昨日 11月22日は 「 いい夫婦の日 」
それにちなんで「夫婦」をテーマにおはなし会がありました
私は 「 段々畑を上がっていった家にお嫁にいった 」というエッセイを語りました
( 佐野洋子著 『私はそうは思わない』より)
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伯母は生まれた家から五分 段々畑を上がっていった家にお嫁にいった
お嫁にいった家から 生まれた家の屋根もカキの木も見えていた
口うるさく耳の遠いしゅうとの世話をし 十人の子を生み育てた
畑仕事の嫌いな亭主が 村役場につとめていた
畑仕事は 伯母が黙々とやっていた
・・・・・ と続いていきます
佐野洋子さんは 絵本作家として有名ですが
そのエッセイは 「子どもの心と大人の目」で書かれ
切れ味よく 大好きです
私は ひとの書いた文章を語るのは とても苦手!
でも これは語りたいと思ったのです
頭の中で 何度もあらすじをなぞり 理解したうえで
文を区切りながら口にのせて 自分のものにし
やっと人前で語るという手順なのですが
情けない自分の性格上 いつもギリギリになってから追い込む事になります
なんとか語り終えて ホッ
帰り際に 私よりもずっと若い人が「聴いていて 涙が出てきました」と言って ハイタッチ!
「ホント!?」と思ったけれど
私自身も 短い言葉で綴られた夫婦のあり方に胸が迫り 幾度も涙をぬぐいました
それが聴いている人に伝わったのは とても嬉しいことなのです
読んでいても・・。
MONAさんのお声がきこえてくるようです、。
子供向けにゆっくり聞き取れるように柔らかに、
よんでいらっしゃるのでしょうね。
若い方に共鳴していただけたたのは
うれしいですね(^^♪
MONAさん読み聞かせこれからも
続けていかれてくださいませね(^^♪!”
いまでは切ない数字の並びです
夫婦の有り方、夫婦だけに通う感情…深いモノです
>なんとか語り終えて ホッ・・・
おめでとうございます \(^▽^)/
順調に終わって良かったですね
人の前で話す事は難しいです
話す前の下準備が又大変です
何回も繰り返し覚えなくていけません
感情を込める事で聞いている方の共感を得ます
それが今回出来ました、良い経験をされたと思います
お疲れ様でした。
今日もお元気にお過ごし下さい。
読み聞かせもやりますが、私は「語り」(「おはなし」)をしています。
本を手にはしません。
それぞれの形があるけれど、底に流れるものは共通していて、思わず涙してしまいます。
それでも、聴いて下さった方が共感の言葉をくださる時が一番うれしいです。