が少なく、苦手な分野ですので、自身への問題提起のため
岡本真氏の考えを聞かせていただきました。

Library of the yoar(知らなかった!)
現在、日本国内には3000を超える図書館(公共図書館のみ。日本図書館協会調べ)があると言われています。私たちの身の回りにあるこの「図書館」という場をもっとより良くしていきたい。そのための手段として、私たちは「良い図書館を良いと言う」という、とてもシンプルなことから始めました。それが"Library of the Year"です。

これまでの大賞受賞機関≫
2006年 鳥取県立図書館
2007年 愛荘町立愛知川図書館
2008年 千代田区立千代田図書館
2009年 大阪市立図書館
2010年 カーリル
2011年 小布施町立図書館
2012年 ビブリオバトル
2013年 伊那市立図書館
2014年 京都府立総合資料館

NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与している“Library of the Year”の2014年の最終選考が、2015年11月12日に第17回図書館総合展において開催され、先に優秀賞として発表されていた「くまもと森都心プラザ図書館(熊本県)」「塩尻市立図書館/えんぱーく(長野県)」「多治見市図書館(岐阜県)」「B&B」の中から、大賞として多治見市図書館が選出されたようです。

多治見市図書館が大賞を授与されたのは、岡本氏の話を聞くと納得です。

日本の公立図書館の数 約3000館
図書館を訪れる人数  3億人
図書館の貸出冊数   7億冊

 
津山市立図書館の現状
住民一人当たりの貸出冊数 5.69冊 で良い方
 目標としては、6冊/人口一人当り
 
今後の図書館運営に参考となる内容の講演でした。
津山市立図書館5館の将来的展望については、しっかりとしたスタンスを決めて対応する必要があります。
 図書館の持つ特色を生かした運営形態をとること。
 ・コワーキングスペース 
 ・ファブラボ
 ・コミュニティカフェ


あらためて、図書館リテラシーを知ろう
「わが町」の図書館を知りつつ
「よその町」の図書館を知ったうえで
「わが町」の図書館を充実させていくチカラ
そして、必要となる「当事者意識」


印象に残った事

塩尻市(長野県)の図書館は、市交流センター内に設置されましたが、「交流センター部」を創設し市職員が施設内のすべてのことに答える体制を造ったということです。
部、課の壁を取り除いた、市民に対応する体制になったといわれました。
津山市に置き換えれば、アルネ津山内で、生涯学習部(文化課)と総務部(人権啓発課)及び経済産業部(経済振興課)が一つの部となり、アルネ内で業務を行うことになるのかな!
担当課が違いますので、○○課に行ってください。といった受け答えが少なくなりますね!









 
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