ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

外論の外:論理性と人間性

2008-11-29 | ISO外論
ある本の解説に「日本的経営は人間力を要求しすぎる。まず必要なことは論理性だ」と書いてあった。人付き合いのうまい人間は出世するが、人の上にたって仕事できるとは限らない、というようなことがかいてあった。

50代までは、自分はましな人間と思っていたが、最近は未完成な人間だと思っている。
意識的に、人からよく思われたいという気持ちよりも、人を良く思いたいという気持ちを先行したいと考えている。人を育てることによって自分も育ちたいと思う。

人を育てるためには自分の行動が正しくなければならないが、お互いに共通の目標、基礎的約束事があると便利である。
共通の目標は方針である。
共通する約束事は、一般的には教養とか知性とか言われるものだろうが、それでは掴まえどころがないので、QC的考え方とでもいっておく。

それではISOはなにか、
ひとつの基準であり、ルールではあるが、規格要求事項はうるさすぎる。
確かにISO体制の構築プロセスは論理的であり、苦労して作成した人にはいい勉強になっただろうが、作りすぎた標準の山にはうんざりする。
もっと行動しながら体で覚えるもののほうが、自分には向いている。

よい目標とPDCAという行動、時々自分を客観的に振り返る「事実、データによる管理」この3点で自分には十分と思う。

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