“スーパー以上、デパート未満”
これがマークス&スペンサーというスーパーの地元民の印象らしい
またしても英国に足を踏み入れたことのない俺様のバーチャルUK紅茶記事である
My love 老子曰く『戸を出でずして、天下を知り』の境地ですなっ(←いろいろ間違ってる)
MARKS&SPENCER 略称M&Sは1894年開業の老舗スーパー
イギリスでは、国内に300店以上を展開している
第一の特徴が「プライベートブランド」。ブランド力が高いらしく、PBのほうが高い
普通、PBはセブンイレブンやイオンや西友なんかでも相場より安価なのが特徴だが
M&Sは高くて高品質という付加価値勝負が出来るということだろう
日本で言えば神戸のikari、東日本では成城石井っぽい感じなのかな?(←バーチャルなんでいまいちわかんないの)
マークス&スペンサーの解説リンクを2つ作ってあるのは
最初のリンク《関心空間》のぶっちゃけた話と《wiki》の通り一遍の説明を比較して頂くためだ
(↑バーチャルなんで、資料でカバー)
調べていくと、立命館大学の経営学の研究でM&Sについての論文が出てきた
(『第二次世界大戦以前のマークス&スペンサーの成長と発展』西川英臣・立命館大学大学院)
この論文を読むと、いかにしてM&Sが亡命露天商→100均チェーン店→中流向け大型スーパー
という変化を時代とともに遂げてきたかがよくわかる
さっすが金の流れを根本的に把握しているユダヤ人企業である
さて、肝心の紅茶の話に移ろう
そこのPB紅茶が今回俎上に上がるデカフェ:ディカフェ紅茶:80ティーバッグ(250g)・1,790円
(ちなみにM&Sの普及版カフェイン入り紅茶:エブリデイ紅茶:80ティーバッグ(250g)・1,500円)
このPBはフェアトレードで差別化、付加価値化されている
そして箱を開けると、これはびっくりである
なんと40袋づつアルミパックに入っている!これも付加価値だよな
普通のUKご庶民TB紅茶は直接ティーバッグが紙箱の中に詰め込まれていて
紙箱の中が紅茶のダストにまみれてる状態
だがM&Sは中流のお茶であることが今回中身を見て理解した
そして、箱の紙が魚臭さがない。まっとうな紙質である。これは期待できる
…と思ったのも束の間、アルミパックを開けてTBの匂いを嗅いだところ(なぜかTBは2個くっついてる)
やっぱりそれなりの魚臭が(笑)
まだテトレーのTBの方がマシだな、これと比べると
最後のデカフェレビューなんで、ティーバッグの魚臭さを全比較してみると
PG<<テトレー<M&S<<ヨークシャー<クリッパー
となる
中流でも気がつかないこの匂い…英国人の生活に深く入り込んでるんだな
茶葉は茶色味が強い。ケニアが多い感じ
さて、淹れますか
まずはティーバッグ・マグカップでUK式
下の写真がストレートの色
以下レビュー
・香り
紙の匂いは、やはりテトレーより臭い。つまり気になる。だがヨークシャーほどではない
紙に邪魔されているがわずかに蘭系の甘い香りがしてくる。ケニアっぽい匂いが強い
・ストレート
ストレートの飲み口は雑味少なくすっきりしているがコクはしっかり
若干の渋みがあるのが好感度高い
のど越しは大変よい
ではミルクを投入しよう
・ミルクティー
ミルクティーは繊細さがあるし、香りがいい
味も繊細な甘味を感じられるし、コクもある
PGより濃くテトレーより上品
多分渋みが上品なんだな
テトレーはすべてがスタンダードで濃厚だが、平坦でさほど面白みが無い
M&Sはそこにわずかな渋みやわずかな香りがプラスされて
全体的にお茶の優雅さと余裕がある。それが口に入れたときの立体感となる
より紅茶らしいデカフェと言えよう
なぜテトレーと比較するかというと、基礎の部分がテトレーに似ているからだ
TBの紙を取り除いて淹れると、大変良い
TB無しなら、デカフェのミルクティーでは今のところトップ成績かも知れぬ
TB有りだと、PGが一番おいしいと感じるが
・総評
比べるものが増えたのでレビューしやすかった今回
M&Sは思いのほか健闘し、多少割高ではあるがリピートも視野に入れたいと思わせるデカフェだった
PGの繊細さとテトレーのコクを併せ持つ優良デカフェ。TBさえなければ(笑)
TBの紙臭がこの値段でPGとテトレーに劣るのだけが悔やまれる
中流の意地を見せてほしかったんだが…
ちなみに、なぜM&Sのデカフェを今回注文したかというと
他にラインナップがいろいろあって決めるのが面倒くさくなり
美味いものGPS搭載のうちの旦那に好きなのをチョイスしてもらうという作戦に出た
何の前情報もなく「これ~これが良い~マッカーサー(MARKS and SPENCERを旦那的に短縮したらしい)」
賭けに勝った気分です(笑)
ウィッタードとかトワイニングとかもあったんですけどね
それはまた第3弾でレビューしたいと思います
さあ、ここでお待ちかねの現地価格を発表しよう
Marks and Spencer Decaffeinated Tea 80 Teabags. £3.69
(UKのオンラインショップ Britstoreから)
3.69ポンド…なめてんじゃねーぞゴラァ日本円で473円だとぉ!?
ちなみに比較対象としてテトレーのデカフェは
・テトレー紅茶デカフェ80bags(250g)…1480円
UKのテトレーHPでの販売価格=2.46ポンド(305円…fuck!) 1ポンドは現在124円
さっすが~やっぱりぃ~M&SのPBって割高だよね~…とか言ってる場合かっつーの!
…これ、いい加減どうにかしてUK紅茶を直輸入かまさないと割に合わんな
このBritstore(リンクは紅茶のページ)はどうやらワールドワイドで通販してるらしいし、UK紅茶品揃え豊富だから
送料・関税・手数料等が日本のぼったくりサイトよりコスパが良ければ一考の余地ありですよ
まあ、ボッタクリと言ってもこの直輸入の手間が面倒だからその分経費かけるわけであって
実際エリズコーヒーにもイングリッシュ・スペシャリティーズにも導入のきっかけには感謝している
感謝してはいるが…そろそろ卒業したいのはやまやまでござんす
病弱な身が災いして、すでにデカフェは生活の一部と化してしまった。
品質の調査は進み、これからは経費削減の研究がまっている
個人輸入にはクレジットカードを復活させるか、Paypalなるものを調べてみるか
それ以前に発注の方法が英語という関門を突破しなければ…
そして全体から見た手間と経費のコスパを分析
成功したら記事になること間違いない
がんばれ俺様(←いつ頑張るのかは敢えて問わないで下さい)
これがマークス&スペンサーというスーパーの地元民の印象らしい
またしても英国に足を踏み入れたことのない俺様のバーチャルUK紅茶記事である
My love 老子曰く『戸を出でずして、天下を知り』の境地ですなっ(←いろいろ間違ってる)
MARKS&SPENCER 略称M&Sは1894年開業の老舗スーパー
イギリスでは、国内に300店以上を展開している
第一の特徴が「プライベートブランド」。ブランド力が高いらしく、PBのほうが高い
普通、PBはセブンイレブンやイオンや西友なんかでも相場より安価なのが特徴だが
M&Sは高くて高品質という付加価値勝負が出来るということだろう
日本で言えば神戸のikari、東日本では成城石井っぽい感じなのかな?(←バーチャルなんでいまいちわかんないの)
マークス&スペンサーの解説リンクを2つ作ってあるのは
最初のリンク《関心空間》のぶっちゃけた話と《wiki》の通り一遍の説明を比較して頂くためだ
(↑バーチャルなんで、資料でカバー)
調べていくと、立命館大学の経営学の研究でM&Sについての論文が出てきた
(『第二次世界大戦以前のマークス&スペンサーの成長と発展』西川英臣・立命館大学大学院)
この論文を読むと、いかにしてM&Sが亡命露天商→100均チェーン店→中流向け大型スーパー
という変化を時代とともに遂げてきたかがよくわかる
さっすが金の流れを根本的に把握しているユダヤ人企業である
さて、肝心の紅茶の話に移ろう
そこのPB紅茶が今回俎上に上がるデカフェ:ディカフェ紅茶:80ティーバッグ(250g)・1,790円
(ちなみにM&Sの普及版カフェイン入り紅茶:エブリデイ紅茶:80ティーバッグ(250g)・1,500円)
このPBはフェアトレードで差別化、付加価値化されている
そして箱を開けると、これはびっくりである
なんと40袋づつアルミパックに入っている!これも付加価値だよな
普通のUKご庶民TB紅茶は直接ティーバッグが紙箱の中に詰め込まれていて
紙箱の中が紅茶のダストにまみれてる状態
だがM&Sは中流のお茶であることが今回中身を見て理解した
そして、箱の紙が魚臭さがない。まっとうな紙質である。これは期待できる
…と思ったのも束の間、アルミパックを開けてTBの匂いを嗅いだところ(なぜかTBは2個くっついてる)
やっぱりそれなりの魚臭が(笑)
まだテトレーのTBの方がマシだな、これと比べると
最後のデカフェレビューなんで、ティーバッグの魚臭さを全比較してみると
PG<<テトレー<M&S<<ヨークシャー<クリッパー
となる
中流でも気がつかないこの匂い…英国人の生活に深く入り込んでるんだな
茶葉は茶色味が強い。ケニアが多い感じ
さて、淹れますか
まずはティーバッグ・マグカップでUK式
下の写真がストレートの色
以下レビュー
・香り
紙の匂いは、やはりテトレーより臭い。つまり気になる。だがヨークシャーほどではない
紙に邪魔されているがわずかに蘭系の甘い香りがしてくる。ケニアっぽい匂いが強い
・ストレート
ストレートの飲み口は雑味少なくすっきりしているがコクはしっかり
若干の渋みがあるのが好感度高い
のど越しは大変よい
ではミルクを投入しよう
・ミルクティー
ミルクティーは繊細さがあるし、香りがいい
味も繊細な甘味を感じられるし、コクもある
PGより濃くテトレーより上品
多分渋みが上品なんだな
テトレーはすべてがスタンダードで濃厚だが、平坦でさほど面白みが無い
M&Sはそこにわずかな渋みやわずかな香りがプラスされて
全体的にお茶の優雅さと余裕がある。それが口に入れたときの立体感となる
より紅茶らしいデカフェと言えよう
なぜテトレーと比較するかというと、基礎の部分がテトレーに似ているからだ
TBの紙を取り除いて淹れると、大変良い
TB無しなら、デカフェのミルクティーでは今のところトップ成績かも知れぬ
TB有りだと、PGが一番おいしいと感じるが
・総評
比べるものが増えたのでレビューしやすかった今回
M&Sは思いのほか健闘し、多少割高ではあるがリピートも視野に入れたいと思わせるデカフェだった
PGの繊細さとテトレーのコクを併せ持つ優良デカフェ。TBさえなければ(笑)
TBの紙臭がこの値段でPGとテトレーに劣るのだけが悔やまれる
中流の意地を見せてほしかったんだが…
ちなみに、なぜM&Sのデカフェを今回注文したかというと
他にラインナップがいろいろあって決めるのが面倒くさくなり
美味いものGPS搭載のうちの旦那に好きなのをチョイスしてもらうという作戦に出た
何の前情報もなく「これ~これが良い~マッカーサー(MARKS and SPENCERを旦那的に短縮したらしい)」
賭けに勝った気分です(笑)
ウィッタードとかトワイニングとかもあったんですけどね
それはまた第3弾でレビューしたいと思います
さあ、ここでお待ちかねの現地価格を発表しよう
Marks and Spencer Decaffeinated Tea 80 Teabags. £3.69
(UKのオンラインショップ Britstoreから)
3.69ポンド…なめてんじゃねーぞゴラァ日本円で473円だとぉ!?
ちなみに比較対象としてテトレーのデカフェは
・テトレー紅茶デカフェ80bags(250g)…1480円
UKのテトレーHPでの販売価格=2.46ポンド(305円…fuck!) 1ポンドは現在124円
さっすが~やっぱりぃ~M&SのPBって割高だよね~…とか言ってる場合かっつーの!
…これ、いい加減どうにかしてUK紅茶を直輸入かまさないと割に合わんな
このBritstore(リンクは紅茶のページ)はどうやらワールドワイドで通販してるらしいし、UK紅茶品揃え豊富だから
送料・関税・手数料等が日本のぼったくりサイトよりコスパが良ければ一考の余地ありですよ
まあ、ボッタクリと言ってもこの直輸入の手間が面倒だからその分経費かけるわけであって
実際エリズコーヒーにもイングリッシュ・スペシャリティーズにも導入のきっかけには感謝している
感謝してはいるが…そろそろ卒業したいのはやまやまでござんす
病弱な身が災いして、すでにデカフェは生活の一部と化してしまった。
品質の調査は進み、これからは経費削減の研究がまっている
個人輸入にはクレジットカードを復活させるか、Paypalなるものを調べてみるか
それ以前に発注の方法が英語という関門を突破しなければ…
そして全体から見た手間と経費のコスパを分析
成功したら記事になること間違いない
がんばれ俺様(←いつ頑張るのかは敢えて問わないで下さい)