ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

「黎明645 」② ~暗闘・渦巻く人間模様

2018-09-21 | 奈良の旅

「黎明645 」② ~暗闘・渦巻く人間模様

 倭国の実質的な王にならんとする蘇我入鹿、蘇我氏を退け、体制を刷新したい中大兄皇子、倭国を自国に附けたい新羅の神官スジア、百済の密偵イカイ。

 それぞれの思惑にそれぞれの恋愛が絡み、複雑怪奇な人間模様が渦巻く。

 絶大なる権勢を誇る甘樫丘の蘇我氏邸では、親子(蘇我蝦夷、入鹿)の酒宴が催されていた。

 

  聖徳太子の息子、山背大兄王を自害に追い込んだ蘇我入鹿の天下は目前である。

  深謀遠慮の入鹿は皇極天皇まで取り込もうとしていた。 

 

 ここに絶世の美女、額田王が登場する。

 

 

 

 額田王を見初める中大兄皇子。

 

 

 

 語らい山(談山神社)で密議を持った中大兄皇子と中臣鎌足は入鹿暗殺を謀る。

 

 鎌足は皇極天皇をも取り込む。

 

 異変を察知した新羅のスジアは入鹿に霊剣を授ける。

 ここで、俄かにスターウオーズのテーマが流れた。

 

 運命の日を迎える前夜、入鹿の夢枕に亡き母が立つ。

 母は新羅の人だった。

 

 

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