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晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

芝崎ウミウシリスト(2000年~2015年) *画像日々アップ中

2015年08月29日 | 
最近天気が悪いので、家でコチコチまとめてみました。
いつもウミウシを観察している三浦半島芝崎の記録です。

2000年にはじめてこの磯に行って以来、四季を感じて年1回~10回程度通っています。
そこで見たウミウシのリストです。

改めて記録を辿ると、同定に自信のないものも多いですね。。。
昔はいいデジカメがなかったので、小さいウミウシの写真がいまひとつで、
なかなか写真同定が厳しいものがありますし、そもそも…関心の方向性で同定が適当な種群もあったりして…。

まぁ、いろいろあるのですが、全8182種類です。
(写真を入れていこうとしたら早々にもう1種増えました)

本当はこの磯で、paw&koucha親子がわたしの見ていないウミウシもけっこうご覧になっているので、
以下のリストは「芝崎のウミウシ相」ではなく、私が観察したもののリストになります。

年と月の一覧表(長大なエクセルに!)になっていて、
最近、ムカデミノやアオウミウシが減っていることが分かるようになったり、
いろいろ変化も分かるようになってきました。

本当はリストにひとつひとつ写真をつけた方がいいんでしょうが、
さすがに面倒ですね。。。

では、どーんとどうぞ。

★写真を随時入れていきます。同定がまちがっていたら愛をもってこっそり教えてください(8月31日追記)

三浦半島芝崎ナチュラルリザーブのウミウシ類

■頭楯目
1ミスガイ(ミスガイ科)


2ニシキツバメガイ(カノコキセワタ科)
3ブドウガイ(ブドウガイ科)


4ナツメガイ(ナツメガイ科)


■嚢舌目
5アズキウミウシ(ゴクラクミドリガイ科)
6コノハミドリガイ(ゴクラクミドリガイ科)


7セトミドリガイ(ゴクラクミドリガイ科)


8ヒラミルミドリガイ(ゴクラクミドリガイ科)


9ツマグロモウミウシ(ハダカモウミウシ科)

■アメフラシ目
10アマクサアメフラシ(アメフラシ科)


11アメフラシ(アメフラシ科)


12ミドリアメフラシ(アメフラシ科)


13クロヘリアメフラシ(アメフラシ科)


14フレリトゲアメフラシ(アメフラシ科)


15フウセンウミウシ(アメフラシ科)


16クロスジアメフラシ(アメフラシ科)


17タツナミガイ(アメフラシ科)


■背楯目
18ウミフクロウ(カメノコフシエラガイ科)
19カメノコフシエラガイ(カメノコフシエラガイ科)


20ゼニガタフシエラガイ(カメノコフシエラガイ科)



■裸鰓目ドーリス亜目
21ネコジタウミウシ(ネコジタウミウシ科)


22コネコウミウシ(ネコジタウミウシ科)


23ヒロウミウシ(ネコジタウミウシ科)
24フジタウミウシ(ネコジタウミウシ科)


25オウカンウミウシ(フジタウミウシ科)
26ハナデンシャ(フジタウミウシ科)


27エダウミウシ(フジタウミウシ科)


28ベッコウヒカリウミウシ(フジタウミウシ科)


29リュウグウウミウシ(フジタウミウシ科)
30アカボシウミウシ(キヌハダウミウシ科)
31キヌハダモドキ(キヌハダウミウシ科)


32キヌハダウミウシ(キヌハダウミウシ科)
33オカダウミウシ(オカダウミウシ科)


34チシオウミウシ(ドーリス科)


35キイロクシエラウミウシ(ドーリス科)


36ツヅレウミウシ(ドーリス科)
37ヤマトウミウシ(ドーリス科)
38マンリョウウミウシ(ドーリス科)


39クモガタウミウシ(ドーリス科)


40ネズミウミウシ(ドーリス科)


41スクレロドーリス・アピクラータ(ドーリス科)
42コモンウミウシ(イロウミウシ科)
43シロウミウシ(イロウミウシ科)
44クロモドーリス・プレキオーサ(イロウミウシ科)


45サラサウミウシ(イロウミウシ科)
46アオウミウシ(イロウミウシ科)
47シラユキウミウシ(イロウミウシ科)
48ミヤコウミウシ(クロシタナシウミウシ科)


49クロシタナシウミウシ(クロシタナシウミウシ科)


50ヒメマダラウミウシ(クロシタナシウミウシ科)


51ホンクロシタナシウミウシ(クロシタナシウミウシ科)
52ダイダイウミウシ(クロシタナシウミウシ科)

■裸鰓目スギノハウミウシ亜目
53ユビウミウシ(ユビウミウシ科)


54スギノハウミウシ(スギノハウミウシ科)


55ヒメメリベ(メリベウミウシ科)
56ムカデメリベ(メリベウミウシ科)

■裸鰓目タテジマウミウシ亜目
57オトメウミウシ(タテジマウミウシ科)
58サメジマオトメウミウシ(タテジマウミウシ科)


■裸鰓目ミノウミウシ亜目
59サキシマミノウミウシ(サキシマミノウミウシ科)


60セスジミノウミウシ(サキシマミノウミウシ科)
61ジョオウミノウミウシ(ホリミノウミウシ科)


62シロミノウミウシ(オオミノウミウシ科)
63ミノウミウシ(オオミノウミウシ科)

64イロミノウミウシ(オオミノウミウシ科)


65ツツイシミノオウミウシ(アオミノウミウシ科)
66ムラサキミノウミウシ(アオミノウミウシ科)
67ネアカミノウミウシ(アオミノウミウシ科)


68ハクセンミノウミウシ(アオミノウミウシ科)


69ニセハクセンミノウミウシ(アオミノウミウシ科)


70フタスジミノウミウシ(アオミノウミウシ科)


71ツルガチゴミノウミウシ(アオミノウミウシ科)
72チゴミノウミウシ(アオミノウミウシ科)
73エムラミノウミウシ(アオミノウミウシ科)


74ヤツミノウミウシ(アオミノウミウシ科)


75シャクジョウミノウミウシ(アオミノウミウシ科)
76サガミミノウミウシ(アオミノウミウシ科)
77ムカデミノウミウシ(アオミノウミウシ科)


78アカエラミノウミウシ(アオミノウミウシ科)
79セトミノウミウシ(アオミノウミウシ科)


80ツノバネミノウミウシ(オショロミノウミウシ科)


81コマユミミノウミウシ(オショロミノウミウシ科)
82ユビワミノウミウシ(オショロミノウミウシ科)


つーことでした。

お盆の海

2015年08月15日 | 
大潮なので、海に行ってきました。
駐車場は2週間前より混んでいて、8時過ぎでぎりぎりでした。
お盆なんですね。

まずはこれ。







最近の夏の定番ですね。ヤツミノウミウシ。


超小型ウミウシ、オカダウミウシ。







ミノウミウシが産卵中でした。





通称、タダミノ。きれいですよね。








すわっ、新確認種かと思ったのですが、なんか見たことあるな。
これは……ツクバネミノウミウシかな。ちがう!ツノバネミノウミウシ。


定番、アカエラミノウミウシ。




これも定番、ハクセンミノウミウシ。





で、これは!?






マンリョウウミウシでいいのかな?
なんか2週間前に続き、pawさんを追いかけている?(笑)


あとは…友人たちが発見した、イロミノウミウシ、アオウミウシ、クロシタナシウミウシ、メリベ…。
まぁ、タツナミガイを入れて12種類かな。





クサフグに囲まれて楽しかったです。



きれいですよね。


タコは1匹しか見なかったなあ…。

イカタコに癒やされる猛暑の夏(カエルウオ動画追加!)

2015年08月01日 | 
この夏、最初のシュノーケリングに行きました。

最干潮は11時半ごろでしたが、駐車場が心配で、早朝に家を出ました。

朝7時過ぎには現地に着いたのですが、駐車場はガラガラでした。
海の近くに新しい民間の駐車場ができていて(単なる空き地だけど)、
そこの方が1日2000円と安いので、そっちに車が流れているようです。

海辺で朝ご飯を食べて、8時過ぎには海に入りました。

んんー、アオウミウシもムカデミノもまったくおらず、
ここ数年で本当に、この磯のウミウシ相が変わりましたね。

クロシタナシを見つつ、ちょっと失礼して石をひっくり返すといきなり!



来ました! 先週、隣の磯でkoucha&pawさんが発見したジョオウミノウミウシ!!!





黒いツブツブとミノのトゲがきれい!
当然、私的初確認種です!!

いや~、いました!
これだけでけっこう満足ですね。
ま、大きさは5~6mmぐらいで、妻や友人は「え…、見えないよ。どれ?」とか言ってましたが。





最近よく見るフタスジミノウミウシ。




クロヘリアメフラシ。




アカエラミノ。




ん? ウミウシかと思ったけど、動きがヘン。これはゴカイの仲間のカサネシリス?


同行していた友人が発見したのがこれ。



むむ…、これはヒラミルミドリガイ…かな?
これも、私的初確認種です!


ウミウシは、まぁ、こんなもんでしたね。



いつも写真が適当なので、今日はちゃんと撮っていました。



ハネウミヒドラですかね?




アップ。



アップ、アップ!





たしかにヒドロ虫っぽいですね~。



魚。



んー、アサヒアナハゼ? ちょっと顔が丸いな。角度の問題?
ん、なんか違うな、これ…。


死滅回遊魚系は少なかったですね。
ソラスズメとかはいませんでした。



このチョウチョウウオは……あれ? わかんないな。



ああ、別の写真を見ると。これはチョウハン? チョウチョウウオ?

いや~、魚はむずかしいですね。


カエルウオ動画追加!



かわいいですよねえ。



今回はタコがいっぱいいました。





みょーんと泳いできて、突然視野に入ってびっくりすること数回。
7~8匹は見たかも。


最後はイカの群れに癒やされました。
アオリですかね?



海藻の上空に10匹ぐらい浮いていました。

いっしょに潮に流されていると、徐々に接近できました。



シュールな感じorホラーな感じorSFな感じ?



近づきすぎると、1匹が腕をVに開く。警戒というか警告?



いや~、イカはSFっぽくてイイ!


最干潮の11時半には磯を上がり、家に帰りました。
なかなか満足なシュノーケリングでした。

ま、妻はどういうわけか磯に着いたら、シュノーケルがぽっきり折れていて、
炎天下のしゃがんでの磯観察というかわいそうな感じでしたが。。。。。

5月の磯はこんな感じ?

2015年05月17日 | 
妻と久しぶりに昼間に磯に行きました。
最干潮が10時半ごろだったので、8時半ごろに磯に入りました。
長靴はいて、デジカメぶら下げて、装備も少なくてらくらくです。


まず発見したのはこれ。



地味…。ヤマトウミウシかな。

けっこう多くいたのがこれ。



ブドウガイ。海はまだ春なんですかね。。。


お、これはなんだ?



派手なクモヒトデ。んん~、アカトゲクモヒトデ??




なぜか岩にミスガイが張り付いていた。



眼?? 眼点っていうんだっけ?




なんかのウミウシの卵。



おっ! チビタコ発見!!



なんか石の下からチラチラこっちをのぞいてる!
かわいい。

…と、丸く平べったくなって、色をくるくる変えて、
なんか怪しい挙動で近づいてくる!

 

何々?と思っていると近くに石の下に潜り込んでいく。

最後に見えたのは眼だけ。



タコはおもしろいなあ。



妻がコモンウミウシを発見。なぜかヤドカリに背負われている…。



なんだろう?
カサカサとヤドカリと共に岩の下に入っていきました。。。





アカボシウミウシ。小さい…。5mmないぐらい。





オトメウミウシ。


今回はぜんたいに小さい個体が多かったですね。
アオウミウシもムカデミノウミウシもおらず、いったいどうしたのだという春の磯でした。




なかなかの人出でしたよ。

最干潮を過ぎてそそくさと帰宅。
昼には自宅でビールですわ。






台風一過とキモイもの

2015年05月13日 | 
今日は台風一過でしたね。
午前中に会議とかなかったので、朝5時に家を出て海に行ってきました。

アオミノウミウシ狙いですが、黒潮の感じを見ると、以下のような感じなので、
正直、期待はしていませんでした(期待を持たす言い方…)。



関東沖から遠すぎる黒潮!

過去のアオミノウミウシ大量漂着は、調べるといずれも黒潮が相模湾近くに流れているときでした。


ま、でも行きましたよ。





風が強くて寒かったです。




きれい。アカクラゲ?




こういうところをじっくり見る。




青いけど違う。。。




流木にいろいろ付いてる。



うひょ! エボシガイ? けっこう生きてて、うねうねと動いている。キモイな。







ねろーんと。。。



ヒゲ(触手?)も出ている。



こっちは違う種類のような?



浅いプラスチックのケースに付いていた。



ウキエボシガイかな?



お、イカの卵。



あんまり発生は進んでないね。








きれいなウニの殻だけ拾いました。


結局1時間歩いて、そそくさと帰宅。
いつもより1本遅い電車で会社に行きました。


アオミノは……またリベンジですね。いつか見てやる。

ウミフクロウの交接

2015年02月23日 | 
ほうほうほう…。
ダンゴは発見できませんでしたがウミフクロウの交接が見られました。
以前にも見たことがありましたが、今回もなかなかえぐかったです。



巨大なマントのような交接器が襲いかかります!




捕まえました!




抱きかかえます。



ぐっと引き寄せます。



えぐい。




右の個体が交接器を出しているわけですが、
それは体の右から出ていまるのが分かります(頭が下になっている)。

で?

雌雄同体だから、左の個体のやはり右に交接器が向かうわけですが、
左のは左ので、こういう大きさの交接器が格納されているのでしょうか?




生々しい。




捕って食う勢いです。。。

最終的にどうなるのかは、辛抱足らずで、失礼しました。



あ、あれぇ? ダンゴはどこへ?(このタイトル2回目)

2015年02月22日 | 
ううううむ。

昨晩は潮もよく、風もなく、暖かい好条件。
ゲスト2名を同行して計4名の目。

いやあ……。

22時過ぎから24時過ぎまで、けっこう頑張ったんですけどね。

とにかくGENさんの水脈筋は砂が入ってダメな感じ。
ほかの場所はなああ。ごそっと密漁でも入ったのかな?



多かったのはブドウガイ。






これはアカエラミノ? んん?
ちょっと気になるな…。
触角の筋も途切れがちでミノの先端の色がちょっとな…。
怒ったからかな? それとも微妙のに違う種類?

あぁ、これはセトミノウミウシだ!(12時間後の追記)


あとはウミフクロウとアメフラシとアマクサアメフラシっぽいの。

んー……。


いちおう、ハイライト的なものはあったのですけどね…。
それは次回。

ダンゴはどこに?
リベンジは…再来週かな。

早春の渓流にて

2015年02月15日 | 
ということで、今回はナガレタゴガエルの卵を探しながら、
先週よりも下流まで下ってみました。

卵はまったくなくて、本当に沢の一部でしか繁殖していない感じですね。

最後は半ば砂に埋まった堰堤。



半ばというよりは、ほとんど砂に埋まっています。

が……その浅瀬に魚影が!



おおおおっ、ヤマメ!?

浅瀬で虫でも捕っているようです。
たしかに暖かくて、ユスリカっぽいのとか小さなカゲロウが時折舞っています。



15cmぐらいかな。
じーっとしているとスーと浅瀬に入ってきます。
全部で4、5匹はいるようです。

秋になるとこの沢で産卵するのでしょうか?
そういえば、堰堤上流の浅瀬になにかの稚魚がいました。
アブラハヤかな?と思ったのですが、もしかして!?
10月に探しに来るかな!



堰堤脇を直登して、林道に戻る。







カシラダカに癒やされて本日の観察行は終了です。


寒さと強風に敗退…。

2015年01月18日 | 
土曜日は、潮がいい感じだったのでいつもの磯へ。
が、風が強くて、めちゃめちゃ寒くて、1時間ほどで早々に撤退。
ダンゴは発見できず…。



いやー、本当に寒かったです。


【ウミウシ】
ブドウガイ、ヤマト、ウミフクロウ、ムカデメリベ
んー、なんかのアメフラシ類


★月曜日の追記
風邪引きました…。

ダンゴはじまりました。

2014年12月07日 | 
12月に入って、寒波襲来でグッと寒くなりました。

ここ数年、いつからダンゴウオが浅瀬に上がってくるかに興味があって、
昨年あたりから早い時期の観察を試みてきました。

→これまでの観察記録

で、昨晩。
12月6日。大潮。最干潮は22時42分。潮位9cm。
いつもの三浦の磯に行ってきました。

20時過ぎに夫婦で磯に入りました。
最干潮には時間がありましたが、けっこう潮が引く日だったので、
この段階でけっこう引いてました。

まず、いつもの通称「GENさんの水脈筋」にチラリと入ると、
さすがにまだ潮位が高くて、かつ、潮の関係か、水脈筋に砂が入ったようで、
けっこう濁っていて、ちょっと観察には厳しい感じでした。

これまで、シーズン始めは浅い潮だまりでの観察が多く、
今回も、そういう場所を重点的に探しました。

が、なかなかいない…。


大きく場所を変えて、浅くて広い水脈筋に入る。
妻が、早々に「あれ? ミミイカ?」と大物(小さいけど)を発見。



ミミイカ~!
かわいい。





色がクルクル変わってきれい。

おっ、今度はタコ!





しかも2匹も。


いやー、いいもの見た…ということでほぼ満足して、
最初に探索したあたりにゆっくりもどることに。

まぁまぁ、ダンゴは見られなかったけれど、
ミミイカが見れたから満足だよね~と思っていたら、
再び妻が「いた~!」と声を上げる。


おおおおおおっ!!!

ダンゴだ! 小さい!!



ダンゴ玉径(分かる人には分かる特殊造語)で10mmぐらい。いや~小さいな。
深さ10cm程度の浅い潮だまり。



「わたしは岩!」状態。




表情があって最高!

ちょっと背びれが大きくてオスかも…と思いましたが、微妙な感じ。


さて、シーズン始めはこのサイズか!と見る目を新たにして探索再開です。

と、向こうからドライスーツの人がやってくる。

「GENさん! やっぱり来ましたね! 今シーズンもよろしくお願いします」

ダンゴ仲間のGENさんが登場です。
いつもの水脈筋が砂に覆われていて、濁っているので、
さてどうしたものか…とご思案中のよう。

あいさつはそこそこに、それぞれの探索を再開。


で、わたしも自力で発見。やっぱりかなり浅い潮だまり。
さっきのよりはちょっとだけ大きい感じ。
それでも12mmぐらいかな。





これもちょっと背びれが大きい感じがして、
オスかもしれないとは思ったのですが、確証はありません。

去年もそうでしたが、シーズン始めは小さい個体ばかりですね。
当然、今年の春に産まれたやつらだと思います。

これが、年明け、早春には倍ぐらいに大きくなるということ!?
それとも…。

いずれにしても、これまでの観察の中ではいちばん早いダンゴウオの発見でした。
来年は、やっぱり11月からかな?



幸先いいシーズンインでした。




あ、小さなスナビクニンもいました。




お、ウミウシたちは以下の通り。



アオウミウシが縮こまっていた。




カメノコフシエラガイかな。

あとは、マダラウミウシ、クモガタウミウシ、
ヤマトウミウシ、ミスガイ、タツナミガイとか…。

お久しぶりのウミウシたち

2014年08月23日 | 
お久しぶりです。ブログの更新にしばらく時間が空いてしまいました。
んー、忙しかったり、なんか気持ちがこっちに向かなくて。
仕事モードで実名でやっているFBの方で、生きものの話題も出し始めたことも原因かな。

まぁ、とにかく今日は久しぶりに海に行ってきました。
いつもの葉山の磯です。

5時過ぎに家を出て、7時前には磯に入りました。
風があって、雲も多くて天気は今ひとつでした。

石をそっとひっくり返していたのがこれ。



ハクセンミノウミウシですね。1cmぐらいですかね。




アップで見ると体が透き通ってる!


何個体か見たのですが、家でPCで見ていてやや違和感…。



これ、白線がないな。
アップでも……ないな。



んー、たまたまそういう個体なのかな…。
それとも別種??

★翌日の追記
pawさんにコメントをいただきましたが、これはニセハクセンミノウミウシかも!
http://idivephoto.exblog.jp/8999790/





イロミノウミウシ。
これもPCで見てたら…。



近くに極小のオカダウミウシがいました。




ミヤコウミウシ。25mmぐらいで、ちょっと小さめでした。

今日のハイライトはこれ。





ああ、白いヤツね~と思っていたのですが、
PCで画像を見ていて、これまた違和感が。。。
端っこのオレンジが、、、ムラサキと白の縞々なってる?



ほら、ここ、外から白→ムラサキ→オレンジになってますよね。
…ということは、『本州のウミウシ』(ラトルズ)によれば、
クロモドーリス・プレキオーサということになりますかね?
Chromodoris presiosa


久しぶりに、サイトのウミウシ図鑑とかをチェックした方がいいですね。


あとは、クロシタナシウミウシとヒメメリベがいたかな。
ちなみに、アオウミウシ=0、ムカデミノウミウシ=0の異常事態です。。。


あ、カメラはオリンパスのTG-3です。うふふ。買っちゃいましたよ。

あ、あれぇ? ダンゴはどこへ?

2014年03月17日 | 
3月15日はけっこう潮が引く予定だったので、
いつもの磯にダンゴを探しに行きました。
夜、潮が引くのはほとんど終わりなので、ダンゴのラストチャンスのつもりでした。
もしかした、稚魚とか抱卵個体も??

海は、やや濁り気味でしたが、生きもので満ちていて、
ヨコエビのようなものやワレカラなどがいっぱいいました。

が…入念に探したつもりなのですが…ダンゴはおらず。。。
なぜだ!?



ミドリアメフラシ。






ネコジタウミウシかなあ?




ワレカラもいっぱいいました。

今シーズンは終わりなのか!?


23時過ぎに磯を上がったら、いきなり2人組のおまわりさんに職務質問されました。

上から、双眼鏡で磯を見ていたらしく、明らかに生きもの観察のわたしには、
なんの嫌疑もかかっていませんでしたが。

職務質問とは言っても、やさしい感じで、「たいへんですね~」と世間話っぽくお話ししました。

ご苦労様ですね。


誰もいない春の海

2014年03月08日 | 
ダンゴがね……。2月がね……。
まぁ、雪だったし、いろいろタイミングが悪くて、
1回も行けませんでしたよ。

で、今日、久しぶりの海。しかも、昼間。

ダンゴはいませんよね?
というか発見できませんよね、昼間は。

もしかして、ふ化した稚魚とか見えるかとも思ったのですが、ま、それもね……。



風があって寒かったなあ。




やる気のない写真のアオウミウシ。




小さな潮だまりにブドウガイがいっぱいいた。




えーと、だれだっけ?
ヤマト??




超やる気ない写真。。。




潮の引いた岩の上に点々とあった卵。
なんだっけ、ぜんぜん忘れてる…。






フジツボの中にダンゴがいないかな~?

いねーよ!!


久しぶりに昼間に水脈筋の断崖をよく見て、
ああ、絶対どこかに抱卵中とか、単に隠れてるのとか、いるはずだよな…。

今月は、どうするかな~。抱卵なら今だしな。。。。
頑張るかな。。。。

それしても、今日の磯はぜんぜん人がいませんでした。



P.S. ダンゴ調査のことはね…、また落ち着いたら書きます。




ダンゴ on the ワカメ

2014年01月19日 | 
18日の土曜日もダンゴに行きました。
中潮で、最干潮は19日(日)の0時37分(逗子新宿湾)、潮位は6cm。
22時前には磯に入りました。

が、そもそも箱メガネを忘れるという大失態。
幸い風もなく、べた凪だったので、まぁ、なんとか探索を開始しました。

最初は潮位が高かったので、
最近よく見ているゴロタの中の浅い潮だまりを探しました。

うーん、ぜんぜんいない。。。
同じ潮だまりに同じのがいたら楽しかったのに……。

1時間ぐらい探したら、まずは1匹。
ワカメ(幼体)とおぼしき海藻の上にいた。
小さめ。

大光量のLEDライトをすかさず消して、小さな赤いライトに変更する。
波に、右に左に翻弄されながらもワカメに一生懸命くっついている。

が、いつのまにか痛恨のロスト。
なんかオスっぽかったのに。

赤い光だと暗いこともあって、まぁ、ダンゴが逃げにくいのかもしれないけど、
老眼のわたしには、泳ぎ始めてしまうと追うのがつらくなりますね。

周囲を探すもののどこかに行ってしまったみたい。
干潮に向かう引き潮に乗っていったしまったよう。。。

引き続き探索すると別の場所にもう1匹。
今度もワカメの上。





ちょっとオスっぽい? これも小さめですね。

赤い光で観察していると、
いったんワカメから離れてしまっても、引き潮に逆らって一生懸命泳いでワカメに戻る。
かわいい。超かわいい。
それぐらいワカメの上がいいのかな?

また、ワカメの上に1匹。緑の個体。



ワカメから離れてしまったところを1枚。

ふむ。

4匹目。これもワカメの上。



これも小さめ。うむむむ。ワカメの上か。




ワカメに乗って波に翻弄されるダンゴ。
裏に吸盤でくっついている。

結局、23時半ぐらいまで観察して、全部で4匹を発見。
全部ワカメの上だった。
なんだろう? ここまで続くと偶然とは思えませんね。





ワカメの上に、白いつぶつぶがいっぱい付いていて、
最初はそれがなにかの甲殻類かなにかで、それを食べるためかと思ったのですが、
写真で見ると…そうでもない感じです。

なんだろうなあ。やっぱりエサ関係だと思うのですが、またテーマを発見したような気がします。




小さいミヤコウミウシがいました。




やっぱり捕まえるか…。

2014年01月14日 | 
ダンゴウオの今後ですが、
まぁ、もちろん抱卵個体を見たいという気持ちはありますが、
バカ長観察ではややあきらめ気味。

先日書いたように、調査っぽいことが好きなわたしは、
いろいろ考えました。

ひとつはサイズをちゃんと測りたい…というのがあります。
測って何が分かるかは、まぁ、いろいろですが、
ちゃんと測りたいのです。。。

本日ハンズでもろもろ仕入れて、工作しました。



ダンゴ計測撮影キット。
アクリルのペン立てとか、そんなので作りました。



こんな感じ。うまく測れるかな?

で、葉山町の教育委員会にも電話して、
調査の一時捕獲について、相談もしました。
基本的にはなんとかなりそう。

いったい自分かどこへ向かっているのかは……謎ですが。