この夏の暑さに 蚊もバテていたのかもしれない
いつもの夏よりも 蚊が少ないような気がしていた
ところが ここに来て涼しくなり 子孫を残すという使命に目覚めた蚊が 必死になってきている
お彼岸で 墓参りをした時の 蚊のスゴさといったら・・
群がって 長袖 長ズボンの上から刺してくるので 血だらけ(ちょっと大げさ)
その上 無防備の顔も標的になり 目に飛び込んでくる
ひとつ利口になったのは 最近の香りのよい蚊取り線香は 役に立たないということだ
蚊取り線香を2箇所に置いたが 効き目がなかった
蚊との攻防では 最近 こんな事もあった
マメ子(孫)を車に乗せた時 蚊が一匹 中に入ってしまった
車が走り出してしばらくすると「蚊がいる!」と マメ子が騒ぎ始めた
「 マメちゃん 闘って やっつけて! 」と 私
けれど 蚊も必死だもの とうとう・・
「 刺された! 車とめて! 蚊を外に出して! 」と マメ子が泣き出した
「 マメちゃん そんなに泣くと ばーば 車をぶつけちゃうかも!
痒いのと 怪我して痛いのと どっちがいい?
もうすぐ着くから 我慢してね! 」
そうこうするうちに 幼稚園に着いた
マメ子を降ろすと 手の甲にぷっくりと刺された痕がある
「 よく我慢したね! 」
鼻をかんで 涙を拭いてやり 幼稚園の玄関へ
「 おはようございます 」
園長先生に 朝のご挨拶
「 申し訳ありませんが ここに虫刺されの薬を塗ってやって下さいますか? 」
と お願いして 帰った
「 ところで マメちゃん すべての蚊が人を刺すわけじゃないのよ 」
「 知ってる メスの蚊だけが刺すんでしょ? 」
「 そう 卵を産む為にね オスは花の蜜を吸ったりしてるの 」
こんな風にね
( 画像 ↑ )