令和4年12月28日
新型コロナウイルス感染症まとめ(Yahoo!ニュース)
日本医師会は11月16日、新型コロナの感染者が増加している現状について、
感染拡大の「新たな波(第8波)が始まったと捉えざるを得ない」との認識を示しました。
「第8波」について、あなたが最も心配なことは何ですか?
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実施期間:2022/11/16(水)〜2023/1/31(火)
中国・水際対策“大幅緩和”へ
一方で医療は限界…急激な方針転換で混乱続く
中国が“脱ゼロコロナ”に舵を切って3週間になりますが、中国国内では過去最悪の感染爆発が起きています。
こうしたなか、中国政府は、水際対策の大幅な緩和を発表しました。
来月8日から、ペストやコレラ並みに厳しい措置を取ってきた防疫レベルを1段階引き下げ、
入国時に求めていた隔離や検査の撤廃を発表しました。
一カ月後には、延べ30億人が移動するとされる春節の大連休が迫り、中国人の海外旅行の再開にも期待が高まります。
中国政府は現在、旅行代理店が代行する日本の観光ビザの申請を凍結しています。
「中国人の海外旅行を秩序をもって再開していく」としていますが、具体的な時期などは不透明のままです。
JTB北京・島田克己総経理:27日朝、営業時間が始まってから、中国人の方から
「もう日本に行けるようになるのか」
「現実的にビザ申請ができるのか」問い合わせが急に増えたという状況。
政策の緩和によって爆発的に、今までの分が戻ってくるのではないか。期待以外ない。
市民の反応は…。
市民:前のやり方には無駄があった。この3年間を取り戻したい。
市民:誰でも一度は感染してるし、今回の政策は良いと思う。
ただ、中国は感染爆発の真っ只中で、医療現場はすでに限界を迎えています。
北京の看護師:毎日の勤務は大変です。
外来患者は530人以上にもなります。重症化リスクが高い患者ばかりです。
地方都市の状況はさらに深刻です。感染のピークはまだ先とみられています。
本来なら隔離されるはず患者も、受付ロビーや廊下で治療を受けるしかありません。
医療従事者の状況も日に日に悪化しています。
中国のSNS上には看護師が点滴を受けながら患者を診ている様子も投稿されています。
感染爆発で人手が足りず、自ら感染していてもない休めない状況のようです。
医療のひっ迫の影響で亡くなる人も急増しています。
撮影者:「ここに並んでいるのは、すべて火葬待ちの遺体です。
本当に想像を絶します。ここにも。どのぐらい待っているのだろう。
重慶市のように「感染しても軽症者は出勤しろ」という方針を打ち出す自治体まで出てきました。
ゼロコロナからの急激な方針転換。混乱はまだ続いています。
中国が水際対策を大幅に緩和する一方で、日本政府は、感染が急拡大する中国本土からの渡航者と、
7日以内の渡航歴がある人全てに、30日から入国時の抗原検査を義務付けます。
陽性者はゲノム解析をしたうえで、原則7日間、隔離します。
日本の突然の発表で訪日中の観光客大混乱!
日本行き予定の人も「気分はどん底」―香港メディア
香港メディアの香港01は27日、日本政府の突然の発表によって訪日中の香港人を含む観光客が大混乱している様子を伝えた。
記事は、「日本が入国制限を緩和してから2カ月余りたった今日『悪いニュース』が伝わってきた」とし、
日本政府が香港・マカオを含む中国からの直行便について、発着空港を羽田空港、成田空港、関西空港、中部国際空港の4空港に限定したことを紹介。
「つまり、香港人の人気の旅行先である沖縄、北海道、九州への(香港からの)直行便はなくなることになる」と伝えた。
来年2月に恋人と日本旅行を予定していた馮さんは「青天のへきれきだ。
福岡への直行便とホテル、レストランを予約し、スケジュールも組んでいた。
とても楽しみにしていたけど、気分はどん底だ」と落胆。
「日本政府またが新しい情報を発表するかもしれないが計算できない。
航空券を変更して東京に行くこともできるが、4空港に限定され、そこに香港人だけでなく本土人(中国人)
もみんな殺到するのだからきっと高くなるだろう」と語った。
旅行代理店・縦横遊WWPKG常務取締役兼CEOの袁振寧氏は、
「4空港へのフライトの乗り継ぎ便を手配している。
もしできなければ新幹線などで移動する方法もあるが、途中のホテルやレストラン、交通機関の手配ができるとは限らない。
最悪の場合はツアーをキャンセルすることになる。
影響は2000人に及ぶ見込みで、損失は数千万香港ドル(1香港ドル=約17円)に達する」と語った。
また、「香港の観光業は回復したばかり。盛り上がってきたところに新たな措置が講じられ、大きな打撃になるのは確か。
不測の事態を想定して人員の採用を控えていたのが不幸中の幸い」と明かし、
訪日中のツアー客の帰国に向けた手配と調整に当たるという。
(翻訳・編集/北田)