何かしてます。

 無職だって退屈してません。「何か」してます。「何か」ってなんだ?

おぶちゃん

2011年10月18日 23時38分52秒 | 学生時代
 「おぶちゃん!元気?」
 実家の前で、同級生で幼馴染の『悦ちゃん』に声をかけられた。(10月16日)
 「うん、元気だよ。悦ちゃんも相変わらずきれいだね・・」とおばあさんになった幼馴染に敬意を払って答えます。

 私のことを幼いころの愛称『おぶちゃん』と呼んでくれるのは、世の中大(ひろし)と言えども、悦ちゃんぐらいだろう。

 物心ついたころから私は両親や兄弟から『おぶちゃん』と呼ばれていた。
 それを近所の遊び相手悦ちゃんなどの幼馴染が、まねして『おぶちゃん』と呼ぶようになった。
 そんな私の愛称『おぶちゃん』は、学校や職場までは波及せず家庭内、幼馴染程度のごく限定された愛称だった。

 すでに両親や姉や兄は、亡くなっている。
 近所に住むほとんどの幼馴染も、亡き人になったり、病気や認知症を患っている。
 
 何気なく「おぶちゃん」と声をかけてくれるのは、悦ちゃんだけになってしまいました。
 そんな貴重な存在になった悦ちゃんには、ぜひとも長生きしてもらいたいと思っています。

 話は変わりますが、
 悦ちゃんの家は、お寺さんです。
 二人姉妹の妹の悦ちゃんが、お婿さんをとってお寺を継ぎました。
 悦ちゃんは、娘さん二人を授かりました。
 妹の娘さんが婿さんをとり、お寺を継いでいます。
 (二代続けて婿取りでした。)
 そして3年前、跡継ぎになるべき男子のお孫さんを授かったそうです。

 100年目にしてやっと男子に恵まれたといって、うれしそうにしていました。
 おめでとうございます。よかったね・・


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