言葉の意味がわからないとき英語で考えてみると意外な発見がある。
たとえば「発見」のdiscoverは、「カバーをはずす」という意味、いままで覆われていたものを外すから発見とわかる。
自分のことをはなすと、英語コンプレックスである。コンプレックスだから逆に英語が気になる。むかし、言葉の堪能な知り合いがいて、ギリシャ語やラテン語で意味を説明してくれた。ついで、第1回のデミング賞本賞の受賞者である統計学者の増山元三郎博士は語学が趣味だった。ISOも日本語では難解だが、英語の対訳を見ると理解できることが多い。
さて開発である。developmentは囲まれたところ(velop)から、外へ出る(de)ことのようだ。
いまいる場所は居心地がいいかもしれない。誰かに守られているのをいつも感じていたい。自分の部屋なら薄暗くても安心できる。そのようなところから、外に飛び出してみる。それがdevelopmentの意味らしい。
昔の冒険家が大海に乗り出した勇気を思い出したい。そのようなDNAは、我々の中に流れているように思う。
大海に乗り出した冒険家は、大海の果てまで行けば、海から落ちてしまう不安を抱える保守的な船員をどう導いたか、考えてほしい。
開発者はいつもそのリスクに立ち向かっている。
人には、それぞれ役割があるから、開発者がリスクに恐れその対応を考えなければ、よい製品は生まれない。生産に従事する人が、革新的にまり過ぎて守りが出来なければ、製品はいつまでたっても安定しない。
開発者たるもの、生産者の不安を引き受けて新しい方向を目指す勇気を持ってほしい。
そのためにまず、必要なのは先を信じる洞察力と人を導くビジョンである。
たとえば「発見」のdiscoverは、「カバーをはずす」という意味、いままで覆われていたものを外すから発見とわかる。
自分のことをはなすと、英語コンプレックスである。コンプレックスだから逆に英語が気になる。むかし、言葉の堪能な知り合いがいて、ギリシャ語やラテン語で意味を説明してくれた。ついで、第1回のデミング賞本賞の受賞者である統計学者の増山元三郎博士は語学が趣味だった。ISOも日本語では難解だが、英語の対訳を見ると理解できることが多い。
さて開発である。developmentは囲まれたところ(velop)から、外へ出る(de)ことのようだ。
いまいる場所は居心地がいいかもしれない。誰かに守られているのをいつも感じていたい。自分の部屋なら薄暗くても安心できる。そのようなところから、外に飛び出してみる。それがdevelopmentの意味らしい。
昔の冒険家が大海に乗り出した勇気を思い出したい。そのようなDNAは、我々の中に流れているように思う。
大海に乗り出した冒険家は、大海の果てまで行けば、海から落ちてしまう不安を抱える保守的な船員をどう導いたか、考えてほしい。
開発者はいつもそのリスクに立ち向かっている。
人には、それぞれ役割があるから、開発者がリスクに恐れその対応を考えなければ、よい製品は生まれない。生産に従事する人が、革新的にまり過ぎて守りが出来なければ、製品はいつまでたっても安定しない。
開発者たるもの、生産者の不安を引き受けて新しい方向を目指す勇気を持ってほしい。
そのためにまず、必要なのは先を信じる洞察力と人を導くビジョンである。