千葉交通の銚子関連パンフレットで一番豪華なのは『銚子磯めぐり想い出のしおり』です。すでにホームページに掲載してありますが、最初にこの『しおり』を振り返ってみます。
ソノシート付のパンフレットは数種類発行されています。私の持っている中で一番古いのはこのパンフレットです。
まだ犬吠スカイタワーはできていません。日比友愛の碑は昭和33年の建立なので、それ以降ですね。記事の中に銚子大橋が「このほど完成」とありますから、昭和37年~38年ころのパンフレットでしょうか。
次のパンフレットの表紙はほとんど同じデザインです。写真は同じだと思います。左下に「LP 331/3 フォのシート」と記載されています。

裏面は「犬吠埼京成ホテル」に変わっています。

写真はカラーが主体になっています。
地球展望台の写真もカラーになっています。



次のパンフレットは内容はほどんど一緒です。何が変わったかというと、電話番号が変わっていました。京成ホテルの電話番号は3029から(2)8111に変わっています。
次のパンフレットは、タモリ倶楽部の画面にチラリと映し出されたことがありました。平成27年(2015年)12月18日(金)の「タモリ倶楽部」です。この日のタイトルは「歴史に埋もれた名盤が続々登場?輝かない!ニッポンレコード大会」でした。「銚子」の文字を大きくデザインした、斬新な表紙の『銚子磯めぐり想い出のしおり』が映っていました。
発行時期は明確ではありませんが、犬吠スカイタワーが営業開始していますから昭和43年(1968年)3月以降です。
このタイプの展望タワーを、現在では「回転昇降式タワー」と呼んでいます。このパンフレットでの名称は「回転式昇降展望台」です。現在でも通じる名称ですね。
次が私の持っているパンフレットでは一番新しいものです。写真や記事の構成も大きく変わっていますが、4曲入りのソノシートは続いています。
犬吠スカイタワーは千葉県観光公社に移管され、オーシャンランドができました。スカイタワーはすでに運行をやめた後のようで、犬吠観光資料館として営業しています。
現在は磯めぐり定期観光バスもなくなってしまいました。残念ですね。