東大寺・上院地区散策 ~天平の薫り

この日、1月2日は日本海側を中心に大雪で、ここ奈良盆地でも、久方ぶりに積雪が見られた。
いざ雪景色を写さんと奈良公園に勇んで出かけたが出遅れて、到着したときには雪も溶け始めていた。

上の方なら、まだましかもと、二月堂を目指す。
入江泰吉さんの作品で有名な二月堂裏参道を昇る。


二月堂のある大仏殿の東方、若草山麓には8世紀前半に東大寺の前身寺院である金鐘寺があったとされるところ。
現在、この辺りには二月堂の他、開山堂、三昧堂(四月堂)、法華堂(三月堂)、その南には鎮守の手向山八幡宮があり、東大寺上院地区と呼ばれている。



お水取りの二月堂と金鐘寺の頃、既にあったとされる東大寺最古の建物、不空羂索観音の三月堂はあまりにも有名で、道行く人々はこちらにばかり、目を向ける。
だが、その狭間に、私、おススメの四月堂がある。

本尊の木彫十一面観音立像はじめ、阿弥陀如来、普賢菩薩、薬師如来、弘法大師像などが所狭しとお並びとなっており、外の雑踏を他所に静かに佛像と向き合うことができるのだ。 しかも、拝観料なし。
(本尊は2年前まで、十一面千手観音像であったが、今は東大寺ミュージアムに移転されている。)

リュックをゴソゴソと探ると鹿がすっ飛んできた。
ホントに彼等の食欲には参ってしまう。

手向山八幡宮。外国語のお札が目に着くように外人さんたちにとっても、人気スポットである。

車を置いている法蓮町まで速歩で一気に降りる。(我ながら、よく歩く)
途中で聖武天皇陵に寄る。
隣に眠る光明皇后との愛の逸話は羨ましい限りである。
功罪共に多く、歴史上、欠くべからざる天皇であるが、市街地のど真ん中に眠っていることはあまり、知られていないようだ。



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この日、1月2日は日本海側を中心に大雪で、ここ奈良盆地でも、久方ぶりに積雪が見られた。
いざ雪景色を写さんと奈良公園に勇んで出かけたが出遅れて、到着したときには雪も溶け始めていた。


上の方なら、まだましかもと、二月堂を目指す。
入江泰吉さんの作品で有名な二月堂裏参道を昇る。


二月堂のある大仏殿の東方、若草山麓には8世紀前半に東大寺の前身寺院である金鐘寺があったとされるところ。
現在、この辺りには二月堂の他、開山堂、三昧堂(四月堂)、法華堂(三月堂)、その南には鎮守の手向山八幡宮があり、東大寺上院地区と呼ばれている。



お水取りの二月堂と金鐘寺の頃、既にあったとされる東大寺最古の建物、不空羂索観音の三月堂はあまりにも有名で、道行く人々はこちらにばかり、目を向ける。
だが、その狭間に、私、おススメの四月堂がある。

本尊の木彫十一面観音立像はじめ、阿弥陀如来、普賢菩薩、薬師如来、弘法大師像などが所狭しとお並びとなっており、外の雑踏を他所に静かに佛像と向き合うことができるのだ。 しかも、拝観料なし。
(本尊は2年前まで、十一面千手観音像であったが、今は東大寺ミュージアムに移転されている。)

リュックをゴソゴソと探ると鹿がすっ飛んできた。
ホントに彼等の食欲には参ってしまう。

手向山八幡宮。外国語のお札が目に着くように外人さんたちにとっても、人気スポットである。

車を置いている法蓮町まで速歩で一気に降りる。(我ながら、よく歩く)
途中で聖武天皇陵に寄る。
隣に眠る光明皇后との愛の逸話は羨ましい限りである。
功罪共に多く、歴史上、欠くべからざる天皇であるが、市街地のど真ん中に眠っていることはあまり、知られていないようだ。








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