ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

弧廻手形の歴史 その1

2019年08月16日 | 銚子電鉄

銚子電鉄の1日乗車券、『弧廻手形』を集めています。

弧廻手形は、車内や駅で購入する通常の1日乗車券と、イベント等の際に発行される記念券があります。通常版の弧廻手形は、左下に車両の写真が入り、右上にイラストMAP、右下にサービス券がついているのが、基本の形でした。

この通常版の弧廻手形は、2018年10月31日で終了し、11月1日からは新しい弧廻手形が発売されています。


 
 


もうこの大型の弧廻手形が発売されることはありません。この機会に、これまでの通常型弧廻手形の歴史をまとめてみました。

私は通常型弧廻手形を右上のイラストMAPに注目して5種類に分類しています。

 
 
 
 


私が弧廻手形を集めるようになったのは、2006年(平成18年)10月からです。当時も銚子電鉄は経営状況が厳しく、自分なりの応援方法として銚子電鉄になるべく多く乗ること、乗車券は弧廻手形を購入することを決めました。

銚子電鉄が「電車修理代を稼がなきゃいけないんです」と公式サイトで呼びかけ、ぬれ煎餅ブームが起きる直前だったと思います。

当時意識して購入した最初の弧廻手形は、10月8日の日曜日に観音駅で購入したものです。その後は、毎週必ず1回は銚子電鉄に乗るようにしていました。

 


また、古い弧廻手形にも興味がわき、オークション等で入手するようになりました。弧廻手形の最初の発行はいつか、気になって調べていました。

その結果、「弧廻手形」は、1993年(平成5年)の「銚子電鉄開通70周年記念」の一つとして販売開始されたことがわかりました。

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女子プロレスラー 藤ヶ崎矢子さんのカード

2019年08月12日 | 銚子

藤ヶ崎矢子さんは銚子出身のプロレスラーです。1997年5月8日生まれ、JWP女子プロレスに所属し、中学卒業後の2013年8月18日がデビュー戦でした。

当初所属していた JWP が活動停止した2017年以降は、新団体 RURE-J に所属して活躍してきました。得意技はドロップキックとのこと。

私はプロレスや格闘技の趣味はないので、銚子出身の女子プロレスラーがいることは知りませんでした。オークションを探していたとき「藤ヶ崎矢子 銚子」の文字を見つけ、それからトレーディングカードがないか、調べ始めました。

女子プロレスラーについても、トレーディングカードが発行されていました。そこですぐに収集を開始し、短期間に集める事ができました。カードはBBM(ベースボールマガジン社)の女子プロレスカード、BBM WOMAN'S PRO-WRESTLING CARDS です。

2014 TRUE HEART

 

 

 



2015 TRUE HEART

 

 

 



2016 TRUE HEART

 

 

 



2017 TRUE HEART

 

 

 



2018 TRUE HEART

 

 

 



2019 TRUE HEART

 

 

 


2019年2月下旬発売のカード裏面には「ビジュアルハンターとして多くの女子レスラーと対戦し、経験値がアップ。昨年末におこなわれたバトルロイヤルで優勝し、年始から PURE-J 無差別級に挑戦するというビッグチャンスを獲得した。今年はツイている1年になりそうだ。」とあります。

しかし、家庭の事情のため、5月5日の PURE-J 板橋大会を最後に休業に入りました。

復帰は未定ですが、藤ヶ崎矢子選手は「皆さん待っていてください。」とツイートしています。リングに戻られたら応援したいですね。

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『鎌倉ものがたり』第35巻新発売

2019年08月08日 | 西岸良平
西岸良平先生の『鎌倉ものがたり』コミックス第35巻が発売になりました。今回は忘れないように予約をしておき、8月8日(木)に届きました。



アクションコミックス 2019年8月8日 第1刷発行 

第34巻の発売が2017年7月28日だったので、2年ぶりのコミックスです。2000年から2017年までは毎年1冊は発行されていたので、雑誌1号あたりの掲載量が減少しているのだと思います。無理をしないで掲載を続けていただきたいですね。

第352話「肉球の契り」から第360話「新年会破壊作戦-根津弥甚八の陰謀-」まで9話が収録されています。

私が『月刊まんがタウン』を購読していたのは、2016年10月号までなので、このコミックスは初めて読むことになります。

『月刊まんがタウン』は2000年12月号の創刊からずっと購入していましたが、読むのは「鎌倉ものがたり」だけでした。今は雑誌を購読していないので、情報はまったく入ってきません。

「鎌倉ものがたり誕生35周年記念フェア」が開催されるんですね。

「鎌倉ものがたり」は『漫画アクション』1984年2月9日号に、初めて掲載されました。「新シリーズスタート !!」となっています。次の掲載は3月で、月イチの連載でした。

西岸良平先生の『漫画アクション』への作品掲載は、1974年6月20日号の「ヒッパルコスの海」から始まり、「ロマン劇場」、「シリーズ・新生活読本」、「蜃気郎」、「青春奇談シリーズ」と珠玉の短編を中心に描いてきました。そして、これに続く新シリーズが「鎌倉ものがたり」でした。

『漫画アクション』への連載は2000年8月22・29日号の「187話 送り火」までで、この号のお知らせには、「・・・なお、『鎌倉ものがたり』は本誌兄弟誌『まんがアクションファミリー』で11月よりひき続き掲載されます。御愛読の程よろしくお願いします。」と告知されていました。

そして、『月刊まんがタウン』の2000年12月創刊号に、「188話 紅葉ガ谷殺人事件」が掲載され、連載が始まりました。

今年が2019年なので、1984年から35年になるんですね。

双葉社の特設ページ「鎌倉ものがたり誕生35周年」を見ると、いろいろな行事が予定されているようです。

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通天閣パンフレット(公式ガイド)など

2019年08月05日 | タワー
通天閣の新しいパンフレット~公式ガイドを入手しました。1年に2回発行されるようです。


通天閣の公式サイトには「通天閣公式ガイド」のコーナーがあり、最近の公式ガイドを見ることができます。新しい公式ガイドの情報も得ることができます。

パンフレットの展示が目的ではなく、「通天閣を探せ!」の解答集なんですが・・・。

現在10種類の公式ガイドを見られます。一つ前の公式ガイドが入っていないのはなぜなんでしょう。

素晴らしい試みなので、ぜひ公式ガイドの発行年月を入れて欲しいですね。

クリアファイルも入手しました。これも通天閣観光発行のオリジナルファイルです。



遅くなりましたが、『通天閣50年誌』を「タワー関連書籍等」に加えました。


あわせてまだアップしていなかった本をアップしました。


『エッフェル塔 100年のメッセージ』 1989年日本で開催された展覧会の図録

同じ頃に発行された雑誌です。これは当時入手したものですが「読んで楽しむエッフェル塔」というタイトルに惹かれて購入しました。



『月刊美術』 平成元年(1989年)10月20日号

「今年は、エッフェル塔が誕生してちょうど100年。パリでも大々的なセレモニーが行われたほか、日本でもその展覧会が開催される。」と扉ページにあります。

また「エッフェル塔、100年のメッセージ」展の見どころ、との編集部による紹介記事も載せています。雑誌の特集記事に併せて、金属製やガラスのミニチュアタワー、皿、ブローチやシガレットケース、記念メダルなどのエッフェル塔グッズの特別頒布が企画されています。

2012年江戸東京博物館で開催の『ザ・タワー ~都市と塔との物語~』、大阪でも開催されましたが、図録の表紙デザインが違っていたんですね。大阪版はエッフェル塔が表紙を飾っています。これもまだアップしていなかったので、アップしました。


『ザ・タワー 都市と塔のものがたり』2012.5.23~7.16 大阪歴史博物館

次は京都タワーの創業25年誌です。入手は大分前だったと思います。



『京都タワーの歩み 創業二十五周年誌』

京都タワー写真史、パノラマ360移り変わり、著名人の登塔、タワー25年のPR一覧、京都タワー25年などか掲載されています。

名古屋テレビ塔については、2010年刊行の『ぼくらの名古屋テレビ塔』がありましたが、昨年(2018年)名古屋テレビ塔の監修で、公式の記録が発売されました。



『名古屋テレビ塔クロニクル』 2018年(平成30年)11月27日 初版1刷発行

特別インタビュー、スタジオジブリ プロデューサー・鈴木敏夫「僕にとってのテレビ塔、名古屋」など、堅い社史というよりは読んでもらうことを前提にした名古屋テレビ塔の記録です。

『タワーめぐりの旅』更新しました。ブログにアップした、レインボータワーのグッズも掲載しました。

「回転昇降式タワーのグッズ」については、項目は入れてあるものの、入手できているグッズが少ないことから、公開には至っていません。宇和海展望タワーの休止が発表されたことから、未完成でも、テレホンカードや絵はがきなどのグッズを並べてみようかと、考えています。

タワーめぐりの旅


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銚子電鉄『クラウドファンディング』

2019年08月02日 | 銚子電鉄

銚子電鉄が行うクラウドファンディングは目標額500万円に対し、501人、5,157,610円の支援で成功しました。現在、リターンの品が届けられています。

私が初めてクラウドファンディングに参加したのは2014年、銚子商業高校生徒による、銚子電鉄支援の活動でした。

生徒さん達は、脱線事故で「走れなくなった電車をもう一度走らせたい」と、300万円の目標金額でクラウドファンディングを始めました。

マスコミでも大きく取り上げられ、結果は415人から484万3千円の寄付を集めることができました。この車両は今もチーバくん号などで元気に活躍しています。

 

 

 


次のクラウドファンディングも銚子商業高校の生徒さんによるものでした。2016年「銚子電鉄をきれいにしたい!」と、老朽化が進む「仲ノ町駅」の修復のために寄付を募りました。


結果は、目標金額の100万円を上回る129人の支援で、1,349,000円の支援を受けました。


そして、今回は銚子電鉄自身によるクラウドファンディングです。目標額は500万円。

目的は「銚C(銚子)級エンターテインメント」映画『電車を止めるな!』の制作費の調達です。なぜ映画?と思いながらも、できる限りの支援を行うことにしました。

500万円はとても無理だろうと考えていました。目標額に達しなくても成立するオールイン方式だったので、心配はしていませんでした。しかし、できれば目標額を達成したい(させたい)、との思いで経過を見つめていました。

最終日はハラハラしながら、支援総額を見つめていました。最後の最後に、目標額を達成することができました。うれしかったです。

クラウドファンディングの経過や、先日の特別試写会を見て思ったのは、(映画製作を含めて)、実に多くの方を巻き込んでプロジェクトが進行していることでした。

オリエンタルラジオ中田さんの友情出演、クラウドファンディングのリターンには日野日出志先生サイン付きの絵本があります。村井美樹さんは直筆サイン入り「電止め」Tシャツをリターンに加えて下さいました。これは第一次、第二次とも、すぐに完売?してしまいました。

現在、リターンの品が次々と届いています。

『電車を止めるな!』原作本と映画チラシ

 

 



『崖っぷち銚子電鉄』と電止め記念きっぷ

 

 

 

 



絵本『ようかい でるでるばあ !!』と電止め缶バッジ

 

 

 



「電止め」Tシャツ



残るは「映画の撮影で使用した衣装」だけになりました。

なぜ映画を?との疑問ですが、映画制作の目的は、変電所の修繕工事に必要な資金を捻出するためとのこと。改修費用は約2億円です。通常では調達不可能に思える額ですね。

費用捻出のためには、映画を17万3077人に観てもらわなければなりません。これは、もしかしたら、不可能ではないかも知れません。クラウドファンディングは制作費用の捻出だけでなく、支援の輪の広がりを意識した取り組みにも思えてきました。

クラウドファンディングは終わりではなくスタートなんですね。今冬上映予定の映画『電車を止めるな!』をどれだけ多くの人に見ていただけるか、それが勝負です。

それにしても、普通は2億円を稼ぐために映画を作ろうなんて考えないでしょう。銚子電鉄の一番の強みは、ぬれ煎餅に始まる全国の皆様の支援を信じる力、なのかも知れません。


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