何かしてます。

 無職だって退屈してません。「何か」してます。「何か」ってなんだ?

平成30年2月7日(水)~貴乃花親方すべてを語る ※追加あり

2018年02月20日 02時22分33秒 | トラブル

 本日午後七時から「貴乃花親方すべてを語る」という特番があるそうである。
 どっちでもいい話だが、おもしろい!
 私としては 黙して語らずの貴乃花が好きだが、どんな話が出るのかも楽しみだ。こうなったら もみにもんだらいい。
  乞うご期待である。

 貴乃花の言動を見ていると昔私が扱った事案を思い出す。
 秘密にすると決めたら上司はもちろん 誰れにもしゃべってはならないというのが私のやり方である。

◯ 自殺を防げ
   部下と付き合っていた女の子が「自殺する」と言ってアパートを出て帰ってこない。
   「結婚しない。嫌いになった」などと部下が無神経で下手な振り方をしたのが原因らしい。
   女の子を探し出しアパートに連れもどし説得して自殺を思いとどまらせた。
  このことは誰にも話したことはない。

◯ 若者の将来を守れ
  私の知らないところで不詳事を起こした 直属の部下2名を処分すべく検討中だという。
  直属上司の私は,この子たちが根は良い子だというのを知っている。
  そこで副署長の自宅を訪問し助命を嘆願した。効果のほどはわからないが「悪いようにはしない」と言ってビール3本をくれた。
  このことは対象の部下を含め誰も知らない。

◯ 交通事故をまるく納めろ
  交通現場に急行したら第一当事者は、部下の一人であった。
  事故内容は、公にすれば即、首になるくらいの事案だった。
  第一当事者の部下は「首にはなりたくない」という。
  そこであらゆる手を使って 首にならない方法を考え そして成功した。
  当時上司にも報告せず バレもしなかった。
  当事者の部下は ガン で死んでしまい 今知っているのは私だけである。

◯ スイカを手土産にして 謝り行脚
  部下2名が「つかまえた無免許バイクの少年をぶっとばした」 顔が赤く腫れ上がっている。
  公にすれば部下が絶対に負ける。ここは保護者に謝って丸く納めるに限ると思った。
  スイカを手みやげに2人の少年の家を訪ね保護者に面接し、説得して丸く納めた
  もちろん上司にも誰にも言ってないことである。

◯ 喧嘩の仲裁 
  交番巡視に行ったら非番の部下2名が遊びに来ていた。酒を飲んでいた。
  そこへ酔っぱらいのおじさんが2人来て「酔っ払った若い者に殴ぐられた!」と被害の届出をした。
  事情聴取してたら加害者は、私の部下2名らしい。本人も自白した。
  ことが公けになれば加害者は罰っせられる。どうにか被害届をとり下げてもらい丸く納めた。
  これらはすべて私の一存で実行した。この2人の部下は、その後理由は知らないが職場を去っていった。

◯ カラオケ喧嘩事案の処理
  2人の部下が「カラオケの取り合いでやくざ者2人と喧嘩した。その2人のやくざが別件で捕まっている。
  取調べなどで警察官と喧嘩したことを訴ったえられたらと思うと気が気でない.」と相談を受けた。
  そこで2人に「組織にかかわる問題でもある。隠して心配しているか 話して怒られて処分を受けるか?」
とアドバイスすると「怒られてもいいからすっきりしたい。」というのです。
  その日のうちに私一人で署長の自宅へ行き事情を話して善処をお願いしました。
  2人は,みっちり怒られたうえ、処分を受けました。 

◯ ホールドアップ事案
  機動捜査隊当時 隊員の一人が逃走したシンナー吸飲少年に拳銃の銃口を向けホールドアップさせました。
  やり過ぎだ 表に出れば問題になると感じたので あえて身柄を所轄に引き渡し当事者同士顔を合わせないようにして上司に報告もしなかった。
 誰かがチクったのか隊長に事情を聞かれた。隊長も理解を示した。

 さて,貴乃花親方のインタビューを聞いた。
 後を引くような内容も幾つかあった。
 協会がどう反応するか マスコミがどう取り上げるか?楽しみだ。

※ 私の処理した内緒の事案を思い出したので追加します。平成30年2月18日記載
 ○内緒の自動車修理
  機動隊の活動は一当番一班 警部を長として隊員6名、車両3台で昼間から勤務して夜は10時から朝4時まで初動捜査と職務質問を武器として犯人を検挙する。
 緊急車両として現場急行、不審車両の追跡など時にはカーチェイス的な運転をすることもありますので、時々交通事故が起こることがあります。
 相手がある事故ならば法に則って処理しますが、車が傷ついた程度の自損事故の場合は、上司に報告しないで内緒で一晩で直して、次の当番に引き継ぎ、しらばっくれてしまうことも何度かありました。こういう事案を上司に報告しても ロクなことにならないからです
 隊員に箝口令をしき、知り合いの修理屋さんに頼んで 板金から塗装まで突貫修理です。

 ◯補導した高校生の自殺 
  シンナー吸飲で補導した高校3年生男子が その直後自殺した。
  線香を上げて冥福を祈りたいと思った。
  止められるかも知れないにで上司同僚には内緒で 相棒とのみ相談して二人でお線香を上げに行った。
  保護者に何か言われるかもしれないのは覚悟の上だった。
でも文句を言われたり感謝こそすれ迷惑がられることはなかった。

  

  

   


  
  



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