日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

日曜絵かきlistening to長崎しぐれ坂

2017年03月26日 | Memories of ZUKA
今日は雨模様だったし
珍しくちゃんと腰を落ち着けて
日曜絵かきした

BGMは『長崎しぐれ坂』
ミュージカルのDVDをBGMにするなんて
なかなかないけど
今は長崎しぐれ坂な気分



♪神田囃子が聞こえる〜
で始まる「神田慕情」
伊佐次と卯之助とおしまが
3人で歌うバージョンもいいし
それぞれがそれぞれの思いを胸に
歌うバージョンもいい

♪ナンナン長崎しぐれ坂〜
らしゃの歌う「長崎しぐれ坂」もいい

12年前の初演時
湖月わたるは轟悠と
歳がそう変わらなかったはずだけど
珠城りょうからすると大先輩

でも伊佐次と卯之助は
同い年の幼なじみ
大先輩に遠慮しないで
その感じを出せるといいなと思う

伊佐次とおしま
卯之助とおしま
それ以上に重要なのが
伊佐次と卯之助の関係だから



現星組組長 万里柚美の演じた
伊佐次の女房同様の女
李花が好き

伊佐次を愛して
おしまに嫉妬しもするけど
最後は…



らしゃ さそり らっこ あんぺ
伊佐次の4人の子分の中で
1番憎らしい感じのする
でも強く印象に残るさそりを
朝美絢に演じてほしかったような気もする

初演時に真飛聖が着用した
さそりの衣装



初演を見れば見るほど
月組公演を

見てえなあ〜


時々DVDに見入っちまったけど
ちゃんと日曜絵かきしてたぜ
(江戸っ子伊佐次の真似)

稀勢の里
ケガでもう出て来ないんじゃないかと
思ったら



すげえなあ

チオノドクサ(雪の栄光)

2017年03月25日 | 散歩道
久しぶりに散歩道の話

この前は
人違い(花違い)しちゃったけど
今度こそ正真正銘の
チオノドクサを見つけたと思う



シラー・シベリカと見間違えるような
ブルー系のもあるけど
どんつきの庭の池のはたで出合ったのは
ピンク色のチオノドクサ

同じようなピンク色の
ムスカリに紛れるようにして咲いてた





チオノドクサはギリシア語で
"雪の栄光"という意味
雪解け高山で発見されたことから
そう名付けられたとのこと
英語名は Glory of the Snow
日本語の別名は 雪解百合(ゆきげゆり)

どんつきの庭や散歩道では
雪を思わせる花が他にも咲いてる

ベニバスモモ







チルチルとかわいらしい声で鳴きながら
メジロたちが花の蜜を吸ってた





ユスラウメ
咲きはじめたばかりで
蕾のほうが多い



ほんのりピンクがかった花びら



立ち姿がユキノシタに似たこの花は
何て花かな



拡大するとこんな花



やっぱり名前がわからないけど
白とピンクのつぶつぶの蕾が
何だかおいしそうな花



これも載せとこう
花びらの端の白いピンク色の花が
咲くのかな



ピンク混じりの白
白混じりのピンクの後は



混じりけなしのピンク
桃の花と



純白のユキヤナギ



雪といえばの雪組公演
あんなにがんばってチケットを取ったのに
行けるかどうか危うくなってきた

4月から無職の身
フトコロ具合も一変する
これからのしかかって来る
ふだんの生活費以外の出費を
ゆうべ改めて計算してみて
頭を抱えた

給料から天引きされて
今まであまり意識することのなかった
健康保険料や年金保険料
5月に来る自動車税
NHKの受信料
昨年の収入で課せられる住民税

蓄えは少なく
普段から長の付く人より聞いていた
再採用の条件からしても
当然雇用が続くことを見込んでいた



ゆうべ さだまさしの生番組を
うたた寝しながら最後まで見たもんだから
今朝は寝坊した
アップが遅くなって堪忍

ここからはまた
最近ちょろちょろと漏らしてる
仕事がらみのめんどくさい話なので
しゃあない読んだろか
という方だけお読みください

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... ・
。・・.。... ・。... ・..。。・ ・。... ・

席数は確保されていた

静かなる暴君上司がやって来るずっと前から
長年貢献してきた私を
「体制が変わりますから」の一言で
切り捨てたのは
静かなる暴君上司による
最後の究極のパワハラだと
思わずにはいられない

公平な見方のできる上司なら
この結果にこんなに悩むことも
なかったかもしれない

さっさと次の仕事を見つけて
再就職すればよい話だ

静かなる暴君上司は
公平な上司ではなかった
自分の好き嫌いが最優先だった

納得できない
という思いが胸にわだかまる

今の職場で迎えた8度目の年度末
今までも
契約更新や再採用試験のたびに
意に反して離職することになり
悩み苦しむ人たちを何人も見てきた
ついに自分も
その1人になったわけだ

そもそも
この非正規雇用システムが
間違っているとは言えないだろうかと考えてきて
ようやく気付いた

そうだった!
間違っているとわかっていても
そう言わないのが
この業界だった!

間違いをスルーできない私が
間違いなんだった

ゼロ・アワー

2017年03月24日 | 
昨日読みはじめた中山可穂の小説
『ゼロ・アワー』



小説によると ゼロ・アワーには
攻撃開始の予定時刻とか
決定的な瞬間とかいう意味もあるとのこと
そのまんまの意味では
午前0時のことらしい

私のゼロ・アワーは
いつもこんな感じで迎える



右側の丸枠の中にいるのは
トビハゼのトビー
1日の終わりにトビーのつぶやきを聞くと
ほっとした気持ちになる

23:55に始まる5分番組
金曜日は副題が付いて
週末感を静かに盛り上げる

♪明日は土曜日 明日は土曜日
♪天気はどうかな 何しようかな
♪夜ふかししていい金曜日



金曜日はたいがい
爆笑問題の田中による
"夜ふかしワークショップ"があるし
月曜日の"一人ナイツ"もおもしろい

さて こうして
無職まで最後から2番目の週が終わった
来週はいよいよ最後の週

心とフトコロが寒いときこそ胸をはれ

昨年見たドキュメンタリー映画で流れた
歌のフレーズを胸に
無職の期間を乗りきりたいと思ってる



フトコロは寒くなりつつあるが
心はまだ大丈夫と思っていたけど

スーパーでのいつもの買い物も
今まで以上に吟味して
買うか買わないか迷ったら
買わないようになり
わびしさが胸に込み上げる

フトコロが寒くなると
心も寒くなる



この非正規雇用システムのもと
意に反して離職することになったのは
私だけではなく
上からはそういう者達に配慮して
新年度へ向けての準備は控えるように
との指示が出ているようだ

暴君上司がその指示を
うっとうしく思っているのは明らかで
今日も電話で誰かに
早く新年度の準備を始めたいのに
と言っていた

もう他にすることがないんだろうけど
異動する身なんだし
新年度のことについて
前任者が過剰にレールを敷く必要は
ないんじゃないかと思う
だってもうみんな
あなたが現場の意見も聞かずに机上でひねり出す
実情と合わないやり方に
ほとほと参ってるんだから

長崎しぐれ坂配役発表/ゼロ・アワー

2017年03月23日 | Memories of ZUKA
昼休みに宝塚ニュースを開いたら
絶妙のタイミングなのか
絶妙に惜しいタイミングなのか
『長崎しぐれ坂』の配役発表が載ってた

伊佐次の1番子分らしゃ役は
朝美絢ではなくて
暁千星だった
朝美絢は生真面目に伊佐次を捕らえようとする
長崎奉行所同心の館岡だった
初演では
らしゃを安蘭けいが
館岡を立樹遥が演じた

これは初演時に安蘭けいが着用した
らしゃの衣装



さらに写りは悪いけど
左から
卯之助 おしま 伊佐次の衣装



スカピン公演プログラムや
宝塚歌劇ホームページの
公演紹介のページにも
伊佐次役の轟悠と
卯之助役の珠城りょうの写真が出た

轟悠の伊佐次は相変わらず男前だし
珠城りょうも青天が似合ってる



夜遅く 2005年星組公演を
途中まで見た



♪神田囃子が聞こえる〜

轟悠の歌う『神田慕情』が
耳に残る



ああ 出てえなあ
とは
唐人屋敷にかくまわれて
外に出れば捕えられる身の
伊佐次のセリフ

私はこう言いたい
ああ 見てえなあ

博多は遠く
明日は無職の身



中山可穂の新刊
『ゼロ・アワー』を読みはじめた

いつになく恐ろしげな内容のようだったから
買おうかどうしようか迷ったけど
実は出たと知った後ですぐに買ってあった
本屋で冒頭を読んだら
思ったほど怖い書き方ではなくて
大丈夫かなと
根が怖がりだから
怖いものは家に置かない方針



なかなか読む時間がなくて
買ったなり置いてあったのを
読みはじめることにした
というのも
通勤時間や何かにぼーっとしてると
仕事のことを考えてしまうから
本の世界に入り込むことにした

暴君上司の後には
私がずっと来てほしいと願っていた人が
来ることになった
職場全体としても女性の割合が増えて
明るく楽しくなりそうだ

職場にOver the Rainbowが
流れだした



でも私はその中に入れない

1度はこれでいいと思ったはずだけど
今まで暴君のパワハラに堪えてきたのに
なぜ私は報われなかったのかと
あと1年でもいいから
和やかな雰囲気の中で働きたかったと
考えだすと止まらない



だから中山可穂を読んで
余計なことを考えないようにすることにした

タンゴがモチーフの
中山可穂らしい小説かと
最初は思った

違った



まだまだ読みはじめたばかり
ゆっくり読み進めるのが好きだし
今の職場への通勤時間では
読み終われないかな

P.S.
『長崎しぐれ坂』を見る予定の方
伊佐次の部屋の場面で
伊佐次と伊佐次の女 李花が
いい感じになったら
戸口にも要注意!

紅ゆずるへの弁解

2017年03月22日 | Memories of ZUKA
前に1度
紅ゆずるがトップにまでなるとは
思わなかったと書いた
それは何も演技を見たりしてのことではなくて
舞台メイクしてない時の
見た目の印象でのことだった
それも入団して数年の
まだまだ男役のヒナだった頃の印象だ





紅ゆずるのような顔立ちの人は
お目々ぱっちりの人に比べると
第一印象で少なからず
損をするんじゃないかと思う



湖月わたるトップ時代には
まだ本当に顔しか知らなかったけど
でも顔だけは知ってたんだから
やっぱり早くから
取り上げられてたのかな
今となっては記憶の彼方



いずれにせよ
私のそんな見当違いを鮮やかに裏切って
紅ゆずるはトップスターになった



何だかまるで
パーシー=スカーレット・ピンパーネル
そのもののようでもある



そういえば
『タカラヅカスペシャル2016』で
仲の良さそうなところを見せた朝夏まなとと
同期トップとして肩を並べる期間は
思ったほど長くなかったな



さて
昨日書いたような流れで
10年近く宝塚歌劇から離れてたと言ってもいい
元星組ファンの私
『王家に捧ぐ歌』の再演をきっかけに
宙組ファンとしてカムバックし
浮気のつもりが本気になった
雪組のファンにもなって
最近はキャトルレーヴに行くたびに
ちまちまと
雪組グッズを仕入れてる



『宝塚GRAPH』
欲しかった望海風斗&彩風咲奈カバーの
バックナンバーを見つけて開くと
『王家に捧ぐ歌』博多座公演の
記事が載ってた

そうだった
『王家に捧ぐ歌』は
昨年5月に一昨年と同じく宙組が
再演したばかりだった



私の中の再演されるとしたらシリーズ
珠城りょうラダメスの野望は砕けた
それに 考えたら『長崎しぐれ坂』で
湖月わたると同じ卯之助を演じるんだから
そうそう湖月わたるの後ばかり
追ってもいられないよね



大劇場にこれが置かれてた
博多座の『長崎しぐれ坂』に出演しない
もう半分の月組による公演

そっか
美弥るりかはこっちに主演するんだから
『長崎しぐれ坂』のらしゃ役は
朝美絢?



そしてやっぱり未来のラダメスは
月城かなとでどうかな?



あくまでも私の中の勝手な
"再演されるとしたら"なので
くれぐれもお間違えのないように

再演されるに絶好の時が来れば
きっとまた再演される
どの組のどのトップが演じるか
その時を楽しみに待ちたい

『スカーレット・ピンパーネル』を観劇した日
花のみちにジンチョウゲが咲いて
いい匂いを漂わせてた



白いモクレンも咲きはじめてる



クリスマスローズ



赤い花が気になる
『スカーレット・ピンパーネル』の帰り道
家路は遠い年輩18きっぷの旅



18きっぷヅカすると
行きはまあいいんだけど
帰りが怖い
寝ても冷めても
なかなか帰り着かない

そう思って油断していて
寝過ごしそうになった