日生の「カキオコ」 ~ ふわ・トロ・ ぷり・ アツぅの絶品!!
岡山県備前市の日生 (ひなせ)は瀬戸内の海と山に囲まれた小さな漁師町。
この街で漁師の奥さんたちが小さなカキや傷ついたカキをお好み焼きに入れて食べたのが始まりとされる「カキオコ」は、いつの間にか、当地の名物料理として全国的にも有名になった。
今や「カキオコ」は商標登録され、”日生カキオコまちづくりの会”という団体までできて、認定店を管理するなど大いなる進化を遂げている。
穏やかな日曜日、混雑を避けるべくフェイントかけて、カキオコをいただこうと午後3時に到着したが、お目当ての超人気店は既に3つの駐車場も満車で、長蛇の列。泣く泣く諦めることになった。
それではということで、港にある、こちらも人気店の「もりした」さんに狙いを変えた。
最後尾に並び、品切れ前に何とか、漸くありつくことができた。
こぢんまりとした店内でカウンターは8席があり、目の前で焼いている様子を見ながら食することができる。
ふわふわ ・トロトロの生地に山盛りの千切りキャベツと ぷりぷり 食感のカキをたっぷりのせた アツぅアツぅ の「カキオコ」。
「もりした」さんでは4等分に切り分け、⓵ソース ②醤油 ③ソースと一味 ④醤油と山椒 という4通りの食べ方を推奨しており、食べる前に、店主から食べ方のレクチャーがある。
どれも正しく最高の絶品だった。
各店それぞれに趣向を凝らした、カキオコを提供しているようだ。