「とん ことり」の音がして

暮らしの中で 絵本と私

『 ともだちからともだちへ 』

2007-05-30 09:22:04 | 書籍・絵本


    『 ともだちからともだちへ 』
                          アンソニー・フランス/文
                          ティファニー・ビーク/絵
                           理論社

   
   クマネズミは誰も遊びに来てくれないし、どこに行く予定もない
   だから 顔を洗わず ひげの手入れもせず
   一日中、パジャまんま(パジャマのまま)
   ボーっとしたうつ的毎日を送っていた。

   そこへ、手紙が届きました。

   クマネズミくんへ 
   きみはすてきなともだちです。
   きみとともだちになれてよかった。
   それをつたえたくてこれをかきました


   ところが差出人の名前が書いていない。
   誰だろう
   クマネズミは張り切って
   顔を洗い、歯を磨いて、服を着替えて
   差出人を探しに出かけます。


   

   
   ところがみんなに「知らない」といわれ
   とぼとぼと家にもどった クマネズミは考えました。

   このてがみを誰が書いてくれたか
   そのことはもういいんだ。

   自ら、出かけて
   クマネズミは自分にはともだちがたくさんいることに気づくと
   いうお話

   副題に<あなたなら どんなふうにつたえる?ほんとうのともだちって?>
   とあります。

  
   「パジャまんま」の一日も悪くないけど・・・
      それでも、私もクマネズミと同じで<パジャまんま>状態で
   寂しい毎日を過していると凹みます。 
   ともだちを求めるなら
   自分から行動しなさい。かな?
   いつも、いつも、人様の好意に甘えるばかりの私です。