goo blog サービス終了のお知らせ 

アロマナース 森の聲だより

ちょっとボケてきたけど・・・今も続く、91歳のボランティア

キツばあちゃんに毛糸のプレゼントが届く 

届くと張り切って靴下を編んでくれる。

編み上がると被災地の方々に送って差し上げる。

ある日、「今ね。。。5足編めてるよ!10足になったら渡すからね!」っとキツばあちゃんに言われ

「無理しないように頑張ってね。またの連絡を待ってます」っと。。。。。

それから連絡ないので「もうそろそろ・・・10足になりました~?」っと声をかけると・・・・・

「あは?あは・・・ご近所さんが・・・あら、いいわね~っと言うもんだからあげちゃったよ!」っと 

「忘れてた!被災地に送るんだったよね。また頑張って編むからさ~」っと。

「では、またの連絡を待ってます」っと。。。。。。。

もうそろそろ。。。編めたかな~っと声をかけてみると・・・・

「遊びに来る人来る人。。。皆素敵ね~~っと言うものだから・・・・」っと言い訳のキツばあちゃん

あ~また友人にあげちゃった!!

物忘れがちょっと出てきたか・・・?もう91歳だし・・・・・

今度はやっと、15足、奇跡的にも誰の手に渡らず編み上がった。

「編めたよ~~」っと。

「ありがとう!では早速送っておきます」っと預かる。

翌日もちょっとキツばあちゃんのところへ顔を出すと・・・・・

「編み上がった靴下がないけど・・・渡したっけ?」っと。

「あれ~~昨日ちゃんと頂きましたよ~~」

「あは・・そうか!そうか!そだったよね」

ちょっとボケちゃったキツばあちゃん!

Img_0505

それでもなお靴下はちゃんと編む。

「うん!これが私の仕事だよ!」っと言いながら・・・・・・・

あは。。。


二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

コメント一覧

noa
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
培ってきた優しさや強さっていくつになっても
自然と体からにじみ出てくるのですね。

私達も見習って行きたいですね。

強く優しく・・・そして可愛いおばあちゃんになりたいものです。
宮城のH
ご無沙汰してます。
ご無沙汰してます。
私の祖母も92歳で寝たきりでボケてしまってますが「オレはいいからあんたが食べろ」とか「ありがとう」とか…。いつも言ってくれます。その言葉には物がなかった戦後を分け合い、助けあって生きてきた強さを感じるんです。
ボケても人として大切な部分が残っているのは嬉しく思います。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「ボランティア」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事