日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

ロックオペラ モーツァルト ライブ中継

2019年12月14日 | Memories of ZUKA
ようやく通常営業に
戻ったかと思えば
またまたヅカネタ

星組
東京建物BrilliaHall公演
『ロックオペラ モーツァルト』
ライブ中継





できれば
劇場で本当の生を観たかったけど
ライブ中継してくれるだけで
御の字

2017年
宙組東京国際フォーラム公演
『WEST SIDE STORY』も
してほしかったわぁ



星組新トップコンビ
礼真琴×舞空瞳への期待と
作品への期待
両方を胸にスクリーンの前に座った

ちなみに
もう10年以上も前
井上芳雄主演
ウィーン版『モーツァルト!』を
チケット買って観に行かなかった

今回はフランス版だけど
ぜひ観たかった



『GOD OF STARS -食聖-』に続いて
共演2作目の2人は
既に息ぴったりという印象

どこか似た者同士の
ヴォルフガングとコンスタンツェを
素晴らしい歌声とともに演じた



初々しい2人とは対照的に
冒頭から
モーツァルトの才能への
黒く渦巻く嫉妬心を
歌い上げるサリエリ
(専科 凪七瑠海)

たとえ
モーツァルトが死んでも
そのメロディーは
未来永劫に愛され続ける

サリエリの苦悩には終わりがないと
観てるこちらも苦しくなる

でも最後は
音楽に勝ちも負けもないと
モーツァルトに気づかされ…



父と同じ宮廷音楽家の職には
おさまりきれないモーツァルト
パワハラ上司コロレド大司教のもとを
飛び出しての就活の旅
才能に溢れていながら
なかなか思うような職に就けない日々

稀代の天才音楽家の物語なのに
なぜか共感できちゃうという妙

プログラムによると
演出家の石田昌也氏は
父レオポルト&
息子ヴォルフガング&
その姉ナンネールを
『巨人の星』の
星一徹&飛雄馬&明子姉さん
だと感じたとのこと



ウィーン国立劇場支配人
ローゼンベルグを演じる
紫藤りゅう

サリエリの弟子でありながら
モーツァルトに入れ込む
ジュースマイヤを演じる
極美慎

この公演を最後に
紫藤りゅうは
宙組へ組替え

何となく
2個1っぽかった2人
フィナーレで
並んで踊る姿が印象に残った



同じくフィナーレの
礼真琴を中心にしての
キレッキレの群舞
かっこ良かった〜

まこっつぁん
演技も歌もダンスも
三拍子揃って抜群だから
抜きどころがなくて
頑張り過ぎてしまわないか
それだけが心配
中年の乙女心



ね!
ぐでさん