ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

シナジー効果の道のり

2009-06-21 | ISO外論
考えが定まらない。
何か考えようとすると、すぐ次のテーマが出てくる。
あれもしないと、これも考えないと、と頭が動き出すとすぐ次が来る。
自分の外のテーマが多すぎるのだろうか。

報告、連絡、相談を要求する管理者が多い。
いつも心配しているよりその時を集中したいからだろうか。

報連相なんて言葉は最も嫌いなビジネス用語の一つだが、一方的に上から要求するのでなく、双方向のコミュニケーションが成立していると、楽でいいし、仕事もはかどる。
シナジー効果と呼べる状況になるには、双方向の努力が必要だ。

そんなことを考えながらテレビをつけた。
北海道の無菌牛乳を生産しているオーナーの紹介をみた。
1時間で搾乳から瓶詰めまでするのに、前後に8時間かける。
衛生管理は大変でよほど経営者がしっかりしてないとこんなことはできないだろう。
その経営者のひとこと。
「牛は群れの動物だから、群れに入らないとよい牛乳は作れない。牛は自分のことをボスと思っているのでしょう。」
テレビの解説者が「牛とシンクロですね」と何気ない一言。

シナジー効果をあげるためにはシンクロニシティーを共感できる関係がベースにある。
理屈ではわかるがこれをどう実践するか。
経営学の本を書くのは簡単だが実践は難しいようだ。

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