暑い…
立秋過ぎてこの猛暑
日が暮れても熱風が吹いてくるぜ
映画の『2012』がリアルに感じる今日この頃
皆さんいかがお過ごしか
こんな日はインド人のように
あっついマサラチャイを少し甘くして飲む
朝シャワーを浴びて
熱~いお茶でも飲めば
日中の暑いさなかでも、扇風機一台でさほど苦もなく過ごせる
まあどのみち私は冷たいものは一年中ほぼ飲まないのだが
夏に冷えた飲料を飲み
長くクーラーの聞いた部屋に居ると
あっという間に夏バテする
なぜかというと
夏に体感温度を下げるため
体は胃腸に熱を集め
体表を冷やしている
冷たいものを飲むと
胃腸の熱が皮膚表面に移動
体が火照ってくる
そしてぶわっと汗が噴出し
不快指数が一気に増大!
体感温度も上昇するため
更に冷たいものが飲みたくなる
重ねて噴出し続ける汗を冷やそうとクーラーの中へ
胃腸が冷えたところにもって
体表も冷える
そしてクーラーの冷気は下に溜まっている
サンダル履きの素足はあっという間に冷やされる
行き場のない熱は
物理法則に従って上方へ…
つまり我々人類の形態でいうところの
頭部へと熱が上昇
そして古来から言われている
《頭寒足熱》とは真逆の事態へと突入
頭はボー
胃腸は冷えて食欲はなく
汗をかきすぎたため体力が消耗し全身がだる~
クーラーと外気の熱気で自律神経は失調し
完璧な夏バテ人間が出来上がる
もうこうなると冷房なしではいられない
冷飲・冷房中毒の悪循環ループにハマる
たった3日でこうなれるのに対し
中毒から回復するには1週間かかる
彼岸過ぎて外気が冷えるまでバテバテは続く
インド人も中国人も
夏に冷たいものなど摂らない
夏バテするのを知っているからだ
もちろん一年中温かいものを飲んでいる
伝統医学の智恵がちゃんと生きている
さて
先ほど余った牛乳が傷まないうちにと
チャイをマグカップに2杯!
一人で飲む分量ではないらしい500mlの牛乳がチャイに変身を遂げた
シナモンはパウダーではなく
漢方薬局で購入した肉桂を3~4㎜大に細かく砕いたものを使用
これは、喫茶ジゼルのママさんに教えてもらった
これを100ml前後の水からまず煮出す
時間は煮立ってから5分弱火~中火で
本日はガチのインド式なので
S&Bのガラムマサラ
これには・コショウ
・コリアンダー
・クミン
・カルダモン
・カイエンペッパー
・シナモン
・クローブ
の以上7種が混合されている
カレー用に買ったヤツの残り(『カレー屋さんのかくし味』シリーズ…つまり辛め)を少々
(チャイ初心者にはこのガラムマサラはおすすめしない
ムジカのチャイ専用スパイスを使うとよい←美味しいのよ)
そこに手持ちのクローブとターメリックとカルダモンを加え
煮詰めにかかった砕いたシナモン煎液に投入
私はよく沸かした牛乳を吹きこぼすことで有名なため
最近はミルクパンでなく
「圧力鍋」でチャイを作ることにしている
これはチャイの作成時にはいろいろ便利で
スパイスの抽出も時間短縮
そして風味も濃厚に
パッキンで密閉できるので香気が飛ばないのも良い
さて
圧力鍋のふたを開け
スパイスを煎じた中にチャイ用にブレンドした茶葉を投入する
以前は
スパイスと茶葉を一緒に煮出すレシピを使っていたが
試行錯誤の結果
煎じたスパイス液の火を止めた瞬間に茶葉を投入して鍋のふたをし
3分蒸らす方法に落ち着いた
当然茶葉が十分開く煎液の量
…今回はだいたい150mlぐらい
さて茶葉のブレンドだが
基本オリジナルで作る
・アッサム 2
・セイロン 1
・ダージリン 0.5
(数字はテイースプーンに山盛の杯数)
なぜダージリンか?
というと
香りと、敢えて渋みを出す…ちょっとだけ
茶葉を投入したら
すぐにふたをして3分蒸らす
茶葉が十分開いたところで
満を持して牛乳を投入
成分無調整3.7牛乳がおすすめ
んで、再度強火で加熱!
圧力鍋なので吹きこぼれる心配なし
おもりがしゅっしゅいうのは加熱しすぎなので
ロックピンが上がって(沸騰の目安)2分くらいで火を止め
圧力鍋を水で冷やす
安全弁が落ちたら出来上がり
圧力鍋を使わないときは
牛乳が沸騰したら吹きこぼれないように弱火で2~3分煮て出来上がり
甘めで頂く
いつもは紅茶にはほとんど砂糖は入れないが
チャイは入れる
これがチャイから紅茶にはまった25年の
集大成ともいえるレシピ
スパイスに負けない茶葉の香りと味わい
加熱に負けないパンチの効いたスパイスの織り成す濃厚な風味
ぜひお試しあれ~
いつもはこれに生のショウガが入るが
今日のスパイスのブレンドはいつもとは少々違う
体調で入れるものを変える
実際入れたいものがその日によって変わる
体の要求に従うのである
それが“体の知性”というものだ
それは宇宙の叡智と呼応している
そしていずれの後にわれわれはそれらがひとつであることを理解する
キッチンは宇宙と連動しているのである
立秋過ぎてこの猛暑
日が暮れても熱風が吹いてくるぜ
映画の『2012』がリアルに感じる今日この頃
皆さんいかがお過ごしか
こんな日はインド人のように
あっついマサラチャイを少し甘くして飲む
朝シャワーを浴びて
熱~いお茶でも飲めば
日中の暑いさなかでも、扇風機一台でさほど苦もなく過ごせる
まあどのみち私は冷たいものは一年中ほぼ飲まないのだが
夏に冷えた飲料を飲み
長くクーラーの聞いた部屋に居ると
あっという間に夏バテする
なぜかというと
夏に体感温度を下げるため
体は胃腸に熱を集め
体表を冷やしている
冷たいものを飲むと
胃腸の熱が皮膚表面に移動
体が火照ってくる
そしてぶわっと汗が噴出し
不快指数が一気に増大!
体感温度も上昇するため
更に冷たいものが飲みたくなる
重ねて噴出し続ける汗を冷やそうとクーラーの中へ
胃腸が冷えたところにもって
体表も冷える
そしてクーラーの冷気は下に溜まっている
サンダル履きの素足はあっという間に冷やされる
行き場のない熱は
物理法則に従って上方へ…
つまり我々人類の形態でいうところの
頭部へと熱が上昇
そして古来から言われている
《頭寒足熱》とは真逆の事態へと突入
頭はボー
胃腸は冷えて食欲はなく
汗をかきすぎたため体力が消耗し全身がだる~
クーラーと外気の熱気で自律神経は失調し
完璧な夏バテ人間が出来上がる
もうこうなると冷房なしではいられない
冷飲・冷房中毒の悪循環ループにハマる
たった3日でこうなれるのに対し
中毒から回復するには1週間かかる
彼岸過ぎて外気が冷えるまでバテバテは続く
インド人も中国人も
夏に冷たいものなど摂らない
夏バテするのを知っているからだ
もちろん一年中温かいものを飲んでいる
伝統医学の智恵がちゃんと生きている
さて
先ほど余った牛乳が傷まないうちにと
チャイをマグカップに2杯!
一人で飲む分量ではないらしい500mlの牛乳がチャイに変身を遂げた
シナモンはパウダーではなく
漢方薬局で購入した肉桂を3~4㎜大に細かく砕いたものを使用
これは、喫茶ジゼルのママさんに教えてもらった
これを100ml前後の水からまず煮出す
時間は煮立ってから5分弱火~中火で
本日はガチのインド式なので
S&Bのガラムマサラ
これには・コショウ
・コリアンダー
・クミン
・カルダモン
・カイエンペッパー
・シナモン
・クローブ
の以上7種が混合されている
カレー用に買ったヤツの残り(『カレー屋さんのかくし味』シリーズ…つまり辛め)を少々
(チャイ初心者にはこのガラムマサラはおすすめしない
ムジカのチャイ専用スパイスを使うとよい←美味しいのよ)
そこに手持ちのクローブとターメリックとカルダモンを加え
煮詰めにかかった砕いたシナモン煎液に投入
私はよく沸かした牛乳を吹きこぼすことで有名なため
最近はミルクパンでなく
「圧力鍋」でチャイを作ることにしている
これはチャイの作成時にはいろいろ便利で
スパイスの抽出も時間短縮
そして風味も濃厚に
パッキンで密閉できるので香気が飛ばないのも良い
さて
圧力鍋のふたを開け
スパイスを煎じた中にチャイ用にブレンドした茶葉を投入する
以前は
スパイスと茶葉を一緒に煮出すレシピを使っていたが
試行錯誤の結果
煎じたスパイス液の火を止めた瞬間に茶葉を投入して鍋のふたをし
3分蒸らす方法に落ち着いた
当然茶葉が十分開く煎液の量
…今回はだいたい150mlぐらい
さて茶葉のブレンドだが
基本オリジナルで作る
・アッサム 2
・セイロン 1
・ダージリン 0.5
(数字はテイースプーンに山盛の杯数)
なぜダージリンか?
というと
香りと、敢えて渋みを出す…ちょっとだけ
茶葉を投入したら
すぐにふたをして3分蒸らす
茶葉が十分開いたところで
満を持して牛乳を投入
成分無調整3.7牛乳がおすすめ
んで、再度強火で加熱!
圧力鍋なので吹きこぼれる心配なし
おもりがしゅっしゅいうのは加熱しすぎなので
ロックピンが上がって(沸騰の目安)2分くらいで火を止め
圧力鍋を水で冷やす
安全弁が落ちたら出来上がり
圧力鍋を使わないときは
牛乳が沸騰したら吹きこぼれないように弱火で2~3分煮て出来上がり
甘めで頂く
いつもは紅茶にはほとんど砂糖は入れないが
チャイは入れる
これがチャイから紅茶にはまった25年の
集大成ともいえるレシピ
スパイスに負けない茶葉の香りと味わい
加熱に負けないパンチの効いたスパイスの織り成す濃厚な風味
ぜひお試しあれ~
いつもはこれに生のショウガが入るが
今日のスパイスのブレンドはいつもとは少々違う
体調で入れるものを変える
実際入れたいものがその日によって変わる
体の要求に従うのである
それが“体の知性”というものだ
それは宇宙の叡智と呼応している
そしていずれの後にわれわれはそれらがひとつであることを理解する
キッチンは宇宙と連動しているのである