ねえ とうさん
佐野洋子 作
小学館
こぶしの花が咲く頃、くまのとうさんが久しぶりに家に帰ってきた。
くまの子はお父さんを散歩に誘う。
「よし よし」
二匹は森に向かって歩きだした。
くまの子を かたぐるまをし 泳ぎ 木を折って橋をかける、とうさん
くまの子はそんな とうさんを 尊敬のまなざしでみつめて
「ねえ とうさん、ぼく とうさんの子でうれしいよ。
すごく とうさんらしいもの」 という くまの子
「おれは ただ くまらしいだけさ。くまだからね。」という とうさん。
昨日は父の日だった。
父に 「何がほしい?」 と聞くと
『昭和史・戦後編』・半藤一利 (平凡社ライブラリー)
> 日本はどんな道を歩んできたのか?が読みたいので欲しいという。
OK! 本屋で 『 昭和史』 を買う。
携帯用のルーペ(拡大鏡)
レンジでチンしてゆでたまご ( GOODな半熟が出来た!)
そして
こころばかりのお小遣いを添えてプレゼント。
ホントはね
くまの子みたいに
「ねえ とうさん とうさんの子でうれしいよ。」
ナンテ、言葉にしてあげればいいのだろうけど。。。
やっぱ、言えないものだよ。・・・ ねえ とうさん
いろんな意味で年をとるって
こういうことか、とあらためて思うことが最近、多くなった。
でもね。
み~んなも一緒に年をとるわけだから・・・
何をするわけでもなく
父と休日を過した。
父と一緒に庭を眺め
渋いお茶を飲み
お菓子を食べた。
こんな日常だって・・・
大切なのだ。
あくびが出るけどね。。。
ねえ とうさん
かよりんさん
最近ですよ
あくびのでるような時間を父と過せるように
なったのは・・・
確かに
最高。。。
きっと
母のことがなければ
こんな時間の
過し方
持つがなかったと思う。
でも
どんな接し方をしても
やっぱり
最後は「ごめんね」になると思う。
きなこさん
姉は固定(ギブス)も取れてリハビリ中です。
父も抜糸が済みました。
ご心配してくれてありがとう。
勤務日はあっという間に一日が過ぎてしまい
夜はすぐに眠くなってしまう。。。
もう何も考えないでグーグー
それもまた幸せ?・・・
私もちょくちょく父のところへ行ってたけど
とにかく忙しくてバタバタ用事すまして帰ってた
「来てくれるのはうれしいけど嵐みたいや」と言われたたわ(笑
のんびりあくびの出る時間
それが最高のプレゼントだと
もういない父に今頃「ごめんね」と言ってます
お姉さま、その後大丈夫ですか?
お父様も、元気そうで良かったです。
こうして、静かに過ごす平凡な、日常が
とても幸せなんだと、最近感じています。
あくび猫さんも、幸せそう
noaさんも、お疲れが出ませんように