ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

湖東美歌ライブ『AUTUMN JUNCTION』

2013年09月11日 | 音楽
9月8日の日曜日、渋谷 La.mama で開催された湖東美歌さんのライブ「MIKA・Acoustic Live vol.3 AUTUMN JUNCTION」に行って来ました。

昨年の9月15日、同じ渋谷 La.mama の「タキシード・ジャンクション」からちょうど1年です。この間にクリスマスや春のライブもあったのですが、予定が入っており行けませんでした。

今回は日曜日の4時開演という事で、宿泊しなくても帰って来られます。さっそくチケットを注文しました。

いただいた案内のチラシです。(ライブ当日のチラシも同じでした。これは当日のチラシです。折り目なしです。)



封筒には三つ折りで入っています。このチラシは三つ折りにする前提でデザインされているんですね。とてもおしゃれです。


チケットが届きました。ラ・ママのチケットは縦長です。半券切り取り前のチケットです。


ライブ当日は午前9時過ぎの高速バスで東京に行きました。この日も天気予報は雨・・・。最近出かけようとするといつも雨です。

11時30分、東京駅前到着。開場の3時30分にはだいぶ時間があります。雨模様なのでタワー訪問はせずに、久し振りに中野まんだらけに行きました。

中野駅に降りてびっくり。駅のエスカレーターやサンプラザ側の駅前が以前と大きく変わっていました。3時頃まで中野ブロードウェイで過ごして渋谷に向かいました。渋谷駅を出ると雨が降っています。

前回道に迷ったので、今回はマークシティを通って行くことにしました。マークシティ内をウロウロと歩き、やっとウエストモールまで来ました。しかし、地下から3階まで、どの階からも外に出られません。結局ウエストモール脇の急な坂道を登って、ラ・ママのあるプリメーラ道玄坂にたどり着きました。

帰り道でわかったのですが、4階まで上がる必要があったのですね。そんなに高低差があるなんて・・・。

すでに3時30分は過ぎており、入場が始まっていました。




今日のライブの看板も掲げられています。


ラ・ママは狭く椅子も小さいです。今回は後ろの方にある棚?のそばに座りました。ここだと飲み物が置けるのでとても楽です。飲み物は今月のおすすめの「恵みのミルク」(コーヒーリキュールのミルク割り)を注文、甘くておいしかったです。

会場は満席です。移動するのも大変です。ライブが始まってわかったのですが、今回の席からは美歌さんまで遮る物もなく、最高の席でした。

4時を過ぎてミュージシャンが席に着き、チューニングを始めました。4時10分、客電が落ちて美歌さん登場、白いスーツです。歌は「キャラバン」。歌の途中でバックミュージシャンの紹介がありました。

この日のテーマは「夏の終わりに歌う-ラテンの土くささと初秋のボサノヴァ」~夏の余韻と秋の予感~ということで、アントニオ・カルロス・ジョビンの話や「黒いオルフェ」の話を交えながら歌っていただきました。「枯葉~ボサノバ・バージョン」もありました。

高校の頃ボサノバのグループに入ったのが最初との話もありました。合唱は小さい頃から「少年少女合唱団 みずうみ」で歌っていたのでしょうから、ポピュラー音楽を歌い始めたという事でしょうか。

「ラテン教室」として、ボレロ、マンボ、サルサ、チャチャチャなどの違いを演奏していただきました。美歌さんは5カ国語(ポルトガル語、スペイン語、フランス語、英語そして日本語)で歌っているとのこと。

8曲目?の「マシュケナダ」は白い上着を脱いで歌いました(背中がまぶしい)。そして、演奏中に左手のドアから外に・・・。ラ・ママは2回目なので、これは衣装替えだな思っていると、今度はオレンジの私服のような感じで登場、チャーミングです。

金山さんが退場し、堺さんがドラムからピアノになって、ここからは日本の歌です。よく知っている歌ばかりなので、楽しさ倍増です。

まず「ミスター・サマータイム」歌詞を間違えて歌い直したのはご愛敬、というより5カ国語の歌詞をすべて覚えているのはすごいですね。

次が「私の好きなもの」永六輔作詞、いずみたく作曲の歌です。本当に久し振りに聴きました。歌ったのは佐良直美さん。

「いっそセレナーデ」は情熱バージョンとのこと。少し低めの声でした。『私の宝物~My Treasure~』収録の「リバーサイドホテル」も良かったですが、これもすてきでした

ラ・ママのライブは休憩がありません。あと2曲とのこと。再び金山さんが登場して、金山さんのピアノのみで、「ムーンライト・イン・バーモント」。そしてラスト・ナンバーは「シャイン・オン・ハーベスト・ムーン」でした。

次回は12月12日、13日、ホテルでディナーショーとの告知のあと、「一方的なアンコール」ということで、「セプテンバー・ソング」が最後の曲でした。

湖東美歌さんは様々な場面で活躍されて来ました。NHKの「ステージ101」であったり、菅原洋一さんのバックコーラスであったり、合唱団だったり、ソロシングルの「アメリカ橋」だったり・・・。これらはレコード等に残されており現在でも聴く事が出来ます。

ただ、現在の活動につながる1990年頃からのミカブランドの活動を見られなかったのは残念ですね。

ところで、最近入手したアルバムです。『ザ・シャイニー・ストッキングス』1983年の発売です。雑誌『リメンバー』で湖東美歌さんがグループで活動しているという記事を読んだ記憶があるのですが、それがこのグループで、アルバムも2枚発売されています。



『ザ・シャイニー・ストッキングス』 ビクター 1983 VIH-28113

2枚目のアルバムと歌詞カードです。



『ブルー・レディに紅いバラ』 ビクター 1984 VIH-28156

ザ・シャイニー・ストッキングスは、村上京子さんがリーダーの3人組女性ジャズボーカルグループです。村上京子さんのサイトも見たのですが、1982年結成当時のメンバーに湖東美歌さんは入っていないので、2代目になるのでしょうか。ちょうどアルバム2枚を発表した頃のメンバーだったのですね。メゾソプラノです。

※このブログを書くためにいくつかのサイトを見て回りました。ソニーのオーダーメイドファクトリーで「ヤング101 ギフトボックス」が発売になったのは知っていましたが、購入はしませんでした。湖東美歌さんのソロはないんだろうなぁと思っていました。

ところが、今日初めて知った『蘇れ!「ステージ101」』というブログに、LPの収録曲と歌手が記載してあり、『ヤング集合』の「ガールズ&ボーイズ・メドレー」に「イパネマの娘」湖東美歌&ヤング101とあるではありませんか。

ステージ101時代の美歌さんが歌う「イパネマの娘」、これは聴きたい。ソニーのギフトボックスにも収録されているようです。しかし、すでに予約は締め切られ、販売は終了しています。

念のためにオーダーメイドファクトリーのサイトで復刻実現タイトルを見ると、何と「キャンセル分発生につき、数量限定で追加販売開始!!」となっていました。すぐ注文をしました。届くのが楽しみです。


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