ANANDA・Cafe

独善的偏向偏執的毒舌紅茶&カフェのブログ 真実は香り高く甘くそして…渋い 良い紅茶のようにね

紅茶マニアとしては私は手ぬるい! …と余はつくづく思うのですよ  

2010年09月29日 | 紅茶・その他
▼本日のPC事情

OSが退化!
なんとWindows VistaからWindows 2000に!
免疫がヤバすぎてオンラインに出来ない!
完全に音楽の聴けるワープロと化しております

そんなこんなで
秋の夜長をなぜか芥川の最晩年作品やらシェークスピアなんぞを読み
温かい紅茶を飲みながら過ごす
『歯車』やら
『河童』
『マクベス』など

芥川は最晩年といっても35歳で自殺しちまったのだから
文体が熟してますね…とかいうこともなく
あの、遺書にもある『ぼんやりとした不安』(自殺するほどの)
は一切伝わってこない
不安な心情を材料として書いているにも関わらず、である
逆にユーモアで作られた打ち破れない壁があり
彼は意識的にも無意識的にも表現という現場においてその壁の向こうに行かなかった
行くすべもなかっただろう壁である認識もなかったのかも知れない
それによって彼の壁の内側の心の中では
その不安は内圧を増し
自殺という形で堰を切って噴出したといえるかも知れない

彼の作品はその壁を机にして書かれているように感じる

それもまた良いかと思う
夢の中に生まれ
堅くて確かなものがその壁だけだったら
…明らかに暫くはその上で暮らすね!
少なくとも彼はそれで物書きが出来た

『河童』は柄谷行人が秀逸な批評を書いているので
そちらを参照されたし←丸投げ


さて
今日のテーマは
『いかに余は紅茶マニアとして手ぬるいか』
であったが
茶葉ランキング終わってみてつくづく思う
情報量の圧倒的な少なさに自分で笑っちゃうのよね
いやはや知らないことが多過ぎる

マニアという種族は典型的にまず体力と気力がある
…偏愛の賜物だが
実際すでに私は
ここでマニアという称号を受けること自体が
あまりにも性質としてかけはなれていることを
自分で良く知っている
マニアから叱られることはあってもほめられはしまい

生来のノーブルさが仇になってることは紛れもない事実である
だってどうやってもガツガツできないしぃ
茶のかもしだす静寂と至福は
マニアという性状とは残念ながら相容れないんだよ
困ったわあぁぁ

…困ってねーじゃん
まあいいや←くたびれたらしい
何事も半端が一番だ


今後飲みたいリスト
・特にHojoの正山小種
・MABROCのハルゴラとラバーズリープ
・あと特級キーマン(飲んだことないし)
・出来ればHigginsのロシアン・キャラバン

誰か付け届けてくれないかな…
多分高くて美味しいと思うんだが


今日は友人がくれたディズニーランドのアップルティー
箱がアリスのキ印お茶会のキラキラ柄
この箱丈夫な上に、引き出しになっていて便利
ティーバッグのアルミパックがトランプのデザインに!
中身はというと
リプトン<アリス<日東
てな感じ
ちなみにアップルとセイロンの2種類入り
ディズニーランドに行っても
私のお土産に紅茶を買って来てくれる友人に
感謝~

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