日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

アナスタシア

2020年11月24日 | Memories of ZUKA
早過ぎず
遅過ぎずのタイミングで
めぐってきた観劇の日

宙組公演
『アナスタシア』

潤色・演出/稲葉太地



あらすじは何となく
頭に入ってなくもなかったけど
移動中に
相関図など見て
予習しようと思ってた
…が
あえなく爆睡

毎度のことながら
ぶっつけ本番観劇となった




配役表






ポートレート



左から

マリア皇太后
(アナスタシアの祖母)
アレクサンドラ皇后
(アナスタシアの母親)
マルファ



ポリーナ
ディミトリ
(悪事に手を染め生き延びてきた青年)
イポリトフ伯爵
(亡命を謀るロシア貴族)



レオポルド伯爵
(マリア皇太后の遠戚)
グレブ
(ボリシェヴィキの警視副総監)
ゴリンスキー
(グレブの上官)



グレゴリー伯爵
(亡命ロシア貴族)
警官
ヴラド
(ディミトリの相棒、落ちぶれ貴族)



警官
リリー
(マリア皇太后の侍女、ヴラドの元恋人)
ドーニャ



ミハイル
(ディミトリのかつての悪友)
セルゲイ/コンスタンチン
(ネヴァクラブのギャルソン
/ディミトリのかつての悪友)
イーゴリ
ディミトリのかつての悪友)



アレクセイ
(アナスタシアの弟)
ニコライⅡ世
(ロシア帝国ロマノフ朝の最後の皇帝、アナスタシアの父親)
アーニャ
(皇女アナスタシアによく似た記憶喪失の娘)


少女時代のアナスタシア



開演直前


第1幕の舞台は
ロシア









1906年
ロシア帝国ロマノフ朝の皇帝
ニコライⅡ世の末娘
アナスタシア
パリへと移住する
祖母・マリア皇太后との別れ

1917年
アナスタシア17歳
ボリシェヴィキによる
皇帝一家殺害

10年後
アナスタシアによく似た
記憶喪失の娘アーニャは
悪事に手を染め
動乱の時代を生き延びてきた
青年ディミトリと
落ちぶれ貴族のヴラドと共に
パリを目指すことに





皇帝一家を殺害した男を
父に持つグレブ

アーニャが
アナスタシアならば
銃殺せよとの命令を受け
3人を追う



追われ
乗っていた列車を飛び降り
歩いてパリへ向かう3人

はたして
無事パリに辿り着けるのか〜と
ドキドキしながら
見守った

第1幕ラストシーン
そしてついに
目の前に現れる…


幕間休憩中

1列で間隔を空けて並ぶので
トイレの列が長い







第2幕
開演直前



舞台は
パリへと移り







和希そら
as リリー
(マリア皇太后の侍女)



亡命ロシア人の集まる
"ネヴァクラブ"で
ノリノリ中



気高く美しい
星風まどか演じる
アーニャ

アーニャは
アナスタシアなのか…

観客的には
もう絶対そうでしょう
となってるわけだけど
なかなかそうはならない
もどかしい



キーアイテムは
オルゴール





今回ヒゲ姿の瑠風輝
ニコライⅡ世
実際に見ると
写真以上にかっこいい!

遥羽らら演じる
弟アレクセイも
小っちゃくてかわいい



フィナーレは
桜木みなとの歌に始まって
ロケット
真風涼帆×和希そら×娘役ダンス
男役群舞
男役×娘役ダンス
トップコンビのデュエットダンス
と続く





芹香斗亜が
今回は女役の男役
和希そらを
リフトする場面もあった

大丈夫かな



ああ
終わっちゃうのね〜
と迎えた
パレード








余韻にひたりながら
退場する人々の群れ

あと少し
もう少しだけ
ここにいたかった
中年の乙女心

BACK TO THE リアリティー



どの歌も良くて





登場シーンで
いきなり財布を掠め取り
悪いことして
生き延びてきた
ディミトリだけど



根はいいヤツ
少年がそのまま大人になったような
純粋な感じが伝わってきた
真風涼帆の歌声は
そんなディミトリに
ぴったりだった


録音演奏とあったのに
御崎恵氏が登場して
指揮棒を振った

ロビーでスタッフの方に
聞いたところ
演者に
"きっかけ"を
与えるためとのこと



ロマノフと聞いて
思い出すのは
先代宙組トップスター
朝夏まなとの退団公演
『神々の土地
〜ロマノフたちの黄昏〜』






『アナスタシア』に
ユスポフ宮殿なんてのが
出てきたりもする



トップ娘役不在の中
ヒロインは
伶美うららが演じた
大公妃イリナ



でも
フェリックス→ドミトリー
一途な片想いみたいな
男の友情も
見逃せなかった

ぎゅっと手を握るシーンに
キュンとなった
中年の乙女心



もう1人のヒロイン
皇女オリガを演じたのが
星風まどか





この2人
雰囲気
違いすぎるんじゃないかと
最初は
思ったりもしたけど



ぴたりと
お似合いのコンビに



そうそう
寿つかさ演じる
皇太后マリアは
『神々の土地』から続投





『アナスタシア』の
グレブはちょっと
『レ・ミゼラブル』の
ジャベールみたい

でも
一目で
アーニャに…



ミュージカルって
本当〜に
おもしろい!

さよなら
さよなら
さよなら…


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記事中の舞台写真は
ヅカホテルに展示中のもの





11月22日は
月組公演時と同じ
エリザベートの衣装が
展示されてました



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当ブログ
下手の長ブログを
少しでも簡潔にするため
敬称略となっております

上から目線チックで堪忍!

・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

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次回以降
宝塚歌劇の殿堂の様子を
お送りします




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